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ゴールデンウィークも後半に入った。しかし昨日は折角の雨。とは言え私にとっては完全休養日であったので外出はした。雨と言えばやっぱりショッピングセンターかも知れない。お隣の町の施設に出かけたのだが、駐車場は一杯、だれしも考える事は同じである。そして我が町のお祭りは昨日からスタートし三日間繰り広げられるが何と言ってもメインは最終の子供の日、五月五日である。宇部新川市祭りという。
毎年出かけているが、仕事で出来ない時もあった。しかし今年は運良く出られそうだ。天気予報も良さそうで、上々である。五月五日と言えば新婚旅行を思い出す。五月の連休を利用しての事だった。四月の下旬に式を終えて旅行までは時間があったのでしばらく夫婦で過ごした。その後連休に入ったので少し長めの旅行をいただいたのだ。 今話題の阿蘇地方を中心に行ったのだが、博多にも立ち寄った。その時丁度博多どんたくとぶつかり、私は初めてだったからその盛大さにびっくりしたものだった。とにかく人の数が多くて、街は人で溢れていた。まるで人間で出来た大きな波がうねっているような感じに見えた。それほどの賑わいだったのだ。その後もう三十年以上も経つが、以降は一度もその日には福岡は訪れていない。 その年のゲストは「あのねのね」であって、当時は大変な人気者だったと思う。しかし私も一目彼らを見たかったのだが、とにかく人の多さに圧倒され、その会場まで行きつけなかった。それほどの人出だったのである。昨日夕方テレビでその様子を流していたのだが、今年のゲストは水谷千重子、女芸人の友近であるが、彼女が出ていたようだった。その様子を見て私たちの新婚旅行を思い出したのだ。 とにかくその旅の想い出は、あまりのその人出の多さで私たちははぐれてしまった。新婚旅行ではぐれるのなんて前代未聞かも知れないが、当時の私としては冗談では無く、気が気では無かった。しかし面白い事に、あんなに多くの人が集まっている中、私が休憩にと入った博多駅内にあった喫茶店で妻も先に一休みしていたのだった。何となく後ろを振り返れば彼女の姿が目に入り、私の方が先に見つけた。ホッとした瞬間であった。 よく考えればこんなに面白くエキサイティングなお祭りである。なぜ私たちは新婚旅行以来一度も行かなかったのだろうと不思議に思う。若い頃はエネルギーがあるにもかかわらず、意外にそのような事は多いのではないかと思う。それはやっぱり心に余裕が無いからである。子育て、仕事、家事・・・・何から何まで初めての事ばかり。若い身にとっては、余裕も出来ないのは仕方ない事かも知れない。 だから人生は気付いた時がその時なのである。子育て中だろうが、仕事に圧し潰されている最中だろうが、色々な交際に気を使おうが、それでもやっぱり心には余裕が必要だし、平静な穏やかな心は大切なのである。世の中で一番強いのは静かな落ち着いた心だと今なら思うのである。 |
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