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この前の記事に書ききれなかったので。 |
ちょいとマニアな話
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今日でジャッキー・ロビンソンの人種の壁を破るデビューから60年となります。 彼の野球/スポーツへの、そして社会への功績や歴史的な意味は失われていませんし、これからも長く続く事でしょう。 現在のメジャーを見ると明らかに国際化は進んでるし、野球を中国やアフリカへと広めるためにこのオフには色々な人がプロモに行っています。 (詳細は省きますが)国内での人気もあり、観客動員も順調、ビジネスとしてもそれなりにやってます。 メジャーリーグの監督やコーチ、フロントにも黒人の割合は増えてますし、フットボールにしても昨年のスーパーボウルは初の黒人ヘッドコーチのチームが出てます。 ただ、メジャ−リーグを見渡すと黒人選手がいない。 黒人選手というのはアフリカン・アメリカンの事です。 これはこの何年かずっと危惧されて来た事で、ピークだった70年代は全体の29%を占めた黒人選手が現在はたったの8%強。黒人投手に至っては投手全体の3%しかいません。 この傾向はずっと続いており歯止めが利いてません。もちろん黒人層へゲームをもう一度広めようとメジャーリーグはしているし、色んなプログラムもあります。 でも、様々な理由からこの傾向は止まらない気がします。 このブログを読んでくれてる人はファンタジー・ベースボールの事を読んだかと思いますが、僕が主催をする時はいつも1チームは黒人選手のみで作ろうとしてました。一応警鐘を鳴らすという意味で。でも、勝負になりません。それよりもチーム字体が作れません。投手と捕手には誰も使えるのがいないに近い状況なくらいにブラック・アスリートがいないのです。 黒人選手はバスケットやアメフトにはこれでもかといます。NBAは80%が、NFLは3人に2人が黒人です。 野球(リトルリーグね、特に)は場所や器具に金がかかるし、家族からのサポートが必要けれどバスケは何よりボール一個で簡単に出来る事。アメフトもボール一個でできるし、みんなやるのと運動神経が最も生かされる事、大学への奨学金が一番出る事。両方とも当然厳しい練習が必要ですが高校大学でトップクラスになればプロとしてのデビューが野球よりも簡単でお金もはいってきやすい。(長い目で見れば、また完成されてないアスリートにとっては野球の方が金銭的にいい場合も多々ありますが。) そして何よりイメージの違い。野球はカッコいいと思われない。CM等での一般知名度や顔/名前の認知度は圧倒的にNFL, NBAが上です。ストリートやヒップホップへのつながりも野球にはないですしね。 そんなこんなで、黒人層の野球人口は減っています。 ファンも同様です。球場へ見に行くのはお金がかかります。だから、どのスポーツも白人ばかりですが、野球場で若い黒人のファンを見る事は皆無に近いでしょうね。ダフ屋は別ですよ(笑) おじさんかおじいさんと孫みたいなパターンはありますが。NYでヤンキース(メッツ)の帽子被ってる黒人の若い人もいっぱいいますがファッションであるだけの事も多いですね。 ヤンキースで今年唯一の黒人選手のジーター(白人とのハーフ)はスターですがストリートのクレディビリティは無い。メジャー1のスターと言ってもいいけれど黒人層にアピールという感じではない。 スターが出てくる事が必要だけどそれでも上に書いたように全国区にはならないんですよね、どうしても。ドンテレル・ウィリスがキャラ的には一番なんですがね。 クリーブランドのエースC.C.サバシアはこの黒人層の競技人口の低下に対して最も危機感を示している1人ですが、彼によると「メッツのホセ・レイエス、カルロス・デルガドなんかを見て黒人だと思う人が多いという状況はヤバい」 その通りだと思いますね。2人は順にドミニカ人、プエルトリコ人です。 リッキー・ヘンダーソン、ダリル・ストロベリー、カービー・パケット..ケン・グリフィーJr.(今回42番を付けるというのは彼のアイディア)など僕がメジャーを好きなった頃に好きだった選手に黒人選手が多かったからか、少なくなって行く現状がすごく寂しいのもあり、タイミング的にもいいので書いてみました。 以下、現在メジャーにいる黒人選手一覧です。多分このリストは他には存在しません。 黒人選手が一切いないチームもあります。(多いのはエンジェルスかな) ☆先発(SP) C.C. Sabathia (CLE) Dontrelle Willis (FLA) Jerome Williams (WAS) Edwin Jackson (TB) Shawn Chacon (PIT) Darren Oliver (LAA) ☆リリーフ(RP) Tom Gordon (PHI) LaTroy Hawkins (COL) Ray King (WAS) DLはいってます Arthur Rhodes (SEA) 怪我で引退か? Jermaine Van Buren (WAS) マイナーですが ☆野手(レギュラー級か今年のほとんどをメジャーで過ごすだろう選手だけです。全員いれてもあそんなに増えないですけどね) ☆28歳以上 C いません。最後はCharles Johnsonですかね。 1B Derek Lee (CHC)/ Dmitri Young (WAS)/ Tony Clark (ARI) 2B Ray Durham (SF)/ Orlando Hudson (ARI)/ Damion Easley (NYM)/ Marlon Anderson (LAD) SS Derek Jeter (NYY)/ Jimmy Rollins (PHI)/ Royce Clayton (TOR) 3B Chone Figgins (LAA) 二塁/ショート/OFも LF Barry Bonds (SF)/ Garrett Anderson (LAA)/ Dave Roberts (SF)/ Craig Monroe (DET)/ Cliff Floyd (CHC)/ Jay Payton (BAL)/ Preston Willson (STL)/ Shannon Stewart (OAK)/ Emil Brown (KC) CF Vernon Wells (TOR)/ Torii Hunter (MIN)/ Mike Cameron (SD)/ Juan Pierre (LAD)/ Gary Matthews Jr. (LAA)/ Kenny Lofron (TEC)/ Milton Bradley (OAK)/ Randy Winn (SF) RF Jermaine Dye (CWS)/ Ken Griffey Jr. (CIN)/ Jacque Jones (CHC)/ Reggie Sanders (KC)/ Marcus Thames (DET) DH Gary Sheffield (DET)/ Frank Thomas (TOR) ☆27歳以下(今年の新人もここに入れてます) C いません 1B Ryan Howard (PHI)/ Prince Fielder (MIL) 2B Howie Kendrick (LAA)/ Rickie Weeks (MIL)/ Brandon Phillips (CIN)/ B.J. Upton (TB) 最後2人はショートも一応やれる SS Bill Hall (MIL) 3B/OFでもある 3B LF Carl Crawford (TB) CF Corey Patterson (BAL)/ Curtis Granderson (DET)/ Coco Crisp (BOS)/ Chris Young (ARI) RF Delmon Young (TB)/ Lastings Milledge (NYM)/ Matt Kemp (LAD)/ Elijah Dukes (TB) ☆プロスペクト(レギュラー級や主力投手になれる可能性がある人達)
SP Donald Veal (CHC)左腕/ Jeremy Jeffress (MIL) RP Tony Sipp (CLE)左腕/ Marcus McBeth (OAK) C いません 1B James Loney (LAD) 2B Eric Patterson (CHC) 3B いません SS いません 強いて言えばEmmanuel Burris (SF) OF Cameron Maybin (DET)/ Justin Upton (ARI)/ Anrew McCtuchen (PIT)/ Adam Jones (SEA) ショートもやれる/ Dexter Fowler (COL)/ Brandon Jones (ATL) |
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え、ホント?と疑う人は実際に見てください。 |
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最後にチョイと追加。 |
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こんな状況になる事を避けるためにそこまでの資金力が無いチームはどうするかと言えば早いうちから長期契約をし、選手とその家族の将来の保証(また、契約金が通常はあってそれはすぐに手に入る)と毎年毎年気合いを入れすぎて失敗しなくてもよい安心感を与える事の代わりに、選手と調停やFAに突入するよりはお得な契約をしチームは少しでも資金を節約する方法にでる。 |



