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思わず早めに眠った後、眼が覚めると早朝とも深夜ともつかない時間…そんな中で興じた“KV-2(独軍鹵獲仕様)”である…朝から夢中で、「このままでは際限が無くなってしまう…」と無理に切り上げて、昼食時に多少手を入れ、画のような状態に至った… ここまで夢中になったのは久し振りな感じさえする…「もっと早く1/35戦車に出会っていれば…」などとも思うが、何かとの出会いは、数々の偶然が重なった結果なのである…今回の“KV-2(独軍鹵獲仕様)”との出会いは、そういうものだと思っている… 要は塗装とウェザリングを施し、ここまで至った訳だが、こういう作業というものは「考察結果の実践」ということに他ならないと思う… これまでの記事で特段に触れなかったが、巨大な砲塔の表面は、タミヤのパテを薄め液で溶いたものをサッと塗って、多少の“ザラザラ感”の創出を試みた…方々の作例を見た限り、「アッサリ過ぎ?」とも思ったが、「これで善しということに…」とさせていただいた… そうした作業も含めて、独軍戦車の標準色であるダークイエローを随時、缶スプレーで吹いて、細かい箇所は別途筆塗りなどをおこなった…この辺りは、これまでの“モビルスーツ建造事業”の経験をフィードパックした型になる…出来上がるものは“ジャンル違い”とは言え、“模型製作”ということでは共通なのだ… これまでのところが、前の記事で示した画ということになる…「単色の方が武骨な感じがして好き!!」ということにしてあるが…とりあえず迷彩はしないことにした… これにウェザリングを施していく!!ウェザリングは、“状況”を色々と考えなければならない… これを巡る状況は… ・この車輌は、侵攻作戦で押したり退いたりしている独軍の前に放棄されていたモノで、「使える!?」との判断で独軍が後方に送って鹵獲車輌として運用を試みることになった… ・車輌に関しては詳しく調べるなどした後、独軍の現場要員の“使い勝手”を考慮し、若干の改修を施した… ・この車輌に関しては、作戦への投入が決まって、それがキャンセル…などの経過もあった…そのうち戦争が長期化していく中で、独軍は寧ろ守勢に回った… ・この車輌は、簡単に撃ち抜けない重装甲を誇るが、素早く砲塔を動かして対戦車戦闘を行うなどの任務には明らかに不向きなので、迫り来る連合軍を迎え撃つ場面で、味方歩兵の支援などに用いられることとなった… というような訳で、このKV-2はここにある…と、いうことは… ・ソ連軍でも散々使っていたので、足回りは「少々使った…」感じ… ・独軍車輌として塗装を換えてから、少々時間が経っている…色がくすんだり、風雨に当たって汚れた感じにもなり得る… ・後部ラックの予備弾や、脇の燃料を入れたらしいジェリカンは、出動の少し前に用意した新しいモノ… ・泥濘の中を走る、という訳でもないものの、非常に重い車輌故に都市郊外の地面にめり込みながら防衛線の終結地点へノソノソと移動…それ程長期に亘る行軍ではなくとも、足下には泥が結構着く筈… という話しになる…これを踏まえて下記のようなことを行った… ・キャタピラは、茶系のパステルを“おろし金”のような#80のペーパーで削ったものをアクリル溶剤で溶いて筆で塗りつけ、そこにラッカーのシルバーでドライブラシを施した… ・車体各所に、アクリルのダークイエローに若干のジャーマングレーを混色したものを薄めて塗ったり、黒や白のエナメルでウォッシングを施した… ・タミヤ情景スプレーのグレーを足下に若干吹いた…「掛かり過ぎ?」を多少拭った… これらの作業を夢中で行った後、とりあえずつや消しトップコートを吹いて按配を見た次第である… 何事も「やり過ぎ…」は好ましくないが、更に手を入れるかもしれないが…
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Pz.Kpfw.754r
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トランペッターの1/35KV-2(独軍鹵獲仕様)関係の記事です…
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トランペッタ―のKV-2(独軍鹵獲仕様)である…少しずつ進めている… 未だ色々と着ける部品もあるのだが…一応「KV-2登場!!」というところまで辿り着いた!!実車なら、この時点で給油すれば動くことも出来そうだ!!電線も、説明書を見て、真鍮線を適当に曲げて「こんな感じ?」程度にして瞬間接着剤で貼ってみた… 少し寒がりな戦車兵と、機関銃を担ぐ外套姿の兵士に御登場願い、並べて記念撮影…「縦に2人分…」という、住宅の2階の窓に匹敵するような、異様な背の高さが判り易いようにしてみた…木立の陰から、こんなものが地響きとエンジンの唸りを上げて出て来るなら…光の向きによっては居る辺りが影になって真っ暗…かなり怖い… この武骨なフォルムは、寧ろ単色にしてウェザリングを施す位が活き活きとするのかもしれない… スケールが違うが、ソ連軍仕様のKV-2と比べると、独軍が鹵獲車輌を運用しようとした際に手を入れた箇所が判る… 実質的に初めて1/35戦車を手掛けるが、何かここまで型になるとワクワクする!!!病みつきになりそうだ…
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トランペッタ―のKV-2(独軍鹵獲仕様)である… 少しずつ進めている…砲塔が殆ど出来たので、「試しに…」と車体に一寸載せてみた… 大きさ比較の意味で、一寸寒がりな戦車兵に登場してもらった…この戦車兵氏が、職場が出来たと喜んでいるのか、こんなものに乗せられるのかと眉を顰めているのか、一寸窺いしれないが… KVシリーズは登場当初、当時主流だった37mm級の対戦車砲をその重装甲で跳ね返し、「怪物!!!」と脅威を与えたという…が、火砲が急速に大型化、強力化する中で重装甲は相対的に「決定的な程でも…」ということになり、更には「重い車輌に、重く大きな砲塔」というとんでもないバランスのお蔭で、ただでさえも按配が悪かったKVシリーズのトランスミッションが言うことを聞かなくなり、放棄されるケースも増えたようだ…そういう経過でソ連軍では廃れたものだが…大戦末期には独軍が鹵獲車輌を使用している… こういう経過故、戦車兵氏が眉を顰める可能性も危惧されるのだが…
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トランペッタ―のKV-2(独軍鹵獲仕様)である… 着手した砲塔が少々進んだ…大きさの比較ということで、ロンメル元帥にお出まし願った…彼が率いた部隊に、この車輌があったという話しは聞かないが…飽くまで大きさの比較で御登場いただいたのだ… そのまま砲塔を弄って、眺めている分には気にならないが、人の大きさに相当するフィギュアと並べてみると…「デカい…」と改めて愕く…人が真っ直ぐ立って、首の辺りという背の高さ…大きな榴弾砲を強引に搭載した砲塔だ… KV-2のこの砲塔が本体に載ると、高さは4mに近くなる…4mと言うが…これは住宅の2階の窓位になる…勿論、建物の用途や構造によって差異は大きいが、場合によっては低めの屋根でも、その位の高さになるのではないだろうか?…実は先程、そんなことを考えながら近所を歩いていた…KV-2の砲塔からの眺めは、概ね2階の窓からの眺めのようなものだ… このKV-2の砲塔だが、ソ連軍が使用したものとの最も目立つ違いは、メインのハッチに3号戦車の部品を使用したという辺りである…キットでも、その特徴は確りと再現されている…“製品”としては、ソ連軍仕様のKV-2に、このハッチなどの部品を追加したか、何かと入れ替えたと想像出来る… 鹵獲仕様のKV-2だが、恐らく、基本構造などはそのまま、細かい個所を独軍戦車の部品に換装し、独軍戦車兵にとっての“使い勝手”を多少向上させたのだろう…そんな様子が窺える…ソ連軍仕様のハッチは、如何にも重くて、開閉が辛そうな、大きな丸型の1枚のハッチである…3号戦車のものは、半円のものが観音開きになる仕組みだ…この種のハッチを使った経験など無いが、こういうのは“慣れ”なのだろうから、観音開きに馴染んだ独軍兵士には、こういう方がシックリしたのであろう… 砲塔の榴弾砲だが、これはモビルスーツのバズーカを組む要領で、接着剤を流し込んで、合せ目を目立ち難くしてみた… KV-2…フィンランド軍の陣地に重砲弾を浴びせ、侵攻するドイツ軍にもそうしたが、やがて被撃破や鹵獲の事例が目立ち、ソ連軍では廃れたが、鹵獲されたものはソ連軍の歩兵部隊や陣地に重砲弾を浴びせた…複雑な運命を辿った車輌だ…出来上がりが愉しみで、バタバタと慌ててしまいそうだが、多少は慎重に取り組みたい…
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