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バス写真☆いろいろ5選
長崎県各事業者、西鉄バス、大分県各事業者、宮崎交通、しずてつ、東急バス、新潟交通等の路線バスを扱います!

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前項の続きで、長崎バス「時津〜茂木線」の茂木方面行方向幕表示のうち、残りの、北浦・茂木港方面行をご紹介します。


①「茂木港」3810号車(日野1998年式)撮影場所:片町停留所付近(長崎市)2006年5月
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茂木港行は茂木〜天草・富岡航路の利用者に便宜を図る目的で、出発便へ接続できるタイミングの茂木行を延長する形で一日に数本が運行されていた。運転本数が少ないわりに、始発地は時津・溝川・琴海ニュータウン・長崎駅前南口など系統は多彩であった。


②「北浦(旧道経由)」3909号車(日野1999年式)撮影場所:長崎駅前 2006年7月
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③「北浦(茂木港経由)」
(1)「大波止・茂木港10」1607号車(いすゞ1996年式)撮影場所:県庁前交差点(当時・長崎市)2008年5月
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(2)「大波止10」1419号車(いすゞ1994年式)撮影場所:長崎駅前 2005年5月
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北浦は茂木の中心地区の北側に位置し、集落の中心に茂木中学校が位置するような格好になっている。北浦地区は茂木から歩くには距離があるため、北浦行を頼りにしている利用者は多い。北浦行には2ルートが存在し、1つ目が主力となっている片町〜北浦間で旧道を経由するもので1時間おきに運行、2つ目がサブ系統の茂木港を経由するもので、茂木行を延長する感じで1日に数本運行されていた。前者は「大波止・茂木10」、後者は「大波止・茂木港10」を系統幕として使用することで区別されているが、1994年式車までは「大波止・茂木港10」は無く、茂木行で使用するのと同じ見た目の「大波止10」という表示しか装備されていなかった(側面表示にはきちんと「茂木港」も表記されていた)。ちなみに、神の島営業所が担当するようになった現在では、旧道経由のみに存在する松崎停留所をそのまま経由地表記に用いており、「松崎経由」「茂木港経由」と表記されている。


④「南商業(茂木港経由)」
(1)3703号車(日野1997年式)撮影場所:中央橋交差点(長崎市)2007年4月
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(2)1551号車(いすゞ1995年式 所属:稲佐橋営業所)撮影場所:長崎駅前 2005年9月
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(3)1513号車(いすゞ1995年式 所属:茂里町営業所)撮影場所:茂木停留所付近(長崎市)2005年9月
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北浦地区の集落の端の方にあり、2008年3月に閉校となった長崎南商業高校への通学路線。通学時間帯のみ通常の時津〜茂木線が南商業まで延伸される便が主体だが、これだけでは輸送力が足りないため、他営業所の応援運用が存在していた。以前から田上営業所(→新稲佐橋営業所→神の島営業所)や旧稲佐橋営業所(→新茂里町営業所→柳営業所)が長崎駅前南口始発便を担当していたが、特に旧稲佐橋営業所時代からの担当分については、通常、茂木地区に乗り入れないバスが見られるため、レア感満点であった。今回掲載した茂里町営業所時代の頃は、確か晴海台団地駐在持ちだったような記憶がある。


<番外>「太田尾」
(1)「茂木港経由」1814号車(いすゞ1998年式 所属:稲佐橋営業所)撮影場所:茂木停留所付近(長崎市)2005年5月
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(2)「茂木10」3508号車(日野1995年式 所属:神の島営業所)撮影場所:茂木・新田車庫(長崎市)2008年5月
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最後は番外で、田上〜茂木〜太田尾線の太田尾行の行先表示を。その昔は時津方面から直通で北浦を経て片峰・日吉方面行もあったが、茂木〜片峰〜日吉〜太田尾間は時津〜茂木線から切り離され、完全なローカル路線となった。時津営業所の茂木車庫には、代々、瀬戸営業所からの転入車両で、太田尾線専用の中型車が1両配置され、2003年春に担当営業所が新稲佐橋営業所に移った際、この中型車ごと移管された。3508号車の非分割方向幕は時津営業所時代に大型一般路線車で使われていたものと同じであるが、新稲佐橋営業所に移った時には、使用する可能性のありそうなコマだけを残し、切り継ぎしなおしたものが使われていた模様。今回掲示した10番が入った方向幕は、まさに長崎市中心部から直通していた頃の名残の幕で、田上〜茂木〜太田尾線でも時々使用されていることがあり、とてもワクワクしていた。



各社とも今年度のダイヤ改正が発表されていますが、今年度は特に乗務員不足による運行本数の減少に関する情報が目立ちますね。赤字路線の本数削減は言うまでもなく、黒字路線でも運行本数の多い路線は間引きせざるを得ないところも多いようです。このトレンドは今後も続くでしょうから、路線バス事業全体が、規模縮小の一途を辿ることになりそうで、いろいろ楽しめるのも今のうちと改めて感じています。


長崎バスも新年度のダイヤ改正内容がリリースされていますが、他社と比べて前向きな話ばかりだったので感心していたのも束の間、ダイヤ改正後の時刻表をザっと見る限り、マイナスの情報が一切告知されていなかっただけで、本稿で触れた東長崎〜太田尾〜茂木線や、矢の平線の日中の大幅本数削減や、平尾橋線の日中の時津北部TM発着への短縮など、もう少し事前に告知しておくべき重要な情報があるような気がします。逆にグラバー園〜原爆資料館の路線新設は「がらんがらん」と揶揄されていた「らんらん」の二の舞にならないか、余計なお世話ですがとても心配です。

また、近年、運行の合理化が進み、系統が複雑になりすぎており、バス利用者への情報提供の仕方は、従来通りのものではもはや限界を超えている気がします。もともと不親切だった停留所掲示の時刻表のフォーマットはその最たるもので、相変わらず行先の括り方や並び順は極めて不親切な上、昔は、1つの便に多くても2文字の記号しか入りませんでしたが、今回は4文字のものまで登場しており、我々バスマニアが見ても何が何だか分からない感じですので、一般の利用者にとっては言わずもがなでしょう。近年、冊子版の時刻表の方は、昔のものよりも情報が詳細になって分かりやすくなっており、停留所掲示の時刻表は、これと付け合わせてようやく初めて理解できるレベルですので、せめて停留所掲示の時刻表は、機械任せにただ出力するだけでなく、方面別や路線別に再整理したり、掲示位置を変えたり、また、二列しか入らない行先・経由地の欄を拡大してより多くの情報を入れられるようにし、注釈記号による補足を極力排するなど、工夫の余地はかなり残っていると思います。

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