Acoustic Troubadour

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Off The Hook

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メシ喰うな!/ INU

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フリクションの恒松とこのINUの北田のギターは最高です。
両者共に、トム・ヴァーレインに匹敵すると言いますか、是非組ませたい(組ませたかった)ギタリストですね。
そして、いつ見ても麗しいクール・ビューティ、西川成子の唸りまくるベース。
私はルックスも含めてキム・ゴードンよりも西川成子の方が断然カッコいい存在だと思っています。

なんだか説明するのも馬鹿らしい、名盤。
80年代的な疾走感+メロディが、この時代に10代だった私にはささりまくります。
このアルバムがなんでこれまで支持されるのかというと、その理由は単純明快で、内容が良いからです(笑)。
町田の歌詞は素晴らしく、なんちゅうかその。。。概念を凝縮したような「単語」も多用してはいますが、彼がまだ10代だったことを考えれば、いい意味で青っぽさがあって好きです。


何年か前に高円寺を歩いていたら、偶然すれ違ったことがあったのですが、相変わらず美しいお顔でした。

北田のギターはロバート・クワインやトム・ヴァーレインに匹敵すると思います。
INUのこのアルバムって、いつもNYパンク寄りのテイストが強いように思うんですよね。
ただ、唯一ラストの「気い狂て」なんて、ストーンズで言えば『Exile On Mainstreet』の「Soul Survivour」みたいなもんですね。
日本語とリズムの乗せ方が素晴らしいです。

どの曲もセンチメンタルな気分になりますよ。
パンクというか、日本語ロックの中の名盤の1つなのは間違いないと思います。

Golden Hits/The Drifters

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やっぱ、“ゴールデン”って言葉に弱いんです。
土曜の夜8時、私世代前後の子供達の多くがテレビの前に座って共有したビッグなエンタテイメント、「8時だョ、全員集合!」。
親やPTAはあの下品なギャグに良い顔をしませんでしたが。。。月曜のクラスの話題についてくためには絶対に押さえなければいけない番組でした。

こうやって東京で20何年も仕事するようになっても、ふとした会話から同世代の人物とこの70年代のドリフ体験が共有できたりします。
これって凄いことのような気がします。。。仕事に結びつくとは限りませんが(笑)
あの頃、全国何千万?の子供たちが、8時になるとテレビの前に座って、その内の30〜40%(※推定値)はそのまま9時からの「キイハンター」にまで移行したであろうという(笑)。

ドリフターズの哀しさは、加藤茶から志村けんにグループのイニシアティヴが移り始めるあたりの微妙な過渡期にありましたね。
子供ながらに加藤茶から志村の時代への移ろい?を感じていたことですね(笑)。
体は志村のギャグに反応しながらも、ギャグが虚しく力を失いつつあるカトちゃんへの義理立てみたいな感じです。。。「大丈夫だよ、ボクはカトちゃんを応援するよ」と決心してました。


さて、本家ドリフターズのゴールデンヒッツです。
しつこいですが、やっぱ、“ゴールデン”が好きなんです(笑)。。。インタラクティヴやサイバーやアーバンなんて言葉じゃなく、ゴールデンやデラックスという語に弱いっす(笑)。

このグループ、ご存知のようにメンバーチェンジが激しく、リードヴォーカルもクライド・マクファクター、ジョニー・ムーア、ベン・E・キング、ルディ・ルイスと来て、最後に再びジョニー・ムーアが復帰するという。

ジャケも最高な写真の『Golden Hits』は、そういう意味ではベン・E・キング以降のドリフなわけですが、一般的にはここからがドリフターズってことになるんでしょう。
その前のクライド、ジョニーの前2代ヴォーカル期はヒットらしきものが少ないので。。。ただ、すごいのはベン・E・キング期のラインナップは、ファイヴ・クラウンズという別グループをそのままごっそり、「ドリフターズ」ブランドに移行させているってとこですね(笑)。

アルバムトップの「There Goes My Baby」から「I Count The Tears」までの6曲がベンのヴォーカル、7〜9曲目までの3曲「Some Kind Of Wonderful」、「Up On The Roof」、「On Broadway」がルディ・ルイス期です。
ソロ・アーティストに転向したベン・E・キングの後釜に収まったのが、ルディなわけですが、このルディが交通事故死してしまうという不運があり、ドリフももはや。。。という窮地を救ったのが、なんと2代目ヴォーカリストのジョニー・ムーアの復帰です。
しかも、お馴染み「渚のボードウォーク」のヒットなどジョニー復帰後もしばらく黄金時代が続くという。。。

これって、言ってみれば人気絶頂の志村けんがソロで抜け、力の衰えた加藤茶を助けるべく、荒井注が復帰するようなものなのかも(爆)。

ベン時代の曲も爽やかさと荒っぽさが微妙にマッチしたポップなナンバーが魅力的ですが、個人的にはドリフの60年代前半までを支えたルディ期が好きだったりします。
リーバー&ストーラーの曲、そして何といってもゴフィン&キングの曲提供なんて、やっぱ作品のクオリティが素晴らしいです。
私は、「Up On The Roof」が特に好きでして、キャロル・キングがドリフターズのために書き下ろした名曲です(ちなみに、ローラ・ニーロの素晴らしいヴァージョンもあります)。
リズムギターも実に渋いバッキングをキメてくれていて、メロディもサウンドも素晴らしいです。
ちなみに「On Broadway」も素晴らしいですが、渋い間奏ギターを弾いているのはフィル・スペクターです。

“ゴールデンな”ベスト盤なんでどれもポップなのですが、事故死したルディのヴォーカルの声が一際沁みたりもします。

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頭脳警察セカンド

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ヘッセの小説を最初に読んだのは、高校生頃でたぶん「デミアン」だったと思います。
悪魔的な(=デーモン、デミアン)転校生と主人公の“ぼく”を中心に展開する話で、当時の私としては、邪悪なものと善とのどちらも含んだ世の中の、あるいは人間の心の揺れというものに深く共感した記憶があります。
その後触れた、例えばカフカやカミュにしても、サルトルにしても、あるいはセリーヌにしても、不条理なもの、汚物と決め付けられているもの、に対してまずは“見つめること”を重視する癖がついた(ついてしまった?!)感じがします。

ロックの歌詞がすごいなどとは思いませんが、ガラクタのようなものの中にも感じるものがいくつかある時に、このポップソングの価値を改めて再認識できます。
逆に、何て素晴らしいメロディと、タイトルのフィーリングなんだろう、と思っていた歌詞がかなり限定的だったり、散文的過ぎてがっかりすることもあります。
政治性なんかの歌詞も良いものとそうでないものに分かれる気がします。

頭脳警察が特に好きなわけではありませんが(なぜなのだろう。。。私が九州出身で西日本の土着的なところの出身だからなのか、粘膜的なレベルでの共鳴が得られないような)気がするんですよね。
つまり、概念的過ぎるからなのかぁと思っていますけど。
ただ、ヘルマン・ヘッセの原詩“Leb wohl,Frau Welt”(第二次大戦中に書いた反戦詩)を訳した「さようなら世界夫人よ」という曲が好きで、同曲が収録された彼らの2ndを持っています。
切迫したハードエッジな「銃をとれ!」〜「さようなら世界夫人よ」の冒頭の流れは非常に好きですね。


「さようなら世界夫人よ」


世界はガラクタの中に横たわり
かつてはとても愛していたのに
今僕等にとって死神はもはや
それほど恐ろしくはないさ

さようなら世界夫人よ  さあまた
若くつやつやと身を飾れ

僕等は君の泣き声と君の笑い声にはもう飽きた
世界は僕等に愛と涙を
絶え間なく与えつづけてくれた
でも僕等は君の魔法には
もう夢など持っちゃいない

さようなら世界夫人よ さあまた
若くつやつやと身を飾れ

僕等は君の泣き声と君の笑い声にはもう飽きた



切ないコード進行で歌われるこの歌詞、なんと言っても「世界夫人」という表現がインパクトあります。
厳密な訳詩なのかどうか分かりませんが、パンタがこれをチョイスしたセンスは流石なもんがあると思います。
不自然さと俗っぽさがありながら、心に刻まれる優しさもあるような、世界夫人という言葉。
善なのか、悪なのか、その全てを包み込むようなものを感じます。

パンタの不安定な歌い方は決して好きではありませんが、「感じる」ことができる曲なのでとても好きです。

ただ、何のトライもせずに、何も見ようとせずに、「日本語のロックはダメだ」とか決め付けている人の500万倍偉いと思いますけどね。

The Coasters

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ライノから出ているコースターズのコストパフォーマンスの高い2枚組です。
50曲超えのボリュームに圧倒されますが、冒頭からかけっ放しにしても不思議と飽きない魅力があります。
全米1位!の「Yakety Yak」あたりのノベルティソングも含め正統派ドゥワップ〜コーラスグループとは違うテイストはあるんですが、リーバー&ストーラーの楽曲の良さと何と言っても力強さが“カッコいい”です。
よくお笑いバンドが実はめっちゃバカテクだったりするように(笑)、連中が発散する余裕のポテンシャルが魅力です。

分かっていても「Poison Ivy」、「I'm A Hog For You」あたりにはぶるっときますね。「Searchin’」、「Young Blood」、「Shoppin' For Clothes」、「Little Egypt (Ying-Yang)」もやはりいい曲です。
そうそう、アルヴィン・ヤングブラッドの「Down Home Girl」も個人的には好きですし。
メンバーの佇まい、面構えも非常に好みです。

ロックンロールのパワフルさを持っているとこが最大の魅力かもしれません。
そこにキング・カーティスのサックスが加わるとこりゃまた何ともいえぬカッコよさが出てきます。

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当ブログ2度目の登場のトゥーサンです。
皆さんもご存知でしょうが、どの曲も非常に優れている密度の高い名盤で私も昔から愛聴しております。

最初に彼のことを知ったのはストーンズ絡みでした。
彼がベニー・スペルマンに提供しストーンズもカヴァーした「Fortune Teller」でしたね。
そのクレジットに記してあったナオミ・ネヴィルというペンネームで知ったのがきっかけだったはず(The Whoもやってますね)。
なぬ?!女か、こいつは?!と思ったりもしました(笑)。
10代の頃にこの曲の歌詞のストーリー性に心打たれましたが(若かったこともあり、笑)、彼がニューオーリンズ・サウンドの大御所だと知ったのはしばらく経ってからでした。
後はミーターズなんかを聴くようになってから強く意識するようになったという次第。。。うむ、健全なプロセスですね(笑)。

さて、『From a Whisper to a Scream』。
まぁ、いろんなところで既に書かれているとは思いますが、やっぱ細野晴臣への影響を感じさせる声とメロディ、サウンドプロダクションがとにかく最高です。
「Chokin' Kind」、「Sweet Touch of Love」…他も全部、どの曲もメロディが素晴らしくほんと名盤だと思います。

ちなみに、私はインストの「Number Nine」なんかも好きです。

コステロとのコラボのヤツは未聴です(汗)。

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