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オランダで機動安楽死チームを派遣する終末期クリニックを運営するなど
安楽死推進運動を担ってきたNVVEが、
今度は学校で安楽死推進教育に乗り出した模様。

高校生を対象とするカリキュラム名前は”euthanasia- dead normal”

安楽死について「アクセス可能な情報」を提供し、
死ぬことを選択する人々に「敬意を持つ」よう手助けするのが目的。

授業ではNVVEの関係者が学校に来て、
教材に基づいて説明。

安楽死についての様々な(すべて支持する立場ではあるが)視点を紹介した
ビデオも見せる。

そこでは、
安楽死を選択した筋ジスの26歳の女性とか、
祖母が安楽死を求めた17歳の少女とか
安楽死を実施している医師などが登場する。

ビデオはこちらに ⇒  http://www.euthanasiedoodnormaal.nl/

重い話題を扱いやすくする狙いのマンガも。

初回は先週木曜日に行われ、
NVVEのディレクターと職員の2人が授業。
その後の授業は学校の教員が行う予定とのこと。

白人の同性愛カップル、
Jennifer Cramblettさん(37)とAmanda Zinkonさんは、
現在3歳の娘 Paytonちゃんを体外受精で妊娠した際、
注文したのは青い目&金髪のドナー精子だったのに、
誤って黒人ドナーの精子が使われたとして、
Midwest 精子銀行を相手取って
ロングフル・バース訴訟を起こした。

Cramblettさんは
自分はほとんど白人ばかりの環境で育ったため
混血の子どもにはcultural competency が十分なく、
髪一つ梳いてやるにもストレスがあると主張したが、

判事は
子どもが健康に生まれてきた以上はロングフル・バースは認められないとして
訴えを却下。

また、精子バンクのミスを
血液と人体組織提供に関する州法における
「品質保証違反」とした原告の訴えも
「精子は人体組織ではない」として却下。

このニュースを読んで私も感じたのは、
記事の最後にあるMadame NoireのVeronica Wellsさんと同じ疑問。

「黒人だったから母親が精子バンクを訴えたと知ったら
Paytonちゃんはどう思うのでしょう?」



それにしても、
2008年ごろに初めてロングフル・バース訴訟について知って
ビックリ仰天していた頃から、時代はずいぶん変わったんだなぁ……と改めて痛感。

障害や病気があった場合にはロングフル・バースが成立するけど、
青い目&金髪の白人という注文どおりではなかったというのでは成立しない、という
ロングフル・バースの線引きにも
なんか釈然としないところがないわけでもない。


【関連エントリー】
「出生前診断やらないとロングフル・バース訴訟で負けますよ」と加医師会(2008/11/8)
ロングフル・バース訴訟がテーマ、Picoultの近刊を読む(2009/8/10)
Picoult作品のモデル、NH州のロングフル・バース訴訟(2009/8/11)
障害者の人権を侵害する医療への痛烈な批判: NDRNの報告書「まえがき」(2012/6/22)
(2012年3月のオレゴン州で「出生前診断が見逃したために
ダウン症候群の子どもが生まれたと訴える両親に、
陪審員が300万ドルの支払いを認めた」訴訟について言及あり)

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