読書感想記等

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ガンダム関連小説の読後感想、他模型製作の参考になりそうな文献などの御紹介です。
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タイガー戦車関係の本だが、大変興味深く読了した…

漸く、下記に感想を整理した…

http://blog.kansai.com/wakkanai/106

最近の本棚から、下記をご紹介したい…

http://booklog.jp/asin/4499226457/via=wakkanai
http://booklog.jp/asin/4499226538/via=wakkanai
http://booklog.jp/asin/4845833042/via=wakkanai
http://booklog.jp/asin/4845833069/via=wakkanai

東部戦線でタイガー戦車に乗っていたオットー・カリウス氏の本は、目下読んでいる途中…

SSの写真集は、頻繁に見ている…今手掛けている“魔の4連装”を飾るベースは、この写真集にある画から着想を得たものだ…

なかなか人気があるOVAシリーズのノベライズということになるが、OVAと少し流れが異なる感じの箇所も見受けられる…が、ハッキリ言って私はこの小説版の方が好みだ…

この物語は、士官学校を出て日が浅い、新人士官のシローが最前線で初めて小隊長に任じられ、そこで展開される彼の揺れ動く心や成長や、戦いの顛末というストーリーだ…OVAでは、何か「どうしたものか“アイナ!!”で最後に行方を眩まして…」と何やらよく判らず、「登場するメカと雰囲気が好い…」という程度に終始していた…が、小説版に触れると、なかなか深い物語だと思った…

シローは、少年時代に楽しんでいたアクションドラマに漫然と憧れていたような次元が出発点で、何となく軍人になったが、パイロットとしての適性もあり、決して無能ではない若者だ…戦争が始まり、彼は「コロニーへの毒ガス攻撃」という凄惨な現場に居合わせ、「こういうことをする敵に立ち向かう正義の実現」を胸に任地に向かうことを誓う…

そんな彼は、味方を救援しようとボールで強引に出動し、試作型のザクと戦う…ボールとザクが共に損なわれてしまった中、宇宙艦の残骸の中で敵方のアイナと出会う。互いに撃ち殺すことも出来た状況だったにも拘らず、手を携えて救援を呼ぶ努力をした…この際にシローはアイナの懐中時計を手にする…

と、ここでこの時のアイナを気に掛け、「何時か時計を返しに、彼女に会いに行こう」というような想いを胸に、アイナとは擦れ違いながら…という程度の物語の方が、私は好みなので、以降のシローとアイナの関係を巡るストーリーには、余り入れ込めなかった…

が!!「理想家肌で“裏表”がない、愚かなまでに真っ正直な若者」として描かれるシローが戦争と向き合う様は、何か“ベトナム戦争関係の映画”を思わせるものがあった…小説は劇中人物の背景や想いが、多少くどく描き込めるため、こういう感じを打ち出すという意味で優れていると思う…(逆に言うと、OVAはストーリーが消化不良だったのかもしれない…画は、殊にメカは素晴らしかったのだが…)

キキの村の人々とシロー達…ギニアスとアイナの兄妹や、側近のノリスやジオン軍の面々…シローの上官であるコジマや連邦軍の面々…OVA以上に明確で詳細な性格付けが施され、実に面白い!!

小説版の“キキの村”は“寒い時代”の象徴のような描かれ方をしているように思う…この村を巡って、シローは信じていた“正義”の揺らぎを感じ、自棄的になってしまう…しかし、老兵から「大事な人達を守るのではないのか?」と問われ、何とか戦い抜こうとする…

カレン、サンダース、エレドア、ミケルと言った、シローと行動を共にする第08小隊の面々も、この小説ではなかなか良い。それぞれの背景が語られ、シローという新米の隊長との出会いを通じた彼らの心の動きがなかなか良く描かれている。“手紙”という体裁で、一部に“語り手”的な役も演じるミケルがなかなか魅力的であると思った…

公的には“ギニアスの側近”で、私的には“恩義ある上司の遺児である兄妹の後見人”であるノリス…この人物の描き込みが凄く好きだ!!OVAでは窺い難かった、彼の兄妹への想いや、指揮官たる者の矜持というものが伝わる…シローとの何度かの対決の場面で見せる「武士(もののふ)!!」というムードも好い!!

指揮官たる者の矜持と言えば…作中では「アジア方面に展開するジオン軍の司令官」という位置付けになっているユーリ・ケラーネである。彼は開戦の理想を強く信じ、何とか部下を生かそうと奮闘する…「上に立つ男」として、なかなか魅力的に描かれている…

好感の持てるノリスやユーリが居るからこそ、“悪役”として、狂気を帯びたようなギニアスが、また映えているようにも思った…

上・中・下と3冊もあるが、「1日1冊…」という次元でどんどん読み進められる…実際、私は朝・夕に喫茶店で読了してしまったのだが…

“ガンダム”というものだが…私はメカやその模型なども好きなのだが、“SF戦記”としての「なかなかに深いドラマ性」とでもいうようなものが凄く気に入っている!!そういう趣向の方には、本作をお勧めしておきたい!!

“ファースト”と“Z”を繋ぐ時代を背景とした物語で、OVAのシリーズがなかなかに良かった!!それの小説化である…OVAのダイジェスト的な映画もあったが、この小説はOVA本編を辿って創ったもので、それなりにヴォリュームがある作品となっている…

小説としてこれに初めて出会ったとするなら…残念ながらそれ程愉しくはないのかもしれない…些か、「ビデオシリーズの別冊解説」という趣きも否定出来ないような印象も受けたからである…

だが、この“0083”は非常に興味深い作品であると思う。或いは“ガンダム”のテーマの一つに“ニュータイプ”というようなものがあるのかもしれないが、本作ではそうしたものに殆ど触れられていない…“宇宙世紀”という作品世界で大きな戦乱が発生し、それを潜り抜けた、或いはその後に社会に出た作中人物達の群像劇というような作品世界が用意されている…それが面白い…

「ジオンの再興」を叫ぶデラーズらは、愚直なまでに、何処までも“理想”を追う人物達として描かれる…対してシーマ一党は“理想”に幻滅した人物達として描かれる…この両者が“事”を起こす…連邦軍で主流を占めているやに見受けられる一派は、こうした“事”を利用して実権を掌握し、強権的な支配を進めようとする…主人公のウラキを含むアルビオンの指揮官達は、馬鹿正直に“事”を収めようと奮戦する…こうした、三極、四極が共鳴しながら、デラーズらが企てた“星の屑作戦”が進むというのが本作の筋である…

私が「残念ながらそれ程愉しくはないのかも」とこの小説を評したのは、「小説だから“あり”の描き込み」が見当たらなかったからだ…本作の主役メカ“ガンダム”の開発チームに居る女性エンジニアのニナは、デラーズと共に行動するジオン軍のエースパイロット、ガトーと“過去の関係”を有している…ビデオではこれが仄めかされ、この関係故の行動というものが出て来るのだが、小説もこれをビデオをそのまま活字にした型にしかなっていない…これが残念だ…小説なら、こういうのをもっと深く描き込んだり、これを活かすために構成を変える位のことさえ出来たように思う…私がこのノベライズを手掛けるなら…冒頭にガトーが不意に去り、「どうしたものか…」と悩むニナが出て来る一節を入れ、「そんなことがあってから1年が過ぎ…」と終に“ガンダム”の実験機が出来上がり、オーストラリアに搬入され…と物語を綴ると思う…

これは“ファースト”と“Z”を繋ぐ“掛け橋の番外編”的な雰囲気もある作品だが、或いは“ファースト”や“Z”以上に面白いかもしれない。上述のニナとガトーの関係のような“隙”はあるのだが、各作中人物に「変な飛躍」が無く、それぞれが作品世界の中での等身大の有様として受け手に迫ってくる…これは凄いことのように思う。

スタート地点が映像作品の本作だが、この小説という型で付き合ってみるのも悪くはないと思う…

MGシリーズのプラモデルで、“4号機”、“5号機”と称するガンダムが登場し、「これは何?」と多少驚いたのを覚えている。聞けば、プレイステーションのゲームに出て来るサイドストーリーに登場する主役メカなのだという…プラモデルの中には、メーカーがゲームソフトにも関わっているからに他ならないとも思うのだが、「ゲームに登場するあの…」という代物のキットも幾つかある…

ということで、そのサイドストーリーをまとめた小説が本書である。「閃光の果てに…」というようなタイトルのネーミングが、個人的には好みだ。宇宙の戦いは、メカの推進装置の発光や、光学兵器の光、爆発光が漆黒の宇宙空間に拡がる中で始まり、そうした光の数が少なくなる中で収束するというようなイメージがあるが、「閃光の果てに…」と言うと、何か「宇宙での激闘の後」というような含意が伝わる…

この物語は、隠密作戦に従事する連邦軍の宇宙戦艦<サラブレッド>の物語である。実はこの艦名だが、“小説版”のガンダムで、アニメでは専ら“ホワイトベース”と呼ばれている<ペガサス>の同型艦として名前が一寸だけ出てくる…それを引っ張り出した訳だ…

ゲームというものは、シナリオはあっても、ストーリーそのものがそれほど重要な訳でもない一面がどうしてもあるが、小説はストーリーそのものだ…作品の背景となる“UC0079の世界”や、劇中人物達を掘り下げ、<サラブレッド>の戦いが綴られている…

“4号機”、“5号機”…これがどうも「デザインありき…」な印象も受けてしまうのだが、2人のパイロットと、彼らに出くわして最後まで執念深く向かって来るジオンのパイロットの対決はなかなかに読み応えがあった…この対決のみならず、“終戦秘話”的な“背骨”を通してあるのが良い。

ただ…“4号機”というような呼び方だが、『0080』が好きな私としては、「“アレックス”はどうするんだ!?」などとも思うのだが…

この作品を読むと、MGのプラモデルや、MIAなどのフィギア類を入手してみたい気にもなる…

観たことはないのだが、この“サイドストーリー”のプロモーションのため、何やらアニメがあるらしい…その中で、<サラブレッド>にオペレータとして乗艦し、“4号機”、“5号機”を支援する女性下士官の声の出演が釈由美子だったという…この女優…映画『ゴジラVSメカゴジラ』に“メカゴジラのパイロット”という役で出ていたのが良かった…それから漫画を原案としたドラマ『スカイハイ』の「お行きなさい…」が好い…一寸興味もある…

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