どうする、利根川? どうなる、利根川? どうする、私たち!?

八ッ場ダムを中心としたダム・河川の話(工学、法律、歴史)。なお、緑色がリンクです。

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河川の流下能力

 利根川治水で重要な江戸川分派問題について、ちょっと見つけた資料がありました。その内容をご紹介したいと思いますが、その前座として、せっかくだから流下能力に関する基本的なお話をしてみようと思いました。私がわかる範囲の基本的なお話です。

 河川改修によって河川の流下能力を増やしていくわけですが、この流下能力(流量で表すため、記号はQ)は、
  •  Q(流下能力)=A(断面積)×V(流速)
と表されます。
 そうすると、流下能力を増やすには、①断面製を増やすこと、②流速を高めることの2つが有効となるわけです。断面積を増やすというのは、主として川幅の拡幅工事です。
 では、流速はどうしたら増えるかというと、流速を計算するマニングの公式から考えて、
 1)粗度係数(抵抗)を下げる
 2)勾配をきつくする
 3)水深を増やす
の3つの方法がありえます。
 粗度係数というのは、河川の水が河床や河岸などと触れる際の抵抗量を示した数値です。

イメージ 1

 つまり、流下能力は(平均)流速に比例し、その(平均)流速は、勾配と水深に比例し、粗度係数に反比例するということです。
 以上、江戸川分派の話の前座としてお話してみました。流下能力の話を知っていた方が有益かなあと思い、簡単に書いてみました。
【注】マニングの公式に単純誤記がありました。訂正しました。



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