iDVD開発の頃・・・・今から約10年前のお話ですが私とマルチメディアとの付き合いはほぼ10年前に遡る。当時勤めていたエンジニアリング会社の新規事業で映像事業を担当した1998年からである。前にお話しした新日鐵出身のシニアエンジニア曽我弘さんが興したシリコンバレー、サンノゼにあったスプルース・テクノロジー社に私が勤務していた会社が出資し、映像事業の責任者としてサンノゼに3ヶ月ほど出張したのが、その切っ掛けである。プラントの設計会社の土建構造物の数値解析が専門であった関係から、当時最先端のメディアであったDVDをエンターテイメント以外の分野で活用する方法を種々検討して商品化を図っていた。 以下にお見せするビデオは、2000年に岐阜県大垣市で開催されたEUROGIFU 2000(ユーロ・岐阜2000)というユーロ各国と日本の通産省共済の国際コンベンションで、DVDの新しい活用法を講演した時の記録である。 http://jp.youtube.com/v/XO29oXXpvgI 今から10年前の、若々しい私の姿があります。(少し照れます・・)今ではDVDは映画、音楽の記録媒体として当たり前になっていますが、今から10年前までは、未だ未だこれからのメディアとして知名度も薄く、DVDコンテンツを創るオーサリングソフトも、機材も高価な時代でした。 http://jp.youtube.com/v/bNk_yaNWKn8 私自身が建築の構造技術者であったことと、スプルース社のCEO曽我さんが製鉄エンジニアの出身であったこともあり、DVDをエンターテイメント意外の用途で活用するプロジェクトをいくつか立ち上げて世に問うていた時代のプロモーションがこの映像です。 高解像度の動画とインターネットが連動するコンテンツを提案するために「iDVD」(あい・でぃーぶいでぃー)と言う商標を考え、特許庁に商標登録申請しましたが、それを知ったアップル・ジャパンもこの商標を登録しようと目論んでおり登録申請の取り下げを要求してきたり、色々面白い経験もしました。 この件は、アップル・ジャパンと協議して商標登録権を譲渡し、アップルが正式な商標として、Apple iDVDを使っています。 我々が考えていた、インターネットと連動するDVDと言うコンセプトは、今のアップルiDVDには微塵も残っていないことを考えると、もう少し粘って我々が商標登録権を手放さなければ良かったとも思いますが、なにせコンセプトがある意味で早すぎたようにも思っています。 今、当初われわれが考えていたインターネットを連動するDVDは、ビジョネアと言う会社が継承していますがアイデアと技術は我々スプルース陣営が先行していたのにと悔やまれます。
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2008年06月18日
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