無肥料栽培とは

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前回の慣行農業の続きを書きます

 <<ターニングポイント>>

私が慣行農業に問題点があるということを知ったのは今から20年位前に「体内汚染」?というような本が学校にあったことでした。その内容は、

牛の飼育にの餌に水銀やカドミウムや人間の体内では有害な物質が極微量含まれていると、

その牛の肉を人間が食べる→有害物質が蓄積する
その牛が糞をする
雨が降って河川に流れ込む
魚にどんどん有害物質が蓄積される
その魚を人間が食べる  →有害物質が蓄積する

最初は極微量の汚染でも間接的にどんどん体内に蓄積されていく

女性の場合汚染された体で妊娠するとへその緒を伝って胎児が汚染される

といった内容でした。(20年前の記憶なので信ぴょう性は?ですが)

このころから慣行農業もターニングポイントを迎えたようです

農薬や有害物質の使用に制限が入ったり、特に有害な農薬は使用禁止になったりしました
それまでいかに病害虫を処理し生産性を上げ、農業を効率的にするかを追求していたのが

    それではいけない
              となったわけです


今、中国の食の問題がクローズアップされていますが、中国もターニングポイントなのかもしれませんね

 <<農家の努力>>

それから、消費者も農薬に対する関心が徐々に高まって国も生産者も農薬の散布回数を減らしたり
散布時期を限定してり、努力してきました。

低農薬栽培や、減農薬有機栽培、一番安心できそうなのが無農薬有機栽培ってのもあります

しかし全ての作物に農薬は使用されています。無農薬有機栽培と表示されていても、使用していい農薬があるらしく、その農薬を使っていても無農薬有機栽培と表示してもいいらしいです

ただ「農業」にとって農薬の使用は避けられない事実です。

1つは消費者のニーズ合わせるため、大きさをそろえる、傷物虫食いは作らない、といった作業の中で
肥料と農薬は欠かせないのです。まして農家の高齢化で農作業の負担を軽減せざるを得ません。そういった中農家の懸命の努力で今の日本の食が支えれれているのです。

 <<今までの慣行農業>>

 農耕民族の日本では縄文時代から農耕が行われてきました(中学校くらいで学びました)そのころは「種を採り畑を耕して種を撒く」といった極単純なものだったでしょう。

 でも良く考えるとその当時この「種を採り畑を耕して種を撒く」ことに気ずいたのは人類にとって画期的なことだったと思います人間の知恵の偉大さを感じます

 しかしまだまだ収穫量も少なくなかなか安定した栽培でなかったのではないでしょうか

 そこで人類はいろいろな試行錯誤を繰り返したでしょう。種の作り方や、畑の耕し方、畑にいろいろなものを入れて見たでしょう。すると人糞や鶏糞、木のくずや灰、枯れ草といったものを入れるとだんだん収穫量が増え、安定してきたでしょう。

 そんな時代が数千年続きました。しかし天候に左右され、植物の病気のため飢え死にする人も江戸時代くらいまで(1800年代)いたのです。(これも中学校くらいで学びました)

 そして明治時代以降西洋文化の流入によって化学という文化が急速に広がり、農薬や化学肥料が普及して行ったのです

 農家にとって農薬によって今まで病害虫で苦しめられていたことから開放されました。虫は作物を食害するだけでなく病原菌も運んでくるのです。その病原菌も1つや2つではありません。それを一気に農薬が解決してくれたのです。農家は安定的な収穫が出来るようになりました。

 肥料もその作物にあった化学肥料が販売されるようになりそれを蒔くだけで作物はスクスク生長するようになりました葉物は葉物用、果菜類は果菜類用の、根菜は根菜用の 稲にkは稲用の化学肥料をまくだけです。素人の私でもはじめ化学肥料を参考書通りにまけば作物はどんどん生長しました

 これで農家のつらく苦しい農作業がかなり改善されたのです。そしてそれ以来日本では飢饉という言葉が消えました。

 しかし〜(次回へ続く)

たぶんこのブログを読む人は若干でも無肥料栽培について理解している人が多いとは思いますがせっかくなので、全く知らない人でもわかるように書いていきたいと思います。

<<出会い>>

 私は8年ほど前に何の知識も無く農協が管理している貸農園を1区画(7.5坪)借りました。
その貸農園は全部で約20区画くらいあったでしょうか、いろんな人が来て野菜作りを楽しんで?いました。

 私が野菜作りを始めたのもやっぱり「安心して食べられるものが作りたい」という重いからでした。
 
 はじめは何もわからず、「無農薬栽培」を目指しました。肥料のことはまだこの先のことです。

 <<無農薬栽培>>

 農薬とは大まかに2書類あります。

 1つ目は殺虫剤、2つ目は除草剤です

 殺虫剤を使わないということは、虫がどんどん来ます。毎日虫を殺す日々です
 除草剤を使わないということは、草がどんどん生えてきます。
 野菜の管理というよりも草刈の日々です
それでいい野菜が出来るかというと、虫食いの野菜や、病気で枯れてしまったり写真で見るようなきれいな野菜はなかなか採れません。しかしみんなが言うのは「虫が食べる野菜は美味しい野菜だ」とかいって慰めていました。

 <<無農薬有機栽培>>

 やがて肥料にも目を向けるようになりました。
 
 「化学肥料で出来た野菜は本来の野菜なんだろうか?」ただ科学的に成分だけを与えて育った野菜が自分が作りたい野菜なんだろうか。
そんなことを考えて有機肥料へ転換したのです。

 発酵鶏糞、発酵牛糞、油粕、草木灰、バーク堆肥、などです。

 鶏糞は鳥の糞、牛糞は牛の糞、油粕は一般になたね油を採ったかす、草木灰は草や木を燃やした灰、バーク堆肥は草や木の皮を発酵させたものです。
 
 こんな自然から出来た肥料で野菜を育てたら美味しくなると思いました。

 しかし思わぬ問題がありました。その肥料をホームセンターで買ってくるのですが、鳥の糞の「鳥」はどんな餌を食べているのでしょう。

 想像するに工場のような建物で鶏卵用に飼育されている鶏の糞でしょう。その鶏は病気にかからないように抗生物質を食べ発育促進剤のホルモン剤を食べていないでしょうか。

 私が経営者ならそうするでしょう。1匹の鳥から病気が出れば最悪、数万羽を処分しなければなりません。致し方ないと思います。

 もうひとつは、肥料を作っている工場はどうでしょうか。皆さんホームセンターで売っている肥料の値段を知って今しか?。はっきり言って安いです。発酵鶏糞15Kgで68円とか牛糞20kg238円とか流通コストや、販売店の利益を考えると、工場出荷価格はいったいいくらなんでしょう。その原料は???と疑わざるおえません。

 「そんなことまで言っていたら何も出来ない」と考えたこともありました。

 そんな時に友人の小西さんが「無肥料無農薬栽培っていうのがあるよ」と教えてくれました。


 <<無肥料無農薬栽培>>

 3年半まえから150坪ほどの農地を手に入れ(いろいろ後で話しますが)作付けは100坪ほどでしょうか、有機肥料栽培のため、結構な量の肥料を2年買い続けました。確かに「これでいいのかなー」という思いはありました。化学肥料に比べて数倍、数十倍の量の肥料が必要でした。

 ある日パソコンで無肥料栽培を検索しました。すると結構ヒットしていろいろ詳しく書いてありました。

 要点を書くと

  一切人工的に肥料を与えない
  種の持つ生命力を生かして根を成長させる
  成長させた根から必要な肥料分を吸収させる
  栽培後根は抜かず土の中で分解させて次の肥料分とする
  何代かかけてその土地にあった種を育てる

 <<畑の外から持ち込まない>>

 山の木々も、街の街路樹も、雑草も基本的にそれだけでその状態を維持しています。
 畑も外部から何も持ち込まず、畑の中で植物の生育の循環が可能なのです

 <<根を成長させる>>

 人工的に肥料を与えないのだから、自分で肥料分を探すために、根をどんどん成長させれなければなりません。そのためには深く耕さなければなりません。また土壌によって畝を高くしなければなりません。
大根が1m30cm根が張ったといか、チンゲンサイが6m根が張ったとかいう紹介がありました

 <<栽培後根は抜かない>>

 栽培後根は抜かず、自然に分解させ次の肥料分にするのです。では葉っぱはというと、自然界では緑の葉っぱをそのまま土に敷きこむということはありません。枯葉が自然と分解されることはあるので枯れ葉はOKだそうです。

 <<種を育てる>>

 <<F1と固定種>>
 種を育てるを語る前に種について少し説明をすると

 種には大まかに2種類あります

 F1種と固定種です

 F1種とは現在一般的な種で大手種メーカー(アタリヤ、サカタのタネ、他)が量販している種で

 いろんな品種を人工交配して作った見栄えがよく、味がよく、病気にかかりにくい種です

 固定種とは代々同じ品種から出来た種で江戸時代から続く品種もあります

 F1種の原種ともいう種です

 簡単に言うとF1が雑種、固定種が血統書付といったところです。

 <<種を育てる>>

 日本全国気候が違います、土の成分も違います。それぞれの畑によって環境が違うので、その環境にあった種を自分で作るのです。そのためには固定種のほうが適しているといわれています。一回種を撒いてみて出来のいいものから種を採りまた翌年採った種を撒き同じことを5年くらい続けると元の種とは違う自分の畑の環境にあった独自の種が出来るそうです。

 必ずしもF1がだめなのではなくF1から種を採っても雑種なので出来る種もばらばらでなかなか同じ品種が定着しずらいらしいです。でもF1から何代か続けて固定するケースもあるそうです

 <<最初の一歩>>

 友人から紹介された無肥料栽培ですが、最初の一歩を踏み出すまでに結構勇気が要りました。理論的にはそれなりに納得しても実際あんまりメジャーではないし、本当にうまくいくのか検討も付きませんでした。

 私が無肥料栽培をやってみようと思ったのは

     肥料を買わなくていい(経費節減)
     肥料の空袋などのコゴミが減る(ゴミ減量)
     種取が出来れば種代もいらない(経費削減)
     自分の種が作れたら一生(種屋が無くなっても)作れる
     肥料を配合したり事前に肥料の敷き込みが費用(労働の短縮)

 等々なにやら良いことだらけに思えました。後は収穫出来るかどうかだけでした。だったら一回チャレンジしてみようと思った訳です。

 1年目はバーク堆肥だけ入れて作ってみました。(何もないと不安だったから?)出来るのは出来たのですが、虫が来ました。特にアブラムシが大量に発生したのです。やはり不安からバーク堆肥を多めに入れてしまったのです。その匂いに誘われてアブラムシが集まったのだと思います。おかげで大根、白菜は全滅でした。これをきっかけに2年目は完全に何も入れず半年経ちました。

 今のところ虫の被害はほとんど無く夏野菜はナス、トマト、キュウリ、ピーマンは大成功でした。これから秋、冬野菜がどうなるか一生懸命植え付け中です。今後に乞うご期待です。

 何かの参考にでもなればと思い書きました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 




 





 
 

 
 

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