『構造工学の薦め』 〜「秋迎え 向日葵色を 還しけり」

識らないこと以外は何でも識っている 『薄学』 阿奉さんが語る自然界構造形態と人工の構造形態の類似性。還暦2歳!ブログ再開!

CAEオヤジの俳句論

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CAEオヤジ、高張敬基さんは60年安保世代の熱血オヤジ

その張さん(はりさん)が、俳句と、技術と、人生について蘊蓄を垂れる。

          http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/73/22/cafe_ps_design01/folder/962654/img_962654_14768461_0?20051022215451.jpg

ありがたく、ありがたく、お聞き下さい。

        現在の播さん
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         <Stanford University>
  ぼくとコンピュータとの出会いは関数電卓から始まります。
  これまた古い話しですが、初めてアメリカに行った30数年前、スタンフォード大学の
  ブックストアでHP の関数電卓を観た時です。http://www.stanford.edu/
   http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0405/pda33.htm
 
  四則演算、三角関数、対数、指数などの計算が一発で出来るのです。
  愕然としました。手がふるえるほど、驚きかつ感動しました。
  その当時、上記の値を求めるには関数表を使うか、あるいは計算尺からの目視で
  値を求めていました。

  精度はせいぜい下1桁(Ex 25 .4 °)。たとえば sin25 .47 °(下2 桁)
  を求めようとすると、エレエ騒ぎでsi n25 .4 とsi n25 .5 の値を
  関数表から書き出して、手回し計算機を使って直線補間するしか方法はありませんでした。

  これが一発で下8桁まで出てくるのです。この電卓が100 ドル(1 ドル=360 円の時代)。  この電卓がほしくてほしくて帰国してから、東京中探し廻りました。
  丸善の地下にありました!ナント86000 円
  (その当時の大学の年間授業料が12000 円!/ラーメンが50円)、
  全財産をはたいて買いました。

  計算に飢えていたんですね、計算さえ出来ればなんでも出来ると思っていたんですね。
  計算することに情熱を持っていました。それは、それなりに、いい時代でした?!

  さて、そのころ日本に大型コンピュータ(能力的に言えば今のパソコン以下です)
  がはいってきたわけです(昭和40年代)。
  この頃からコンピュータと付き合い始めました。コンピュターが始めて日本で本格的に
  導入された業界はわが造船業界でした。

  この頃の造船業界は日本を代表する産業で好景気に沸いていました、
  年4回もボーナスが出ました。
  船主さんは船台を押さえたいがため現金前払いで仕事を発注したものです。
  (そのころ初めて3億円という現金を目の前で見ました、
  当然それ以後も観たことはありませんが!)大手の重工は生産性を上げるために
  先を争ってコンピュータを入れ、CAD をいれました。

  いい船を造りたいより、早く大きな船を造りたい、でした。
  そして行き着くとこへいってしまいました!。
  そんな頃から、30年近くコンピュータのお世話(格闘!)になっていながら、
  今ではナキャないでもいいんじゃない!?てなとこがこのところの気持ちです。
  オットトト ・ ・ ・

  <続く>

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            <この文章は平成12年に書かれたものの再録です>

   30年前、渡辺さんもぼくも立場は違っていましたがいつも駆けていたと思います、
   そのすれ違いざまに“高張君、これは、こういう事だ!”と言っていただいたことの大半を
   ぼくは忘れてしまいました。
  
   あの当時はただ“なんか、すごいオヤジだな!”と思っただけでした。
   でも一つだけ覚えています、“いい設計とは計算し易い設計である”と。

   また渡辺さんにお聴きしたら、“そんなこといったかな!?
   でも高張君、それは本当である”、とおっしゃっていただけました。
   ホットしました、汗がどっと出ました。

   平成12年5月2日、我が人生、56 歳、最良の日でした。
   30年前渡辺さんにお会いしていなければ、
   そして渡辺さんがぼくを思い出していただけなければ、今日のこの感動はなかった、
   とつくづく思っています。

    そして多くの人と一緒にこの場が持てたのも、ひとえに皆さんのご厚情によるものと、
    心から感謝している次第です。

    「師と仰ぐ 人に集(つど)いて 春の夜半(よわ)」 敬基

追伸1 : 人と人の善意、誠意、情熱そして意志が時を超えて結び会う、
     たいそう大きく出たようだが諸君、人生そう悪いもんではなさそうではないか!!
      お互いに最善を尽くそうではないか!さらば与えられん!!
追伸2 : さて、今回まで7 回に渡っていろいろ書いてきました。
     まだまだ書きたいと思う反面、書きながら自分自身が変わっていくのを
     (早い話しがまだまだ未熟だと!)実感しています。
     もう一度足元を見直してみたいと思っています。脚下照顧

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           <この文章は平成12年に書かれたものの再録です>    
                   渡辺英一さん語録
  7 年前からコンピュータ、カーネルの解読をやっている、
  大体わかった/ビル・ゲイツ、そう頭のいい男ではない、ただその失敗にめげない執念は
  凄い/先制と集中、目的と手段、これを具体化して考えろ
  /本当に開発ができるのは50を過ぎてからである、君は今いくつだ

/ヘーゲルの二元論、正反合、これは真理である/美しい船は戦意を高揚する、
  最善の努力をすると結果は美しくなる、はじめから美しいものをを造ると思うな!!
  /マタイ伝とキリスト教、求めよさらば与えられん、パウロ、詩の大事さ
  /神は存在する!!/子供達に美しい童謡を/人生とは信仰と作品である、

  愛/前進絶えず目標に近ずく事、最善の努力をすること、成果はついてくる
  /板(圧延鋼板)は強い、靭性がある

  /テニス、一瞬のストローク、相手、目標を観る、次の一瞬、脳で判断(1/10 秒で計算)、
  まだまだ若い連中に勝てる、手間を省いてはいけない、合理的、合目的にやる訓練をすること

  /宮本武蔵、円と剣

  /これからの日本を救うのは製造業、技術と物造りである、
  ただかなりの時間がかかるだろう、でも諦めてはいけない

  /ミッドウエイ海戦の愚劣は目的を二つに分けた事にある。
  /日本は陸軍、海軍とも官僚主義に堕落していた,徹底した合理主義者スプルーアンスに
  勝てるはずがない

  /戦艦から打つ高射砲は当たらない、そんなことは分かりきったことだった

   /アメリカ・プラグマチズムの意味、ベンジャミン・フランクリン、アメリカの独立宣言、
   トーマス・ジェファーソンの碑

   /昔、LNG船でアメリカに行った時は開発費の範囲でお前のような若い連中に
   アメリカを見せたかった、だからどこでも金をかけずに歩いた!!

   /日本にはいい港がある、港の側に工場がある。
   これがヨーロッパ、ドイツ、フランスと違うところだ

   /女房が困っている時は黙って手伝え、それが男だ

   /西郷と大久保、西郷は結果的的に情に負け私学校の若者3000名を殺した、
   大久保は一人真剣に日本の将来を考え一人殺された、俺は大久保をとる。

   <続く>

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         我が師 渡辺英一さんのこと/技術の伝承とは/渡辺英一さん語録
           <この文章は平成12年に書かれたものの再録です>

  昨年の暮、エクセンの林さんから、戦艦大和誕生を紹介されました。
    http://www.ne.jp/asahi/rover/sfx/books/0001/b000107.htm
  そこに、渡辺英一さんの名前を見つけました。
  “ああ、渡辺さんお元気かな!”と思っていた矢先、1/28 に渡辺さんから
  突然電話がありました。

  驚くとともに感動、起立ししてお話を聴きしました。2時間近くお話しをお聴きしました。
  そしていずれ暖かくなったらゆっくりあらためてお話を聴きに上がることをお願いしました。

  渡辺さんは戦後、防衛庁の技術のトップとして幾多の開発を手がけられ、
  退官後、佐世保重工(旧海軍工廠)の顧問をなさりLNG船の開発を手がけられました。
  この時、小生はまだ30前の駆け出しで技術に関する多くの薫陶を
  渡辺さんからいただいたわけです。

  この話しをトヨタ工機社長にお話したところ“ハリさんは絶対に聴きに上がるべきだ”
  と言うところから、そんなら皆でお聴きしようではないかという事に発展したわけです。

  5 月2 日、12時、予定より1時間早く府中本町にお迎えにあがりました。
  既に来ておられました。
  ぼくとしては、お待たせするわけには絶対いかないと考えておりましたが、
  “君に会う前に府中を散策しておきたかった”とのことでした。
  そしてヨーカ堂地下でハンバーグを一緒に食べました。

  はじめはお言葉が小さいので心配したのですが話し出すと、84歳とはとても思えません、
  声も通って毅然となさる。

  1 時、トヨタ工機へ 、実社長の案内で、工場見学、3時半皆でお話を聴く。
  設計、営業全員、エクセンの林さん、トクの隅井さん、近藤さん、ポリテクカレッジの横山さん、
  京都モリカワの木下さん、青さん、山本さん、藤野さん、岡本さん、実社長でお話を聴く。
  お話は多岐、多様に亘り、内容は深く広く、かつ爽やかでした。

  以下はぼくが聴き取れた範囲での整理です。
  皆さんの参考にしてください。
  <続く>

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          『団塊の世代、技術伝承問題を考える』

   “IT技術の、より質の高い物造り設計への適用/団塊世代諸兄とのコラボレイト”
    今、団塊世代の大量退職で技術伝承の不安が大きな社会問題になっています。

    物造り設計には経験という要素は欠かせません、またその経験したこと(失敗も成功も)
    を合理的に判断してそれを反省含めて積み上げていく。
    これを。“TRY&ERROR&TRY”と言います。技術進歩の原理原則です。

    そしてそこには技術の伝承を継続的行うという社会的基盤が必要です。
    特にこれは今の日本(資源も少なく、国土も狭く、人口も多く,そして、飽食、
    士気の低下に溢れている、要するに何もない!!)の興廃に関する必須条件です。

    製造業の業績はトータル・コストダウンで考えなければなりません。
    製造物の寿命(Lifecycle)に関わる項目は先ずは開発販売企画から始まり、
    基本設計、詳細設計、製造、検査、販売、点検、補修、再利用、廃棄等
    が考えられますが、これらの項目はお互いが掛け算でつながっていると
    考えなければなりません。

    突出した項目があっても、他に“0”の項目があれば全体は、“0”になってしまいます。
    そしてそれには全体を見渡せる団塊世代のキャリア(経験と実績)と見識が必須になります。

    IT(CAD,CAE,CAM,BOM)は先に述べた、すべての項目に関連します。
    今、“おやじと孫!の連携/コラボレイト!!”と言った“場”の確立が急務です。

    この場は会社内で言えば部門を越えた水平展開であり、
    業種で言えば会社の壁を越えた異業種交流水平展開です。

    まず若者側としては“師”を見つけること、
    この人ならば、と見込んで自分から積極的にアプローチすること。

    おやじの側としては今まで自分のやってきたことを整理すること、
    第三者に説明できる資料としてまとめること、
    そして、この段階から使える“弟子”をみつけることです。

    要するに技術の伝承とは両者の質的にも高い真摯な歩みよりが必要である、
    ということです。

    日本の将来は他国に先んじて高付加価値製品の開発にあります、
    そしてその為には両者のコラボレイトが必須です。

    今“男たちの大和”という映画(12月封切り)が話題になっていますが、
    これには戦艦大和に対する、今我々が失いかけている日本人としての毅然さに対する憧憬、
    そして大和という建造物のもっているITを超越した技術に対する驚愕と尊敬もあると思います。

    以上“CAEおやじ”の立場から団塊の世代2007年問題を考えてみました。
               平成17年8月    TCR総研/NPO・CAFE 理事。
                                    高張研一 拝 


                     「蝉時雨れ 緑陰の下 我天命を観る」  敬基

    PS.阿奉追記
       来る 9/6(火)東京コンファレンスセンター品川
       http://www.chugai-ems.jp/kv2005/access/index.html にて高張師匠が
       メインパネラーになる技術セミナーが開催されます。(無料:登録必要)
       お知り合いに、このセミナーに関心がありそうな方がいらっしゃい
       ましたら、ご紹介下さい。高張師匠のパネルディスカッションは、既に満席の
       状態ですが、当日、高張師匠と阿奉さんは会場におりますので、お目にかかれる
       かも知れません。下記URLをクリック下さい。

    構造計画研究所1Day Seminar : http://www.chugai-ems.jp/kv2005/
https://www.chugai-ems.jp/cgi-bin/kv2005/userregist/seminar_index.cgi?type=g&stprmtr=36990EGTIG
   

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