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江戸東京博物館で開催中の日伊国交樹立150周年記念特別展を見てきた。


自画像(部分)絵葉書から


万能の天才と評され絵画や彫刻以外に解剖や空を飛ぶ研究をするなど、多方面に置ける活躍は認識していたが、フィレンツェからミラノに移る時には音楽家・軍事技師・建築家として売り込んだのだという。



今回の特別展でダ・ヴィンチの油彩画は「糸巻きの聖母」の1点のみだが、日本初公開でモナ・リザへつながる技法(スフマートなど)の絵画として注目されているのだそうだ。
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「糸巻きの聖母」絵葉書から

第一次ミラノ時代が終わり、第二次フィレンツェ時代に入ったレオナルド円熟期の作品。《糸巻きの聖母》は、《岩窟の聖母》、《最後の晩餐》、《聖母子と聖アンナ》、《モナ・リザ》に並び、高く評価され模写されてきたレオナルド5大テーマの1つで、イタリアだけでなく、フランス、スペイン、ネーデルラントにも普及し、多くのバリエーションが現存しています。(同特別展HPから)
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感情の表現に力を注いだようで、特に手の動きに重きを置いたとのこと。

聖母の右手の手のひらを下に向けているのは、大地のエネルギーを取り込み我が子を強く守ろうとする感情表現だという。

左はレオナルド派の画家が描いた同名の油彩画 絵葉書から

当時は同じ工房の弟子や後世の画家たちによりよく行われていたようである。

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右はレオナルドによる「手の研究」の素描
(同特別展HPから)


繊細な手の動きを描いた「手の研
究」や自然と直感と観察で描かれた「花の研究」などの真筆素描7点が展示されていた。





 
真筆の「鳥の飛翔に関する手稿」は、イラスト入りで細かい字でびっしりと書き込まれた研究ノートで、これも日本初公開だそうだが凄いとは思っても凡人の頭ではよくわからなかった。


音声ガイドで面白かったのは、レオナルドは人の面相を観察し陽気な人は唇や鼻、目のしわがはっきりしているとか、理性を欠いた人はパーツが大きく、デコボコしているなどと書き残したようだ。
どれほど当たっているかは知らない。 

始皇帝と大兵馬俑展


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東京国立博物館で開催中の展覧会を見てきた。


一時は中国に行って見たいと思っていたが、昨今の中国の国内事情で諦めていたので東京上野に行ったのだった。


およそ30年前訪れた中国は自動車などはエアコンのない連結バスやタクシーが走る程度で、自転車が幅を利かせPM2.5など無縁の状態だった。

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      上の写真は30年前の広州市街

会期が4か月の長期からか、予想していたよりこの日の入場者は少なく並ばずにすぐに入れた。


入場者のほとんどが高齢者だったが、平日だけがその理由とも思われなかった。音声ガイドは常に借りるようにしているが、今回が一番役立ったと思われた。

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ここのコーナーのみ撮影が許されていた。

 

日本が弥生時代に高度の金属加工技術を持って銅車馬を作ったり、中央集権の官僚制度を作り重さや量目の統一を図ったなど驚きの連続だった。

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1号銅馬車 前3世紀(1/2の大きさで作られている

いかに広大な国土の皇帝にしても陵墓のスケールも桁違いだ。


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それにしても、兵馬俑はモデルを基に作られたとのことで、それぞれが個性的で実にリアルに作られている。

右は将軍俑


これらは秦始皇帝陵博物院によるレプリカだそうだが、確かに土中に埋められたものを土から掘りあげて外国に移動させることは無理であろう。

 

国王の上の皇帝になり不老不死の仙薬を求めてもその願いは叶わず、広大な陵墓を作り兵団や軍馬などの俑を作って永遠の世界を夢見ても、始皇帝死後3年で秦は滅びてしまったのだという。



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左は陶製の屋根瓦に当てる物


デザインは竜と鹿と獲物を捕らえた虎


何事も作るのには多くの努力や年月を要して、壊れるのは容易いことで儚いものである。

 

この様な高度文明を持った国がその後の中国を見ると、権力闘争や民族闘争に明け暮れて文明の発展が阻害されたのではないかと思われてくる。


ところで、本館で公開されていた北斎の富嶽三十六景の内「凱風快晴」「神奈川沖浪裏」などは終っていた。残念(>_<)

三井家伝世の至宝展


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昨日、日本橋の三井記念美術館で開催中の美術展を見てきた。


かかりつけの医院が休みに入る前に薬をもらってきて、年賀状も出状し一段落したので出かけたのだった。


この暮れも押し詰まって出かけたのは、東京駅周辺美術館共通券の有効期限が27日の日曜日であったからでもある。


三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年の記念特別公開で、かって三井家一族で所蔵したことがある美術品を一堂に会して展示したものだ。


7室に分かれた展示室には、国宝7点や重要文化財30点を含む多数の茶道具や絵画・刀剣などが展示され、さすがは三井家と感心しその充実した内容は見事であった。

 

 






 

国宝の志野茶碗「銘 卯花墻」

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織田信長の実弟である織田有楽斎が建てたという「如庵」の室内が再現され、そこにはこの志野茶碗が展示してあった。


和茶碗で国宝に指定されているのは2点しかなく、その1点なのだそうだが鑑識眼のない小生には残念ながらその価値がよくわからなかった。

 

国宝の「雪松図屏風」円山応挙

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6曲一双の屏風で数多くある円山応挙の作品の中でも国宝に指定されているのはこれだけだという。


雪の白は屏風の地色の白だそうで、三井家の特注で特別の紙をあつらえて描かれた屏風のようだ。

 

なお、国宝の二つの写真は三井記念美術館のHPよりお借りした。

 

 

美術館を出た後、道路向かい側のコレド室町に入ったが目ぼしいレストランはどこも行列ができていた。

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コレド室町仲通り 

出光美術館


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東京駅周辺美術館共通券の有効期限が今月一杯なので、使いきらないのはもったいないと出光美術館に行ってきた。


残るのは三井記念美術館だけとなった。


出光美術館では20世紀を代表するフランスの画家、ジョルジュ・ルオー展を開催中だった。


ジョルジュ・ルオーはあまり馴染みがないが、国立西洋美術館で見た「道化師」は印象に残っていた。


ステンドグラス職人として働いたこともあるルオーはその影響を受けているのか、骨太の黒い輪郭線が特徴ともなっている。


絵がキラキラと輝いて見えるのは照明の光の加減なのか、描き方なのかはど素人の私には分からないが絵が輝いているのだ。



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たそがれ あるいは 

イル・ド・フランス


晩年の作品は絵の具を塗り上げて12センチの厚さに盛り上がっていた。


これも彼の工夫した描き方なのであろう。


職人気質のルオーは「絵が未完である以上、画家としての良心から引き渡すことができない」として、余生をささげても完成できないと判断した作品を燃やしたのだそうだ。






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敬虔なカトリック信者としての信仰から受難などのキリストの作品を多く残しているが、キリスト教に対する知識に欠けるのでよく理解できないものが多かったとも言える。


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 左 受難

右 優しい女






絵を鑑賞した後は皇居外苑を見下ろしながら休憩できるコーナーが用意されており、無料の給茶機が設置されて飲みながら休憩ができる。

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遠くに見えるのは桜田門 

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浮世絵の始祖とも言われる菱川師宣の「見返り美人図」が東京国立博物館で公開中(1123日まで)なので見に行ってきた。


切手になり高値で取引されて一層有名になった美人である。


もっと混んでいるかと思ったが、本館は相変わらず人は少ない。


平成館で開催中の兵馬俑展に向かう人は多いが、特別展だけで帰る人もいるのだろう。

 

古今の貴重な美術工芸品がゆっくりと、しかも無料(70歳以上)で見られるのだから本当にありがたい。


東京国立博物館の所蔵品は11万件余あり、総合文化展で常時展示は約3000件だから何度行っても見切れるものではない。


 

ここを見てから外人客で賑わう浅草に回ろうと考えていたが、広い本館の1階2階を見てから秋の開放中の庭園を巡ったら疲れてしまって、遅い昼食を済ませて帰宅してしまった。


悔しいことに若い頃の元気さを失ってしまっているのだ。

 

 














本館裏の庭園は春と秋の2回開放されるが秋は紅葉する木々が少ないためか、彩りが乏しく春の桜の咲く季節とは違って寂しいが、茶室を備えた庭園には相応しいのかもしれない。

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奥に見える建物は小堀遠州が京都伏見に建てた茶室を移築したもの

 

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火焔型土器

縄文時代中期(前30002000年)に、この様な複雑な造形で作られたというのだから驚きだ。縄文はないが、縄文土器では最も有名なものだという。


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文殊菩薩騎獅像および侍者立像 鎌倉時代造 重要文化財

獅子の手綱を引くなどの4人の従者を伴って海を渡る「渡海文殊」の群像を表しているのだそうだ。

奈良興福寺勧学院の本尊だったという。

 

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「無我」横山大観


あどけない無心の童子を描き「無我」すなわち禅的な悟りの境地を表現したものだという。

























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「日本武尊」青木繁


青木は日本の神話を題材にした絵を描いているが、重要文化財に指定されている「海の幸」や「わだつみのいろこの宮」が特に有名だ。 
















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「麗子微笑」

岸田劉生は愛娘の麗子を70点もの多く描き続けたが、この作品の麗子の微笑はモナ・リザにヒントを得たものだという。



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