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ケンブリッジ大からカナダのウエスタン・オンタリオ大に招聘されたA・オウェン教授が 植物状態と診断された患者と脳スキャンを通じてコミュニケーションをとる方法を 研究していることについては以下のエントリーで触れてきましたが、 (23日に出た拙著『死の自己決定権のゆくえ』でも触れています) 「植物状態」5例に2例は誤診?(2008/9/15) 植物状態の人と脳スキャンでコミュニケーションが可能になった……けど?(2010/2/4)) Hassan Rasouliさん、「植物状態」から「最少意識状態」へ診断変わる(2012/4/26) Owen教授の研究で、12年以上「植物状態」だった患者に意識があることが判明(2012/11/13) カナダの“無益な治療”訴訟で「Owen教授のアセスメントを」(2012/12/8) Owen教授らの植物状態患者の意識検知に、ベッドサイド簡易法も(2013/3/29) この中の12年11月13日の補遺で拾った Scott Routleyさんの事例を思われるものを含めた3例について 同大のLorona Naci、Adrian Owenの共著論文がJAMA Neurologyに発表され、 Making Every Word Count for Nonresponsive Patients Lorina Naci, PhD, Adrian M. Owen, PhD JAMA Neurology, August 12, 2013 植物状態と診断される患者の40%は誤診されており、 実際は一定の意識がある、との研究結果が報告されている。 著者らは These results suggest that some patients who are presumed to mostly or entirely lack cognitive abilities can have coherent thoughts about the environment that surrounds them.
これらの結果が示唆するのは、 認知能力をほとんど、あるいは完全に欠いているとみなされている患者の中には、 自分を取り巻く状況について一貫性のある思考をすることが可能な人がいる、ということである。 |
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続報を以下にTB。
2013/11/2(土) 午後 5:06 [ spi*zi*ar* ]