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ティム・ハーディンを知ったのは、ニコのアルバムへの参加を知ってからです。
当時は、いわゆるグリニッジ・ヴィレッジ絡みのフォーク・シンガーなんかの知識も乏しかったのですが、ただ彼がウォホールのファクトリーに出入りしているという事実を知った時はちょっとだけ気分が高揚しました。
彼の作品はいろんなルーツを消化したロックという範疇で語るのが一番ぴったりくる気がします。
彼の声が好きですね。
そして、曲調についても非常に独特の美しさがあります。
フレッド・ニールのような黒さが無いかわりに、時折見せる艶っぽさが非常にセクシーで、あのほろ苦さがとても好みです。
ジャズへの接近を強める3rd以降も重要な作品はあるかと思いますが、素朴な中にも個性が光る1st、2ndの魅力は捨て難いですね(写真はその2作をカップリングしたお得な2 in 1です)。
個人的には、「Part Of The Wind」がフェイヴァリットです。
この曲のほのかな哀愁としか言いようが無い、さりげなさ、センチメンタリズムみたいなところがたまんないですね。
勿論、「Reason to Believe」も同レベルで素晴らしいんですが、「Part Of The Wind」はそれを若干上回るかなぁ。。。
ブルースをモチーフにした曲なんかでも、例えば「Ain't Gonna Do Without」あたりのバッキングは、決してテクニカルなことは一切やっていないんですが、60年代ロックを語る上で外せないトミー・タッカーの定番「ハイヒール・スニーカーズ」のビートをそのまんま土台にしています。
ティムのバックビートを強調したストロークに、彼のこの曲への愛着の深さを強く感じますね。
2ndの方では、やはりお馴染み「If I Were A Carpenter」の完成度、聴き込むほどにモーダルな魅力も沁み込んできます。
他にも、「Misty Roses」や「Red Balloon」など魅力的な曲が一気に聴けるこの2 in 1はお得です(笑)。
そうそう、2ndラストを飾るハンク・ウィリアムスへのトリビュート、まさにその名も「Tribute to Hank Williams」が沁みます。
1980年12月8日と言えば、ジョン・レノンが凶弾に倒れた日。
でも、その約20日後にティム・ハーディンも心臓麻痺で死亡してます。
決してヤワな感じはしません。
セクシーなカッコいい男だったんだろう、と思います。
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一枚も持ってないので、聴いて見たいですね^^。
カバーされてることも多い人ですよね^^。
2008/4/4(金) 午後 8:33 [ たこは ]
こんばんは。私はかなりかたよった聞き方をしてるんで、知らない人ばかりです。汗。なんとなく文中にでてくるミュージシャンで有名すぎる人のみ知ってますね〜。勉強不足ですいません。
2008/4/4(金) 午後 9:28
ティム・ハーディンは名前やジャケットをよく目にしてたので気にはなっていた人物なのですが未聴です。
2in1で出てるのなら買ってみてもいいかな(笑)。今度探してみます。
2008/4/5(土) 午前 1:29
おお、確かにニコの1stのラストナンバーのクレジットが
ティムになってます。気がつきませんでした。
その「Eulogy to Lenny Bruce」も恐ろしいくらいニコにマッチした曲ですね。
2008/4/5(土) 午前 4:09
ティム・ハーディンは『1』と『2』を持っています。それぞれ「Misty Roses」「If I Were A Carpenter」の原曲が聴きたくて購入したのですが、この2枚が2in1になっているのは知りませんでした〜(笑)。
2008/4/5(土) 午前 8:41 [ furu_beat ]
ティム・ハーディンのヴァーヴ盤は一時えらく高騰してましたが、今年はじめにイッキに紙ジャケ盤でリイシューされたと思ったらもう品薄状態になってますね。良いアルバムが多いんですが、また値が上がってしまって、マニアの手中に落ちてしまうようになるのは忍びないす。健全に聴けるようになるといいんですけどね。
2008/4/5(土) 午前 10:01 [ - ]
iukusoさん、こんばんは!きっと気に入ると思いますよ。ブルースやジャズの影響がある人ですが、独特の美学みたいなものを持っているアーティストだと思うんですよ。オルタナっぽいフォーク、と言えます。
2008/4/6(日) 午前 1:25
runtaさん、いつもありがとうございます。私が紹介した音源、もし頭の隅にでも残っていて今後聴く機会があればとても嬉しいです。runtaさんのお好きな音源もこれから出てくることを自分でも期待してます(笑)。
2008/4/6(日) 午前 1:29
おいどんさん、毎度です!
おいどんさんにも是非お勧めいたします。記事で採り上げたのは基本ではありますが、彼の3rd以降には刺激的なものも多いです。ジャズもアシッドも、あるいはサイケにも通ずるクセになるような、麻薬的な魅力があります。
2008/4/6(日) 午前 1:32
かなかなさん、さすが、ニコの音源まで確認頂いて嬉しいですね。ニコの方はいずれ採り上げようと思ってます。
「Eulogy to Lenny Bruce」のメロディにも微妙にジャジーなエッセンスと、ティムならではの“孤高の美しさ”みたいなもんがあって胸を打ちますね。素晴らしいですよ、ほんと。
2008/4/6(日) 午前 1:37
furu_beatさんも恐らくお持ちだろうな思ってました(笑)。
アルバムジャケという点では単独アルバムで2ndは捨てがたいんですけどね(笑)。「If I Were A Carpenter」はランブリン・ジャック・エリオットなんかのヴァージョンも好きなんですよ。
2008/4/6(日) 午前 1:42
マクシィさん、ティム・ハーディンは絶対オリジナルのアナログで欲しいんですけど、持っていないんですよ。。。全部CDなんですよ(汗)。
正統派のフォークファンが彼のことをどう評価するのか興味があるんですよ。私にとっては、ルー・リードもティム・ハーディンも同じような匂いを感じるんですよ。あっぱティム・ハーディンって、やっぱ私にはものすごく魅力的な男なんですよね。。。マニアがいるんですよね。そういう意味ではジョン・ケイルなんかと同じようなダンディズムも感じます。
2008/4/6(日) 午前 1:47
↑文中、“あっぱ”ってなってますが、“やっぱ”の間違いです(笑)。
2008/4/6(日) 午前 1:48