Ashley事件から生命倫理を考える

世の中は想像していたより、はるかにコワイ・・・

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昨年2009年1年間にオランダで安楽死によって死んだ人は、2636人。
その8割は、医師の処方した致死薬を使って自宅で死んだ人。

08年は2331人で、13%増。
なお、08年は07年より10%増だった。

2003年、法制化の翌年は、1815人だった。

オランダ政府の安楽死監視委員会のJan Suyver氏は
増加の理由を安楽死のタブーがなくなったことと
医師が報告する件数が増えたためだと語っているが、

オランダの医師が法の勝手な拡大解釈で
患者の求めに応じて安易な安楽死を実施したり、
同意する能力を欠いた人を殺しているのではないかとの批判も以前から出ている。

一方、安楽死に反対する団体は
安楽死合法化以後の8年間でオランダの緩和ケアが崩壊したことに要因があるとみる。

合法化法案の議会通過を主導した前保健相のDr. Els Borstは、去年12月、
安楽死が実質的に緩和ケアを崩壊させていることを遺憾に思うと語った。

保健省は08年の安楽死件数の増加を受け、
同法の実施状況について調査に乗り出した。
その結果は今月末にも発表されることになっている。



同じく合法化されているベルギーの実態調査の結果は先月、公開されました。
詳細はこちらのエントリーに。



「『尊厳死法制化』を考える」報告書を読む(2010/5/6)
(去年12月のシンポで日本尊厳死協会理事長の井形氏がオランダとベルギーの例に触れ、
合法化は人権尊重だと主張しています)

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