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第二次世界大戦中、連合国としての同盟国のアメリカからレンドリースによって700機のC-47を供与され、軍用輸送機としての大きな成果を上げた。その実績によってDC-3の製造ライセンスが取得されることになる。
1293カ所にも及ぶ改良を加え、寒冷気候に強いソ連製エンジンを搭載した輸送機を設計し、これを「PS-84」と呼称した。降着装置は雪中用の橇に交換装着可能とするなど様々な仕様変更を行った。日本でもそうであったように、細部の寸法は、ソ連も日本同様にメートル法を採用しており、変換の過程で微妙に異なっている。
この結果もとのDC-3に比べ400kg程重量が増し、飛行性能は低下している。
この機体は1942年以降Li-2の名称で軍用輸送機として量産され、対ドイツ戦で用いられた。
第二次世界大戦後、北大西洋条約機構は、この航空機に対し「キャブ」というNATOコードネームを用いた。
1940年から1945年までおよそ2000機が生産されたが、輸送だけでなく爆撃も可能なよう改造された事例もあった。戦後もソ連および東側諸国で旅客機や輸送機として運用されるなど改造・改装を受けながら幅広く活躍し、ソ連軍では1970年代まで運用された。
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