『構造工学の薦め』 〜「秋迎え 向日葵色を 還しけり」

識らないこと以外は何でも識っている 『薄学』 阿奉さんが語る自然界構造形態と人工の構造形態の類似性。還暦2歳!ブログ再開!

CAEオヤジの俳句論

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CAEオヤジ、高張敬基さんは60年安保世代の熱血オヤジ

その張さん(はりさん)が、俳句と、技術と、人生について蘊蓄を垂れる。

          http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/73/22/cafe_ps_design01/folder/962654/img_962654_14768461_0?20051022215451.jpg

ありがたく、ありがたく、お聞き下さい。

        現在の播さん
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                 <梵鐘(釣鐘)と振動 〜 固有周波数 波動>

  話しは少し変わりますが、形あるものすべてに質量(重量ではありませんぞ/
  もし君が自分のことを少しはマシな技術屋だと思うならこのぐらいのことはシッカリと
  わきまえておきなさい)と、
  剛性(変形しても元に戻ろうとする性質、復原力といってもいいでしょう)があります。

この質量と剛性がある物体にはそのものの固有の周波数が存在します。

これを固有振動数と言います。


  この固有振動数は部分としても、それが構成する全体としても存在します。
  (この辺なってくるとお主ほとんどわかんねえだろう!
   まっ、あきらめずに聴け!大事な事を話しているんだから)。

  物をたたけば、チイーンとか、ゴーンとか、カーンとか音がするだろう。
  あれが固有振動数による音である、

  で背骨と固有振動数とモーツアルトの話、耳と脳の話をしたでしょ。
  (すっかり、ほとんど、まったく忘れてるな、ガ〜ン!!)。

  早い話が人間も形あるものである。
  つまり君の体の部分にも全体にも固有振動数があるということである。

  もっと言うと、会社と言う組織にも質量と剛性があるわけで、
  その会社の個(部分)としての君の固有振動数と会社(全体)の固有振動数が共鳴して、
  美しい音色を出すことが一番望ましいのである。

  この美しい音色にお客さんも共鳴してくれれば言うことなし。
  ただし、共振と減衰言う恐い話しもある、
  もう一つ振動を決める重要なファクターに拘束条件(境界条件)と言うのがある。

  このことは自分で勉強しなさい。

振動論、それは古典的ではあるが、かつ最も新しい理論、そして美しい。

  
                                 <続く>

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       「ゆらぎ、振動,そして波動について(振動論の基礎)」

  ぼくは、休みの日には必ず、座禅に行きます。お寺ではありません。川原です。

  家の近くに黒目川という川があります。都会にしては湧き水のせいかまだまだきれいな川です。
  この川に小さな堰止があります、そこは水がトウトウと流れていて水音がとても爽やかです。

  今の時期川一杯に菜の花も咲いています。
  この水音を聴いていると体の中が洗われるような気持ちになります。
  いろんな事を次から次ぎへと考えます。

  こういう水音の持つ周波数を“ゆらぎ”といいます。
  このゆらぎはおおくの自然現象の中に存在します。
  
  波の音、雨だれ、風のそよぎなどもそうです。
  この自然の周波数に人間の心が共鳴するわけです。
  周波数とは1 秒間に何回揺れるかと言う数である。Hz (ヘルツ)という単位であらわす。

「堰に座す ゆらぎのなかに 身を置いて」 敬基

「菜の花と さやけき水の 流れかな」 靖子

                                     *1

  そして“ゆらぎ”には健全な動的不安定性があります。
  ゆらいでいる時いつ、どこへ気持ちが飛び移るか知れません、そんなエネルギーを秘めています。

  健全と言った意味は飛び移ったあと新しい安定に入るからです。
  そんな期待を込めて揺らいでいるわけです。
  そしてそんな時、揺らぎながら深(神)呼吸をすると最高です、
  この時、あ〜う〜ん、というともっとすごいと言う人もいます!!。

*1 靖子(せいし)とは我輩の愛妻の俳号である、念のため。

<続く>

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              <松尾芭蕉>

話しは突然変わるが、今、我輩、朝一(2 時〜4 時)でモーツアルトを聴きながら
  白州正子の“器つれづれ”を読んでいる。
  要するに古い茶碗の類である。とても俺の手に負える物造りの世界では無いが、
  やはりチャント心を込めて造るからチャント200 年や300 年〜500 年は毅然として
  持つのである。

   我が物造りの世界でもチャント造れるという大前提があって始めてコンピュータの出番が
   くるのである。コンピュータがあるからいいものが出来るのでは決してない。
   コンピュータとは何だ!!この問いかけをいつもしていく 、
   そういう気力もこれからの技術屋にはいるのではないか。これが21世紀を地獄にもするし、
   極楽にもするだろう、そしてそれは“君たち”しだいだ。

   我輩は人生の大半をコンピュータと関わって来たわけである
   (その事には高い誇りと自信を懐いているが… エラソウに!)が、とにかく、
   ここで今までの学習成果を一旦否定(学習棄却)/アウフヘーベン(相反する矛盾をより
   高い思想で統合する)しようと考えているわけである。
   ただし出来るかどうかは分からない、やってみるだけである。

   てなわけで 今回はあえて言い捨てで終わる!!
             「この道を ゆく人はなし 秋の暮れ」  芭蕉
   http://www.st.rim.or.jp/~success/konomiti_ye.html
   http://www.bashouan.com/psBashouPt_ezu.htm
                     今日はこれまで ではさようなら 高張敬基

   追伸2 : つい先ほど(2000 /3 /12 ,午後9 :00 )
        NHK で“墜落、巨大システムの死角”を観た。
        アメリカ航空業界の過度の過当競争によるコストダウンとそのアオリをくらった
        ズサンな管理体制による墜落事故の多発とNASA スペースシャトルの
        爆破/墜落にいたる経緯を観る。(※この文章は5年前に書かれたものの再録です)

        ついにここまできたかと愕然とする!!。NASAの現状にいたっては
        話しにならん!。
        日本のH2 、M5 も似たようなものではないのか!
        今こそ我々技術屋はその良心にもとずいて“技術とは何か!
        技術とは誰の為のものか!” を渾身の気力をもって考え直さなければならない。
        技術のパラダイムが変わらなければこれからの世の中は決して変わらない!!
 
   追伸3 : 追伸2 を書きながら思った。
        構造物が巨大であるか否か、によって当然荷重の大きさ/形態は異なるが、
        き裂の発生メカニズムは全く同一であこと。諸兄はこの点に充分留意されたい!!

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  さてこの辺から我輩の本音と実感がでてくる。

  タッツアンのような深遠な計算哲学ではなく、計算したあとの後始末という
  もっと生ナマしい話しである。

  最近バーチャル・リアリテイと言う言葉がもてはやされているが、
  我輩はチョット待て!と言うのが本音である。

  要するに言いたいことは、コンピュータの出現で工学的にも技術的にも、
  CAD/CAE を含めて精度の高い計算が短時間で出来るようになったわけである。
  が、その分本当に“技術の質”は上がったか?と言う問いかけである。

  便利になった分だけ何か大事なものを忘れかけているのではないか、と言うことである。

  戦艦大和もゼロ戦(このオヤジはすぐこれが出る!)も関数表、計算尺、手回し計算機
  そして梁理論だけで造ったわけだが、今我々が束になってコンピュータを使って
  これ以上の性能のものをチャレンジ精神を持って短期間に造れるか、
  (これらのものが何のためにどう使われたかは別の問題!)ということでもある。

  この条件では、どうやら、ここから壊れそうだ!ということは最近では、
  それこそコンピュータのおかげで大分正確に分かってきたが、
  要は、その原因と対策(改良)が即、適切に打てるかと言うことである。

  これには至誠の精神と気力が入るわけである。
  たかがコンピュータ、されどコンピュータ、それでもたかがコンピュータ!と言う
  強靭な精神がこれからの時代にはいるのではないかと言うこと。

  これをぼくは New Engi neer i ng Spirits の確立と言いたい。

  追伸1 : 我が敬愛する渡辺英一海軍技術大尉殿は 昔 戦艦大和の建造に参加して、
       今86歳、 高張君、今のエンジン内燃焼効率の計算は使い物にならん!
       とおっしゃって初めてコンピュータをいじり出し、自分でプログラムを
       創っておられとのこと。
       いまだにテニスもやっておられるとか。
       矍鑠(カクシャク)/毅然(キゼン)としておられる。いやはやまった
       くアタマがさがる!! ぜひ、近々お会いしに行かねばならぬ、
       と考えているしだいである。
       (※この文章は5年前に書かれたものの再録です)

 <続く>

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< John von Neumann >

  現在我々が使っているデジタルコンピュータはノイマン型のコンピュータといいます。
  フォン・ノイマン(ハンガリー人)が考案したものです。
  演算処理をBit (0 /1の組み合わせ、2 進法)から構成されるWORD 単位で行います。
  1WORD何Bit と言うあれです。最近のコンピュータは通常1 WORD /32Bit です。
  
  ノイマンという人は老荘思想や生命の本質にも深い洞察を持っていた人で、
  無極/大極(0/1 )、易者の持っている筮竹(ゼイチク)です/の発想から
  コンピュータの論理演算を考え出したそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3

  ノイマン型のコンピュータは所定のBit数を符号部分、有効数字部分、指数部分と
  分けて使いますが、所詮、数値計算ですから、四捨五入、桁落ち、誤差の累積の宿命からは
  逃れられません。

  いくらBit数を増やし精度を上げても数字は“ゆらぎ”ます。
  我われが本来解きたい大規模非線型問題(大は地球規模の気象問題から、
  構造物内のき裂の進展解析、高速流体解析等、数万〜数百万元の方程式を何度も解きます)では、
  このゆらぎの問題が重要になります。解の収斂、安定、発散の問題です。

  ぼくの極親しい先輩にCR A Y と言う超大型高速科学技術計算用コンピュータの開発に
  参加していた人がいます。
  タッツアンさんとよんで今でも、お付き合いをさせていただいています。
  よく意見広告みたいな長い手紙をくれます。

  タッツアンは一時坊主になりました。コンピュータとの付き合い方を禅寺で考えたそうです。
  そしてそれからシャバ(俗世)に戻りました、その上で1WORD /数千Bit という
  コンピュータの実現を本気で考えている人です。

  今はアメリカのコンピュータ会社の支社長ですが、ぼくなどはとてもタッツアンの深淵な思想
  にはついていけず、なんか変な人だな!!と今でも思いながら尊敬しています。

  我々のまわりの現象は基本的に連続現象です。
  これを解明する道具としてコンピュータを使うとすれば、数値演算にならざるをえません。
  つまり連続なものを数値と言う不連続なものに置き換えるわけです。

  これを離散化(Di scretazat io n )と言います。
  これから出てくる誤差を離散化誤差と言いますが、しかし今我々を取り巻く本当の問題は
  こんなメカニカルな誤差(これはこれで面白いのですが)ではなく、もっと生々しい人間の誤り、
  ミス、思い込み、不勉強、傲慢、無責任からでて来る“間違い”にあります。

  よく、Garbage(ゴミ) in garbage out と言います、
  ゴミを入れればゴミを出す。これもコンピュータの本質です。

  人間の間違いを我がコンピュータ君は助けてくれません。
  ゴミのようなINPUT でコンピュータは 正しく計算し?、ゴミのようなOUTPUT を
  山のように出してくれると言うことです。

  諸兄の多くの人は生まれたときからコンピュータがあるわけで、
  何の疑問もなく使っているわけですからこんな疑問はもたないかもしれませんが、
  いままでやってきたことも、たまには “え〜どうして?、ホントかな?
   何か変だな?、まさか?”という素直な疑問を持って下さい。
  
  今、突然コンピュータが使えなくなったとしたら、諸兄は諸君個人の能力と責任において
  これをどこまで“Recovery ”出来るか?一度は考えてみてください
  (早い話しが自自分分に対対する危機管理です!)、
  本気で、情熱を持って考えることができるのは人間だけです。つまり “君”です!!。

  <続く>

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