「壊れ方が分かれば,壊れてもいい」私、阿奉さんと一緒に「ものづくり松下村塾」を主宰している、CAEオヤジこと、高張研一さんの、PLM観、日本のものづくり観を的確にまとめた文章をご紹介します。[2007/09/06 19:00 木崎 健太郎=日経ものづくり から拝借先日,弊誌も協力した「富士通PLM実践フォーラム2007」で,ものづくり松下村塾塾頭の高張研一氏の講演を聞きました(東京会場)。高張さんは2007年4月号、5月号、そして6月号と,日経ものづくり誌の「直言」を執筆いただいた方でもあります。 高張さんはCAEの専門家です。私が初めて取材でお会いしたときは,ある企業にコンサルティングに入って,道路工事用の機械の解析をしておられました。その機械をトラックの荷台から降ろしそこなって落としたとしたら,どのような壊れ方をするか。本来非線形解析が必要なテーマですが,計算時間のかからない線形解析に当てはめて,大枠での予測をつけておられました。 講演で強調しておられたのが「すべてのものは壊れます。寿命があります。壊れてもいいのです。ただ突然壊れるのがいけないのです」ということでした。材料の経時変化も含めて,壊れるときにどうなるかが分かっていれば,製品の寿命を全うさせるようにできる。これは,製品が生まれてから壊れるまでの情報を管理するPLM(製品ライフサイクル管理)の考え方にも十分通じるものです。PLMのとらえ方としてはこれまであまり指摘されたことのない視点で,風変わりなようにも思えますが,しかし納得できるものでもあります。 ところで的確に壊れる予測ができるようになるのは,これはこれで大変です。「初めのうちはほとんどうまくいきません。いいのか悪いのか分かりません。でもメゲてはいけません」。工学的合理性を突き詰めて,解析計算事例を蓄積していくしかない,といいます。でも「予測がつけばいろんな手を打てます」。昔は計算尺やせいぜい手回し式計算機しかなかったことを考えれば,難しくてもコンピュータは使いこなすべき,ということになります。 同氏は若いころ,戦艦大和の建造に携わった元海軍技術将校の指導を受けたことなどから,戦艦大和の大ファンです。そのことは「直言」にも書いていただきました。技術的完成度の高い設計,工期と予算を守った建造といった点に加え,戦後の日本の技術に多大な影響を与えたことからも,工業製品として戦艦大和は一つの完成形だったと考えておられます。コンピュータのない時代にこれだけのものが造れたのに,コンピュータがある時代に品質事故が減らないのはどうしてか,という気持ちもお持ちのようです。
高張さんが好きな、技術者も戒めて欲しい「海軍五省」 |
CAEオヤジの俳句論
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俳句の師匠、高張敬基宗匠からのメール俳句です
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高張塾頭 「直言」 『戦艦大和の先端技術と日本の設計製造技術の危機』高張さんの「日経ものづくり」寄稿記事第二弾が5月号に掲載されています。 このたび、日経BPものつくり誌5月号 の”直言”コーナー
第二弾 、戦艦大和 です。ご一読いただければ幸いです。 追伸: 星満天 我が船はゆく 佐多岬 敬基 小生、27のとき初めて設計したタンカーの試運転での感慨!です。4/27 |

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第二弾 、戦艦大和 です。ご一読いただければ幸いです。 追伸: 星満天 我が船はゆく 佐多岬 敬基 小生、27のとき初めて設計したタンカーの試運転での感慨!です。4/27 |

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