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東京ヤクルトスワローズ
2月14日から2月19日までの6日間沖縄浦添のスワローズキャンプ視察に行ってきました。あくまでも私の感じた私見ですが報告をさせていただきます。
実績のある選手が大幅に抜け、移籍してきた選手や新人が多くなった今年のスワローズ。未知数の部分が多く不安もあるが、逆にあるいみ期待も出来る。そういった面で今期はどんな戦い方をするのかとても楽しみである。
高田新監督は今期のスワローズの戦い方を明確に示している。「走塁で1点を取りいく攻撃と1点を守りぬく野球」である。とてもオーソドックスで地味な野球であるが、昨期最下位のスワローズが野球の原点に返るということだ。走塁に関しては今のスワローズの選手には足の速い選手が多いのでうってつけである。ドラフトや移籍してきた選手の特徴をみると、高田監督が打ち出したチーム方針に沿う選手ばかりである。現場、フロントともブレなく同じ方針にてチームを改革しているといって良いだろう。
今年の沖縄は晴れ間がなく気温があまり上がらず寒いくらいだったが、17日から日差しが出始め沖縄らしい気温になってきた。今後も天候に恵まれ順調にキャンプが進むことを願っている。
まず、投手部門である。
スワローズの投手の顔ぶれは大きく変わるであろう。スワローズには若手の有望株の選手が多い。先発候補は、石川、館山、リオスが3本柱になるだろう。リオスと林の韓国からの移籍の二人はベテランらしくマイペースで調整を続けている。リオスは本格的な右腕でコントロールと変化球のキレが持ち味の投手と感じた。投げ方はオーソドックス。林は右サイドスロー。球にスピードがあれば打者は打ちづらそうである。セリーグにはいないタイプである。前述の3人の先発につづくのが、増渕、高井、村中、松岡、加藤であろう。皆若手で有望な選手で使いたい選手ばかりである。増渕は今期2桁勝てるのではないだろうか。若手の中では一番安定している。松岡も先発に入ってくるだろう。そして6番手争いがあとの3人。これからの練習試合やオープン戦の結果しだいだが、その中で私は高井に先発をやらせてみたい。球の速さはピカイチである。昨年の実績が自信になっているようだ。村中、加藤も資質的には十分である。ただ、1軍での経験がないのがマイナス要素で、本領発揮するにはやはり慣れが必要だと感じる。ぜひ、練習試合、オープン線でいい成績を残して欲しい選手である。村中はブルペンでの投球が出来れば文句なし。加藤は左ややサイドスローの変則投法で右打者は打ちづらそうだ。
抑えは、五十嵐が復帰できそうだ。まだ、実践では投げていないが毎日ブルペンでは投げ込んでいた。彼が1番手であろう。全盛期の投球を期待したい。そして、日ハムから来た押本が良い。はつらつとして張りきっている。先日の韓国・SK戦で登板したが重そうな球を投げていた。さすがである。そして、先に記した林がどこまでやれるか。林は実践向きの選手だと思うので評価は登板を見てからになるだろう。
花田や佐藤賢、吉川、鎌田も若手が台頭してきたのでうかうかしていられない。練習試合、オープン戦で結果が悪いと2軍行きだ。今2軍の木田も遠藤のベテランもそうである。
若手左腕の丸山が1軍キャンプに参加している。前はもっと大きなフォームだったと思うがずいぶん小さくなった印象である。課題のコントロール重視のためか。新人の左腕岡本もまだ未知数。岡本は大きく早いフォームからの変化球が生命線になるだろう。二人は左腕であることの利点を生かし中継ぎ候補として残れるかというところである。やはりコントロールが重視される。あと私は右腕の2年目西崎がとても成長したように思う。球がキレている。右ややサイドスローの投げかたは変わっていないが、体全体を使ったフォームで球の威力が増した印象だ。いい中継ぎ投手の変身の予感である。あと昨年のドラ一の高市は、まだフォームが出来ていないとか速球の威力を増したいとか本人は言っているようだが、その前に自分の投球スタイルを考えて見てほしい。高市は速球投手ではない。変化球投手である。いかに打者の手元で変化をさせて打たせて取るか、そそこが持ち味だと考える。今は三振を取りにいくような投球である。青学時代東都リーグで30勝以上した投手である。資質はあるのだが、今は迷っている感じに見受けられる。がんばって欲しい。
今期注目の新人由規について。彼が歩くところどこでも人だかりが出来ている。サブグラウンドから異動するだけでも、多くのマスコミとファンが追いかけてくる。本人には迷惑なことだろう。チョット萎縮している感じがする。ただし、由規のフォームは素晴らしい。右腕の速球投手の見本のような体の使い方をしている。球も確かに速い。あれで変化球がキレていれば充分1軍で通用すると思う。ただ、まだ高校出たばかりの選手である。体がまだ華奢に思う。練習でずいぶん下半身が大きくなったようだが、他の選手と比べるとまだまだ細い。上半身、下半身ともにもっと筋肉を鍛えるべきだ。安定という意味ではまったく安定したいない。ブルペンですばらしい球も投げるが、半分以上は指に球が充分かかってなくスッポ抜けだ。私の考えは由規は来年、再来年出てきてくれれば良いと思う。まずは、しっかり体つくりをして故障のない選手になって欲しい。マスコミ、ファンとしては早く実践で見たい選手なのはわかるが、今は我慢が必要。もっとフォームを磨き投げ込んでまずは安定した投球が出来るようになって欲しい。今のスワローズには他にも若手の有望選手が多く在籍している。村中や加藤を実践でぜひ使って欲しい。
怪我組で、ゴンザレス、川島の先発組の復帰が待ち遠しい。二人とも実績は申し分ないのではやく出てきて欲しいが、川島は早そうだが、ゴンは早くて8月になるかもしれないそうだ。そして石井と河端。今期の復帰を待望している。
総括として、やはり投手陣は未知数だ。期待のできる若手は多い。はずれたらセリーグ最悪投手陣になる可能性もあるし、若手が活躍すれば連鎖反応で投手王国にもなる。とにかく未知数な投手を使わざる負えないので期待も大きいが不安も大きい。何にしても若手投手にとっては結果は別としていい経験のできるシーズンに間違いない。
次回は打者編を記します。
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