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「黒澤明VSハリウッド」より
”現場スタッフはその日ステージに現れた黒澤に対して仕事を混乱させたことへの謝罪を要求する。
青柳が黒澤の前でその要求書を読み上げる場にエルモとスタンリーも同席。
青柳の通訳内容に不安を感じ始めたエルモはFOX日本支社の中曽根を伴う。黒澤は謝罪を拒否し宿に引き上げる。
エルモとスタンリーは現場スタッフ及び7人の助監督から黒澤についての話を聞く。
スタッフは口々に不平を語った。「黒澤監督は正常ではない。撮影と無関係の要求が多い。軍隊式の敬礼強要、
夏服事件、キャメラに映らない部分までセットの建て込みを要求する。スタッフジャンパーを着ていなかったことを
理由に現場スタッフを追放する」等々。
エルモは現場スタッフに黒澤が落ち着くまで撮影を休んではどうかと提案するが、スタッフは黒澤に断固謝罪を要求する。
結局スタッフはストに突入してしまう。
その日の午後、昨夜宿で黒澤を診察するはずの医師が京大付属病院で黒澤を待つが黒澤は約束を破り現れない。
その日の深夜、撮影現場がFOX側に要求したとおりきちんと警備されているかどうかを試すべく
黒澤と監督補佐の松江の両名はステージを見回る。ガードマンがいないと見て取った黒澤は、松江に撮影所の窓ガラスを
割らせる。しかし、何の反応もないことに腹を立てた2人は太秦署に自首する。”
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