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「野分き」 : 秋にふく強い風。とくに、台風をいう。 「野分き立つ」 野の草をふき分ける強い風という意味。 http://blogs.yahoo.co.jp/srfch485/8660140.html ウェブサーフィンしていたら、与謝野晶子の「台風」と言う文章に出逢った。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/809_17668.html 『台風と云ふ新語が面白い。立秋の日も数日前に過ぎたのであるから、 従来の慣用語で云へば此吹降(ふきぶり)は野分である。 野分には俳諧や歌の味はあるが科学の味がない。 勿論「野分の又の日こそ甚(いみ)じう哀れなれ」と清少納言が書いた様な 平安朝の奥ゆかしい趣味は今の人にも伝はつて居るから、 野分と云ふ雅(みや)びた語の面白味を感じないことは無いが、 それでは此吹降に就ての自分達の実感の全部を表はすことが不足である。 近代の生活には科学が多く背景になつて居る「呂宋を経て紀伊の南岸に上陸し、 日本の中部を横断して日本海に出で、更に朝鮮に上陸す」と気象台から電報で警戒せられる 暴風雨は、どうしても「台風」と云ふ新しい学語で表はさなければ 自分達に満足が出来ないのである。』 確かに、テレビのニュースで「今回の 『野分き』 による被害は・・・」などと 言っていたら、「雅(みや)び」過ぎて違和感があるが・・ 「台風」より、「野分」の方が、優しい気がする、今回の台風も「野分き」と 呼べるものであって欲しいと願いつつ ?H3>「足跡を 残してすがし 野分きかな」阿奉 2005/08/04 ・・あしあとを のこして すがし のわきかな・・ |
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与謝野晶子さんは、時代的にも日常に介入してきた科学にとても興味を持たれていたのかしら?だから新語の台風にこのようなこだわりを見せたのかな。野分けって響きは嵐を思わせない優しい響きですね。
2005/8/26(金) 午前 3:35 [ - ]