Ashley事件から生命倫理を考える

世の中は想像していたより、はるかにコワイ・・・

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メイヨー・クリニック他の研究により、
ガーナの新生児でロタ・ウイルス・ワクチンに60%の効果があることが分かった、
というニュースが出てきているのだけれど、

現在、ロタ・ウィルス・ワクチンの接種は生後2カ月からとされていて、
先進国では2度の摂取が有効とされているが、それでは
生後2カ月未満の新生児への保護になっていないとの懸念も出ている。

そこで今回のガーナの研究では
最も貧しい2つの地域で998人の新生児を
ランダム二重盲検プラシーボ対象試験の対象として選び、
初回を生後29日で経口接種、2回目を生後60日で接種。

その結果、効果と安全性と免疫獲得が明らかになった、と。



このニュースで思い出したのは、
こちらのエントリーで紹介した
The Body Hunters: Testing New Drugs on the World’s Poorest Patients”という本の内容。

簡単に言えば、この本が指摘しているのは以下。

欧米先進国で製薬会社に対する不信が高まり、
募っても治験に参加してくれる人がいなくなった。
それでも新薬への期待もマーケットも大きい。
そこでビッグ・ファーマがこぞって貧しい途上国に治験の場を移し、
医療アクセスの不備と貧困とで治療を受けられない病人の弱みに付け込んで、
世界で最も貧しい人たちをモルモット代わりに使っている。
先進国でならあり得ないような非人道的なやり方で。


「途上国にワクチンを」とは
まさか「途上国にワクチンを届けて、
先進国ではできない治験を」の意図だった……なんてことは――??

「ナイロビの蜂」という映画もあったし、
当ブログが拾った、こんなニュースもある ↓


また、こういうことにもつながる問題でもありそうで ↓
MGH、重症脳尊重患者への同意なき臨床実験に参加か(2013/6/18)

「科学とテクノのネオリベラリズム」書庫の記事一覧

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