全体表示

[ リスト ]

昨年秋に世界中のメディアを席巻した
ブリタニー・メイナードさんの医師幇助自殺については
以下のエントリーと、その後もいくつものメモで拾ってきました。




ブリタニーさんが死ぬ前に作成されていた3本目のビデオが
カリフォルニア州上院保健委員会に公開され、
それを見た後の委員会は6対2でPAS合法化法案を通過させた。

これについてBioEdgeのMichael Cookが
ニュースレターで以下のように書いている。

Does anyone else feel that that they are being suckered by the Brittany Maynard videos produced by the assisted suicide group Compassion & Choices? Brittany, you must remember, is the 29-yar-old woman who chose assisted suicide in Oregon last year, rather than suffer a slow decline because of a brain tumour.

She made two videos which went viral on YouTube – no wonder, as they were directed by a New York public relations firm which put together a multi-platform media campaign called Twenty Nine Years for C&C. A professional story-telling consultant was employed to create the video. The celebrity magazines, the glossy women’s magazines and the major newspapers were provided with photos and interviews. Brittany was interviewed on national television. C&C has a lot riding on her story.

This week, Brittany spoke from the grave to California legislators in video testimony about a bill to legalise assisted suicide. While it lacks the professional gloss of the first two, it is poignant and direct – just the thing for fence-sitting legislators.

But I found it a little bit creepy: the poor woman was being ventriloquized by C&C and exploited as a pin-up girl for assisted suicide. Her words add nothing to the debate except the tragedy of premature death.

Let’s be honest. Isn’t this a bit sexist and ageist? If Brittany were 59 instead of 29, would she have become a YouTube sensation? I think not. In fact, Maggie Karner, a Connecticut woman, has exactly the same disease and has no intention of asking for assisted suicide. Take a look at her video. It makes a lot more sense than Brittany’s.


押さえておきたい情報として、
当ブログでも昨年秋の情報からも拾っていたと思うのだけれど、

ブリタニーさんが11月1日に自殺を予告した件のビデオは
C&Cがプロに依頼して作成したものであること。

それから、多くのメディアに対して
ブリタニーさんの写真とインタビューが提供された、ということ。

つまりはブリタニーさんをめぐるメディア報道は
多大な資金力と政治力を有するC&Cが戦略的に仕掛けたものだったということ。

Cookは
ブリタニーさんの発言そのものは、
これまでのPAS合法化をめぐる議論になんら追加するものではなく、
ただ若い女性の早すぎる死という悲劇性を追加したにすぎない、

若い女性の悲劇というだけのことで
これだけ議論が動くことそのものが性差別と年齢差別だと説いている。

また、Cookが言及している
ブリタニーさんと同じ病気の中年女性、Maggie Karnerさんが
昨年秋にブリタニーさんに思いとどまるように説くビデオはこちらから見れます ↓
https://www.lifesitenews.com/pulse/maggie-karner-has-the-same-condition-as-brittany-maynard-but-she-opposes-as

2つ目の5分ほどのビデオでKarnerさんは
米国の多くの人がブリタニーさんのビデオを見て心を痛めている状況は
崖っぷちに立ってこれから飛ぶと言っている彼女を
みんなが固唾を呑んで見守っているに等しいと言い、
癌の恐怖も日々の悩ましさも同じだから分かるけれど、
お願いだから飛ばないで、できる限り生きましょう、と説いている。

また事故で全身マヒになった父親を看取った経験から、
父親とそれまでになく率直に語り合えた看取りの時間が
家族にとっていかに静謐で実りのある時間だったか、を語り、

家族からあなたをケアする大切な時間を奪わないで、と
ブリタニーさんに訴えている。

看取りの時間の中にある特有の静謐さと豊かさについては、
まだうまく言葉にできないけれど、

去年の親友の看取りからも、
現在、スキルス胃がんがいよいよ厳しい状況となって
自宅療養している兄と過ごす時間からも、
私もKramerさんと同じことを感じている。


昨年夏に亡くなった親友のことについて書いたエントリー ↓
友人宅(2013/11/21)
「生ききることができなければ、死ぬに死に切れないのに」(2014/3/28)
人生最悪の旅(2014/8/31)
ケイタイ電話(2014/9/11)
手まり寿司(2015/1/20)

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事