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雪の中からリス太が顔を出しました。
「昨日は積もったなぁ」 一昨日の大雪で50センチは積もったでしょうか。昨日と今日、雪かきに追われてもうヘトヘトです。 雪の綿帽子を被った美鈴亭ではカケスさんがひまわりの種を食べるのに夢中です。 「人ごとではないよ。こちらも餌を探すのに必死なんだから」 りす太は冬に備えて隠していたひまわりの種を懸命に探しています。 「確か、ここらに隠して置いたはずなんだが・・・」 「どうしたんだろ?見つからないや」 木に登って隠し場所を探します。 「おーい、 何処だ〜〜」 見つかりません。忘れん坊のリス太です。いつも餌の隠し場所を忘れてしまいます。 「老眼鏡は・・・」「ライターをどこに置いたっけ・・・」。 探し物にほとんどの時間を取られている仙人と同じです。 軒先の氷柱がキラキラと光るのんびりとた冬の一日でした。 |
動物
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年末から松の内にかけて東京でゴロゴロと寝正月でした。
8日は今年最初の定期検診。また今年も入退院の繰り返しか、と思っていたら担当のお医者さんから思いがけない宣告です。
「制ガン剤の効果がありませんね。入院しても無駄でしょう」
「検診だけで入院せずにこれまで通りの生活を続けるのが良いかもしれません」
つまり打つ手が無くなったのです。何時かはこの日が来るとは思っていましたが、とうとうその日が来たわけです。ちょっと早い気もしてがっくりです。とりあえずは2月の検診で最終的にはどうするか決めることにはしましたが望み薄でしょう。
後はガンを騙し騙ししながら、「のんびり」「ゆっくり」と余生を楽しむしか方法はなさそうです。というわけでブログの更新が遅れましたが、これからもよろしくお願いします。
山に戻れば沢山のお友だちが待っていてくれるのでそれが慰めです。
今年最初のお客さんは思いもかけぬ動物さんです。
モモちゃんが窓に向かってしきりに吠えるので、目をやると何やら林の中で動いています。
真昼間だというのに狐さんの年賀の挨拶です。
「仙人さん、お正月見かけなかったね。どうしてたの」
「こうした事態になってしまってね」
「それは心配だなぁ。気を落としては駄目だよ」
「僕もこれからはちょくちょくお見舞いに来るからね」
モモちゃんは焼き餅を焼いたのかしきりにテラスから吠えています。
狐さんは知らんぷりです。
モモちゃんも見習いなさい。きちんとお座りをしてお行儀の良いこと。
それに比べてモモちゃんの無作法なこと。おばあちゃんにお散歩に連れっていってもらいながら、しきりにおやつの催促です。
おやつが無くなるともう不貞腐れてしまいます。
今年はモモちゃんはお作法のお勉強、おじいちゃんは闘病生活に努めようね。 |
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「ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る・・・か」。
「都会ではみんなクリスマスイブを楽しんでいるんだろうな」
リス太がぼやくことしきりです。
「あぁ、僕は今年も淋しく一匹ポッチのイブか」
「仕方ないから美鈴亭のひまわりの種でも食べて我慢するか」
ふさふさとした立派な尻尾も今日は淋し気です。
「これは、これは。コガラ君。一緒に食事してくれるの。うれしいな」
「やっぱり、イブは誰かと一緒じゃなくてはね」
リス太はルンルン気分で雪の上を跳ね回ります。
「仙人さん。明日も来るから今度はピーナツを置いといてね」 |
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ストーブにかけた薬缶のグツグツという音がやけに大きく聞こえます。細かい雪がしんしんと降り続けた日曜日でした。
朝、リス君が餌を探しにやって来ました。 何だか大きなネズミのようですね。お腹が空いているのか、いつもより小さく見えます。 早速、餌台に飛び乗りました。しかし、好物のひまわりの種は雪の中です。 さあ、どうしよう。リス君、目下、思案中です。 仕方がない。冷たいが雪を掘るしかないか。 やれやれ、おかげで顔中雪だらけだよ。仙人さん、雪ぐらい落としておいてよ。 でも、美味しいや。これでやっとお腹が落ち着いたよ。 風も強く、あまりもの寒さに仙人は一日中部屋に閉じこもりきってお昼寝です。散歩に連れて行ってもらえなかったモモちゃんはふて寝の一日でした。 |
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「そこ退け、そこ退け。鹿さんが通る」
こう言いたくなるほど鹿さんたちの傍若無人ぶりには目に余るものがあります。
まだ日が明るいというのに道路脇で鹿がこちらを睨んでいます。
軽自動車を一時停止させると道路を悠然と横断し始めました。
まず一匹が偵察に出てきました。
続いて家族でしょうか、3匹が一団となって車の前を通り過ぎて行きます。
暗くなって鹿の一行に出会うと「大事故」になる心配があります。
大きな雄鹿と衝突すると車が大破、鹿はケロリとしているといったことがしばしばあります。そこでこんな立て看板があちこちに作られています。
鹿の横断歩道を示す交通標識といったところです。
車の事故だけではありません。鹿は草花だけではなく木の幹の皮も食べてしまいます。無残な姿になったドウダンツツジです。
このため、どの家も鹿の被害に遭わないようにあれこれ工夫しています。庭の周りに柵を作る家庭が多いようです。それでも鹿に侵入されて頭を抱えています。
これは木の幹にテープを巻いて鹿に食べられないようにした白樺です。
畑のある地域は金網で囲まれ、人間はその中で野菜を作っています。
ここでは人間は肩身の狭い思いです。 |




