|
ザディゴといえば、ご存知クリフトン・シェニエです。
50年代の音源を集めたこのスペシャルティ盤は基本中の基本です。それ以降のも悪くないですが、泥臭さとダンサブルな味がたまらなく魅力的です。
これまで、ルイジアナ系はエクセロのスリム・ハーポ、ライトニン・スリムなんかを採り上げてきましたが、このクリフトン・シェニエの名盤『Bayou Blues』も外すわけにはいきません(笑)。
フランス系移民のケイジャン・ミュージックとブルース/R&Bが融合し、誕生したザディゴ。
メイン楽器がアコーディオンということで、ギターやピアノのブルーズと比べて異色な感じもしますが、恐るべき泥臭いダンス・ミュージックに仕上がってます。
よくよく考えると、アコーディオンって楽器だからこそ、鍵盤とブルーズハープを足したような実に粘っこいリズムとメロディの演奏が可能となるのだ、という事実がまざまざと思い知らされますね。
勿論、バンドには後にブレイクするフィリップ・ウォーカーやロンサム・サンダウンなんかも参加しているわけですが。
シャッフル・ビートが最高のノリで、クリフトン・シェニエのヴォーカルがカッコいい。
初めて聴いた時、アコーディオンなんかよりもシェニエの声に参りましたね。
「The Things I Did For You」や「Eh, Petite Fille」なんかの熱唱は、ザディゴというカテゴリー以上にブルーズ、R&Bの魅力を凝縮したような素晴らしさがあります。
1発目「Boppin' The Rock」のインストナンバーから最高なんですけどね。
一気に聴ける名盤です。
ワイルドですノリが、実に!素晴らしい!
|
スパイクスさん書いてあるように、アコーディオンて、ときにハープのようでもあり、ときにオルガンのようでもありますよね。
どちらも好きな楽器なんで一石二鳥で聴いてたとこもあります(笑)。
でも、やっぱシェニエのクリオール訛りのヴォーカルがたまらんとこでしょうね。
2008/4/14(月) 午後 9:22 [ - ]
最初、ザディゴの意味を知った時、音を聴く前は狭義の意味でのワールドミュージック的な軽さをイメージしてましたので、クリフトン・シェニエの声を聴いた時、衝撃を受けましたね。なんてワイルドなんだろう!っていう。。。
味でもあり、強烈な個性でもあるクレオール訛りもこのアルバムはまだいい方だっていいますよね(笑)。
でも、こういうザディゴを考えるとき、あるいは今までもちょっと紹介しているアパラチアのブラック&ホワイトな音楽に想いを馳せるとき、アメリカって国はフランスもアイルランドも、ヨーロッパルーツの音楽も相当に飲み込んできたわけで、ただただすごいの一言です。。。なんて、真面目なコメントしちゃいました(笑)。
2008/4/15(火) 午前 2:09
アメリカ・・・デカ過ぎですよね。(笑)
あれだけの多民族、多文化を抱え込んで国家として成立ってるってのは脅威としか言いようがないす。しかし、ゆえに歪みが生じているのもまた事実だとは思いますけど。
2008/4/15(火) 午後 7:50 [ - ]
音楽の場合でも時代のトレンドが一色に染まりやすいイギリスと比べて(あくまでも大雑把に見てですけど)、一方のアメリカの場合は、エリアごとの特性とか、保守的な音と革新的なものとかが共存していく度合いが強い気がしますね。。。。まぁ、連続していると言うべきかも(笑)。
2008/4/15(火) 午後 10:33
名前は知ってても、聴いた事はありませんでした。ていうか、ケイジャン-ザディコはまったくの門外漢です。テックス・メックスはほんの少しかじった事あるんですけどね。フラーコ・ヒメネスとか、ドラマーじゃないほうのスティーヴ・ジョーダンとか。もちろんライ・クーダーの影響です。
クリフトン・シェニエ、またウィッシュリストが増えました。
2008/4/16(水) 午後 2:14 [ davidwatts0420 ]
デイヴィッドさん、いつもありがとうございます。
私もザディゴ詳しいわけじゃないんですが、クリフトン・シェニエはとてもいいと思います。
私の場合、ギターサウンドに偏りがちなとこあるんですが、クリフトン・シェニエのようなアコーディオンとか、以前ご紹介したプロフェッサー・ロングヘアのピアノみたいな他楽器のブルースは独特のテイストがあって好きなんですよ。
でも、カッコいいってのがポイントです。
あと、私もライ・クーダー経由では聴きますが、テックス・メックスの方はあまり知らないんです。。。(汗)。
2008/4/16(水) 午後 5:23