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聞き手:あなたのご研究は病院、監獄といったものをとりあげ、強制収容所さながらの円環的に閉ざされた
世界を中心に展開されていますが、こういうテーマを選ばれたのはなぜですか?
フーコー:私の印象ですが、19世紀、そして20世紀初頭になってさえもまだ、政治権力の問題は主として
国家とかその中枢機関といった観点から提起されていました。
まあそうした中枢機関が出来上がったのが19世紀ですからそれももっともな話です。
当時はまだそれも真新しく、人目につきやすく、重要なものとして人々の上に重くのしかかっていたし、
人々もそれと戦っていたんですからね。その後になってーーファシズム、スターリニズムというーー
大きな2つの経験を通して分かったことは、国家機関より下層の別の次元に、それとある程度独立した
形の大きな権力装置が存在し、それが常に衰えることなく凄まじい力を及ぼし続けていること、そしてその装置がーー
少なくとも司法機関や軍隊といった国家の中枢機関と同程度にはーー
社会体を堅固で安定したものに維持していることでした。
そこで私はこうした暗々裏の権力、見えざる権力、知や厚生を司る諸施設と結びついた権力の分析に興味を持つように
なったんです。教育や医療や精神医学における権力の仕掛けは一体どうなっているのか?
それに関心があるのは私だけとは思いません。あの1968年当時の大きな社会運動にしても、みなこの種の権力への
反抗の形をとったものでしたから。
<コメント>
ミシェル・フーコーはフランスの哲学者であり、精神病と言われ、最終的に自殺しました。
であるから、ぼくは、彼も「集団ストーカーの本場、ヨーロッパ」で集団ストーカーされていたものとみなしています。
ぼくが思うに、フーコーが「見えない権力」の存在に気づいていながらその真相に近づけなかったのは
キリスト教を正義と信じていたがためと推測しています。
人が見えない「心」を知覚した瞬間から犯罪史は次の段階「次世代の悪」へジャンプアップしました。
第三者の目を意識しながら善人を装い、悪を働く技術のことですが、1000年もの歴史がありながら
世界中の誰もがいまだにこの「次世代の悪」の存在を認識できていません。
まあ、その理由は説明しなくても分かると思いますが…
この次世代の悪はキリスト教と共に発展してきました。
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