Ashley事件から生命倫理を考える

世の中は想像していたより、はるかにコワイ・・・

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優れた終末期ケアの手順書として日本でも採用されているリヴァプール・ケア・パスウェイ(LCP)が
高齢者を機会的に消極的安楽死へと導くツールと化しているとして
英国でここ数年問題となり、ついには保健省が調査に乗り出した流れについては
以下のエントリーで追いかけてきましたが、



以下の報道によると、
エジンバラで開催された英国医師会(BMS)会議で
LCPの理念の意義は再確認されたものの、
適用方法には問題がある、と。

指摘された問題点としては、

・一旦LCPの対象となると、
 再評価もないまま何週間もLCPが続行されている。

・患者がLCP適用となったことを
 家族が知らされていない。

・患者がLCPになったことを
 時には医師も知らされていない。

・チェックリスト文化が、機械的な思考につながっている。

・LCP対応になった患者の人数に応じて病院に報酬が支払われる
 金銭的なインセンティブが設けられている。

・その結果、患者と家族の間に、
 LCPを死への一方的なパスウェイ(細道)だという恐れが生じ、
 終末期医療そのものへの不信を招いている。

英国医師会は
医療職に向けてLCPの適切な用い方の研修が必要であること、
NHSの数値目標とインセンティブの廃止を求めることを決議。

自殺幇助合法化に一貫して反対してきた議員で、
緩和ケア医、次期BMA会長でもあるIlora Finlay氏は、

LCP対応となった患者の中にも
3%程度、症状が改善するケースがあるのに、
パスウェイという単語を含むLCPという呼称の
一方通行というイメージに患者も家族も怯えてしまっているので、
この呼称はやめた方が良い、と。




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