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Gill Pharaohさんが自殺したのは
「ディグニタス式のクリニック」とあったので、

たぶん、
以前2月のエントリーで取り上げた Erika Preisig医師のところだな、と
想像していたのですが、やはりそうでした。





正式には The Association lifecircleということになるのかな。
その会長さんがPreisig医師。

公式サイトはこちら ⇒ http://www.lifecircle.ch/?l=en

lifecircleは生を肯定する立場に立つので
QOLの維持向上に向けたサービスと情報提供をおこない
自殺幇助は提供しないそうですが、

死の自己決定権を重視するため、
会員が自殺幇助を希望すると、

全世界で幇助を受けた自発的な死(AVD)の合法化を目指して活動する
The Eternal SPIRIT財団に紹介してくれる仕組み。

で、この財団は、全世界の国々で
PASと安楽死の合法化を目指して活動している。
 
ここ数年、physician assisted suicide(PAS)が
aid in dying (AID)とか assisted death/dyingなどと
言い換えられていくなぁ、と思っていたら、

今度はAVD(assisted voluntary death)という概念が出てきました。

Eternal SPIRIT財団による AVDの説明はこちら↓
http://www.lifecircle.ch/pdf/EternalSPIRIT_AVD.pdf

スイスで合法的に可能なのはPASなので
ここの説明もあくまでも自分で毒物を飲む自殺という線で書かれていますが、

この財団は
世界中でPASだけではなく安楽死の合法化も目指しているとのことなので、

わざわざAVDという曖昧な概念と呼称を作る目的は、
そこのところに含められる行為の曖昧化と拡大ということなのでしょう。


ちょっと気になるので、
「対象となる人」のところを抜いてみます。

There are diseases which are not curable with all medical procedures and which sometimes cannot be stopped in their progression. People who suffer from such an illness, can be severely disabled and in need of nursing care over a long period of time.
In this situation, some people do not want to continue to bear their fate because they see no sense in a life in complete dependence and without their own activity. Some people feel the need to be nursed as not dignified, they do not want to be wrapped and washed like an infant. Some diseases cause pains that can be made bearable only with such high doses of morphine and sedatives that the patient is unconcious. Those who do not accept to be nursed without hope of improvement, may be eligible for AVD.

Also people with a disease which is incurable and clearly leads to reduction in quality of life, although it does not lead to death in the near future (such as dementia, multiple sclerosis, motor neuron disease, quadriplegia, to mention just a few) are eligible for AVD.


病気で重い障害が残って、治る見込みもないのに
赤ちゃんみたいに介護されて暮らすのは尊厳がなくてイヤだと感じる人とか、
モルヒネや鎮静剤で意識を落としてもらわないといけないほどの痛みのある病気の人は
対象になる可能性があります。

すぐに死なないけど、QOLが下がる不治の病気、
例えばざっと挙げるだけでも認知症、MS、ALS、四肢麻痺などの人は対象です。

一方、
「AVDの対象にならない人」とは

・未成年
・認知能力を欠いている人
・深刻な身体的苦痛のない精神障害者

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