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”あまりに内気で誰にも相手にされなかったダーガーがひっそりとこの世を去った時、部屋を片付けようとした家主は
驚くべきものを発見した。誰にも知られること無く、60年間に渡って創作し続けられた1万5千枚を超える小説と戦慄の絵物語、
「非現実の王国で(非現実の王国として知られる地に於けるヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因する
グランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語)」だった。”
”彼が勤め先の病院で皿洗いをしている姿や教会のミサに参列している姿を見かけたとしたら
こんな男のことなど気にも留めなかっただろう。
片足を引きづる、うすよごれた老いぼれだ。ひび割れためがねをテープで止めくるぶしまで届く長い軍用コートを着た男。
孤独で人見知りをし、ひきこもりがちな男。彼は他人との接触を避けていた。相手の目を見ることなんてできなかった。
ダーガーの生存中、彼の部屋にう足を踏み入れた者はほとんどいない。ひとりぼっちで自分の殻に閉じこもっていた。
成人してからというもの、友人は無く、訪ねてくる人もいなかった。”
<コメント>
ダーガーは幼少期に対人恐怖にされ、成人してからは集団ストーカーされていただろう。
キリスト教徒は口では仲良くしようと言っていても本質的に仲良くしようという気が無いので頭にくるのも当然だろう。
人類は「仲良し」を演じることしかできないのだ。
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ヘンリー・ダーガー
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”「慈悲深き聖母の伝道団」に暮らしながら彼は地元の公立学校に通っており、なかなか頭が良かったようである。
南北戦争の歴史に興味を持ち、各地の戦闘における死傷者数について教師と論争している。
しかしこの時期、危惧すべき病的兆候が現れ始めた。「ちょっと変だ。口や鼻、のどが奇妙な音を立て、他の子供たちに嫌がられる」
とある。そして「キチガイ」というあだ名をつけられたのもこの施設に暮らしている時だった。更にいちぢるしい感情障害の兆候があった
に違いなく、一連の医学的検査を受けたあと、ヘンリーは知的障害児の施設に移された。
イリノイ州リンカーンという小さな町の近くにあるこの施設で約7年間を過ごすことになったのだが、彼は精神遅滞ではなかった。”
”その後、50年以上、シカゴ市内にあるあちこちの病院で社会の最下層の仕事を続けることになるのだが、悲しいことに
「キチガイ」という名前はここにもついて回る。勤める先々でそう見られていたということだろう。彼の外見や立ち居振る舞い
他人と人間関係をうまく結べないことが彼を「変わっている」と印象付けたに違いない。”
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