『構造工学の薦め』 〜「秋迎え 向日葵色を 還しけり」

識らないこと以外は何でも識っている 『薄学』 阿奉さんが語る自然界構造形態と人工の構造形態の類似性。還暦2歳!ブログ再開!

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

                 あの高度成長時代の象徴「太陽の塔」

昨日の讀賣新聞記事に『団塊世代大量退職、企業研究者にも「2007年問題」』という注目記事が掲載されました。


以下に、少しアレンジしてお知らせします。

                 団塊の世代が新入社員の頃「大阪万博」
    https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a7/6e/srfch485/folder/527588/img_527588_42783718_0?20061207143603

 団塊世代の大量退職が始まる2007年以降、技術やノウハウの継承が途切れてしまう、いわゆる「2007年問題」について、研究開発部門を持つ企業の半数以上が危機感を持っていることが、文部科学省が公表した「民間企業の研究活動に関する調査報告」で分かった。
      http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/11/06112203/006.gif

 2007年問題に関する企業意識調査は、今回が初めて。


 調査は今年2月から3月にかけ、研究開発部門を持つ資本金10億円以上の民間企業1851社にアンケート方式で行い、うち857社(製造業685社、非製造業172社)から有効回答があった。

 その結果、「危機意識を持っている」と回答した企業は全体の53・6%。
 特に総合化学・化学繊維工業              (68・3%)
 機械工業                           (67・1%)
 運送用機械工業                       (66・7%)
 鉄鋼業                             (62・9%)など、
重化学工業分野で顕著。
比較的新しい産業分野のソフトウエア・情報処理業でも33・3%に上った。


 企業が2007年問題に危機感を抱く理由は

〈1〉技術やノウハウの継承に時間がかかる

〈2〉意欲ある若年、中堅層の確保が難しい

〈3〉年代間のレベルの差が開きすぎている――など。

対策としては若手の教育の充実や、必要な人材の雇用延長などが挙がった。

  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/11/06112203/007.gif

 民間の研究開発費の総額は、2004年度で約13兆4978億円。

(2006年12月6日12時14分 読売新聞)

研究者の年齢構成
     http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/11/06112203/005.gif

以前にお話ししたが、私 阿奉さんは、NPO活動で社会人技術者への構造設計という分野の技術移転の勉強会の世話役をしている。

         『ものつくりの松下村塾 「実践的構造設計講座」第2期』が始まりました。
日立製作所や東芝、三菱重工のような、高度成長期の科学技術をリードした企業の研究者も、定年を迎えて、貴重な研究が後進に上手く引き継げないという状況も、現実に起こっているという。
         鯉渕興二教授 「今期の方針〜製品開発と疲労解析」 1/4
         「今期の方針〜製品開発と疲労解析」 2/4
         「今期の方針〜製品開発と疲労解析」 3/4
         「今期の方針〜製品開発と疲労解析」 4/4

そういう観点で、文科省が今回纏めた、この研究には注目している。


ところで通産省(当時)官僚で、大阪万博をプロディユースした、堺屋太一氏が、こんな本を書いておられる。

                 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/a7/6e/srfch485/folder/527588/img_527588_42783718_1?20061207143943.jpg
まだ読んではいないが、ネットで書評を読むと、
   「2007年問題」とか「団塊お荷物論」などが囁かれている。
   この本は「団塊の世代」と言う言葉を作り、大阪万博を仕掛け、高度成長時代を駆け抜けてきた
   堺屋太一氏最新の「団塊論」だ。 
   「団塊の世代」の第一線からの引退をマイナスとして捉えるのではなく
   プラスとして捉える等の発想の転換が興味深いものがる。 
   「団塊の世代は金持ちだ」 
   「60歳を過ぎたら貯金は減っても良い」 
   等と言うけど、ちょっと・・。
   米国出張で成田空港の売店で買って往復の機内で全部読みました。
   団塊の世代が戦後日本というきわめて特殊な世界史的な歴史環境で特異な文化を創り出したという
   説明は事実に基づいたデータに裏付けられ、具体的で説得力があります。 

   官僚主導・業界協調体制、日本的経営、核家族・職縁社会という文化が戦後の日本の高度成長
   を可能とし、今日の日本の経済発展を形成したが、
   今やそれが足かせになっていることが良く分かります。 

   さらにそれが、没個性辛抱教育、供給者優先思想を形成しているとの指摘は、
   日本のドキュメント文化の問題にも関係する興味深い考え方です。
   個人指向、顧客優先思想、生活者重視といったユビキタスネット社会の文化と、
   団塊の文化はかなり異質です。 

   人口が急増する世代というとらえ方をすると、団塊の世代の文化を、
   リースマンの孤独な群衆における内部指向的な社会的性格に当てはめることが部分的には
   可能なような気がしますが、実際には異質だと思います。
   これを西欧的な背景と日本的な背景の違いとして分析するアプローチもあり得るように
   思いました。

一読の価値がありそうである。


一方では、この団塊の世代が、65歳を迎える頃、2012年問題という事を新たに提唱する研究者もいらっしゃる。

                http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/common/OpenCampus2005/fig/fig05.jpg

『2012年問題』さらに『2022年問題』というのも論議されている。

一方、高齢者(失礼・・)と呼ばれる方の中にも、元気一杯に、生き生き活動して、
インターネット技術を楽しんでいらっしゃる方
もたくさんいらっしゃいます。

私も、来年は55歳、団塊の世代のしんがりとして、生き生き人生を楽しみつつ、社会貢献できる仕組み作りに参画してゆきたいと心から思っている。


長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

「阿奉さん気まま奮闘記」書庫の記事一覧

閉じる コメント(11)

顔アイコン

中国などの進出により、日本は、ものづくりの産業からの離脱が求められているように思います。ハードからソフトの産業が伸びるためには、遊びの産業が定着しなければならないのでは。ところが、休み方もお盆休みのように同一では遊びの産業も育ちにくいとの話もあります。これから、大量の人たちが365連休になれば、遊びの産業もしっかりするのでは。失業者の吸収と、ソフト部門における柔らかいアイデアも生まれるのでは。小生は、いい方向へと行くように思うのですが。楽観的ですかね。

2006/12/7(木) 午後 5:22 あだ〜じお

顔アイコン

大企業の経営者は不況に突入以来、生きる術を身に付けてきたように思います。生き残って業績を上げ、「経営力」のある企業と言うことでしょう。しかし、ふと従業員をみれば、派遣社員ばかり..工場は、アジアの国々に。企業の根本を作るべき「人力」が、足元に無いことに気づいたのでは?企業がものを作り、サービスを提供しても、それを受取る側に購買力がないと、それらはガラクタ同然です。工場で働く工員、工事現場でビルを建てる職人、こういう人達の生活力の回復こそが、実質的な「経済の転がり」を正常にする鍵である気がします。。

2006/12/7(木) 午後 10:03 どん

団塊の世代って普通三年間ぐらいの人が対象と思ってましたが6年もつづくのですか?? 松下電器のような大企業も下請けのパート雇用にして 正社員にしなかったぐらいだから全国的にはひどいものですね。

2006/12/8(金) 午前 1:02 [ ara*a*o1 ]

あだ〜じお365さん、団塊世代の少し先輩ですね。団塊世代が生産世代から消費世代に変わるという予測はある程度当たっていると思います。団塊世代に向けてのレジャー産業のマーケティング戦略もかまびすしく論ぜられているようですね。悲観的にとらえるのではなく前向きに考えよと言うご指摘はその通りだと思います。

2006/12/8(金) 午前 9:21 あほさん きまま

みっかおやじ、どんさん、切り捨ての経営はその事業年度の収支しか考えない点に問題があります。技術を身につけ定着させ発展させるには10年20年の計が必要です。まづ消費が先だとは思いますが、物づくり技術は一旦衰退してしまうと復元するのに膨大な時間が掛かるのが問題です。

2006/12/8(金) 午前 9:28 あほさん きまま

あらたのさん、大企業のアウトソーシング傾向は、生産自体を海外に丸投げしてしまうとか、技術開発までもアウトソーシングしてしまうところまで進んでいます。家電やパソコンが以前では考えられないほどの廉価で手にはいるのは良いことなのですが、これも度を過ぎると手間の掛かることは自前で、自国で行わないという悪い傾向に陥ってしまうのが危惧されるわけです。

2006/12/8(金) 午前 9:32 あほさん きまま

先ほどはお越しいただきありがとうございます^^。私の会社でも「団塊の世代」退職がここ数年で15名ほど続きます。全体の10%弱が退職することになります。参ってます。製造業ですので、技術力の低下などが心配のため、継続雇用制度を設けていますが、どこまで残ってくれるやら。。。

2006/12/8(金) 午前 11:26 :*.;".*・ももにん・*.";.*:

ももにんさん、製造業にとっての2007年問題は深刻ですよね・・最近先陣の技術や知恵をコンピュータに置き換える傾向が強いですが、職人芸の伝承には年期が必要ですよね。若手経営者の智慧と馬力で載りきってください!

2006/12/8(金) 午後 8:43 あほさん きまま

とても勉強になりました。ただ 海外に居ると、日本の未来が 悲しく 思えます、それを 肌で感覚で 感じてしまいます、それは 何も私だけではありませんが・・多分、どうすれば いいんでしょうね??

2006/12/12(火) 午前 4:57 [ 建築や ]

顔アイコン

下図が多いから、それだけで、おもちゃになる。子商売人がターゲットとして狙っているだけです。浅薄な公民館文芸で軽くなでられ、ロハス、田舎暮らし、人生二毛作ほどで誘っておけば、悪のりする、、、では困りす。

2008/5/7(水) 午前 11:42 [ zen*o*hara6* ]

zensouhara69さん、確かに数が多いだけでこれまでも景気を左右してきた世代が「団塊世代」です。数の論理だけででは無くてQOLを後輩の世代に先んじて実践する義務を負っているのもまた団塊の世代でありましょう。

2008/5/7(水) 午後 0:57 あほさん きまま


.
あほさん きまま
あほさん きまま
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

一期一会

短歌・俳句

文学

森羅万象

芸術・建築

絵画・写真

海外生活

日本紀行

工学

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

過去の記事一覧

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

友だち(7)
  • bug*nno*e
  • レベキ監督牧師
  • iron_2iza
  • ものづくり松下村塾
  • fujioka youko
  • 近い人
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事