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消費税増税の法案採決から、数日過ぎても、民主党幹部の造反者への処分がないままです。 あれだけ、力強く厳正に対処すると言った以上、民主党幹部もその精査の作業に入っているはずでしょう。 それにしても、ニュースを賑わしているのは、輿石幹事長と小沢氏の会談です。 不可思議な会談を数度も行っています。 ワイドショーやニュース解説のように、消費税増税法案を含む採決された修正案を盛り込んだ調整をしていると言われています。 ただ、民自公の3党合意まで済んで、衆議院の本会議の採決投票を行った結果を覆せるはずもありません。 これはないと思います。 じゃ、何の会談と言うのでしょう。 密談と言うなら、政治家得意の料亭でやればいいはずです。 それを、参議院の会議室で、行うからには、公的な意味合いもあり、合うことを政治パフォーマンスする必要があるように、ニュースに乗せる必要がある出来事になります。 そんな大義名分の必要な行為と、憶測すれば、もしかしたら、分党の相談ではないかと推測も出来ます。 輿石幹事長が、小沢氏の分党を認める替わりに、次回の総選挙まで、民主党と行動を共にする、つまり党派を組むような政治手腕に持って行きたいのではないかとも、考えられます。 小沢氏は、ここまで来れば、このまま民主党にいるわけにも行かず、かと言って新党立上げの資金調達は難しいとなれば、党を割らずにそれで居て、今の衆議院の任期満了まで延命させたい輿石幹事長と、小沢氏の利益はそれなりに合致する。 分党した途端に、小沢氏が豹変するのは、明白の理でしょう。 常識的に考えて、総理が重大な決意を持って通して法案をすべて反対した党員に、分党することなどありえない。 しかし、自民党からの造反者の処分を言われれば、このままの曖昧な態度では、参議院の法案設立を待ってでも、衆議院の総選挙に打って出ることは、明らかです。 自民党の谷垣総裁の生き残りは、ただ野田総理を衆議院の解散に持って行くことしかないはずです。 その上で、今のままよ選挙で自民党の議席を伸ばせば、時期の総裁選挙にも当然優位になります。 自民党が第一党になれば、今度は谷垣総裁に、総理の椅子に手が届くということにもなります。 分党含みの中に、総選挙の動きを捉えることで、その不可解な会談も腑に落ちるような気がする。 これなら、輿石幹事長と小沢氏の利害も一致する。 でも、その可能性はないでしょう。 それがあるなら、選挙の時期は早くなるだけです。 来週早々にも、新党立上げを発表すると言いながら、その用意の本気度が見えてきません。 7月10日までに分党手続きするなら、政党交付金も小沢新党に入るとも聞きます。 どちらにしてあれだけ大騒ぎした消費税増税法案の採決結果が出た割りに、まるで何も無かったかのような、民主党の対応は分かりにくいです。 小泉政権の郵政解散の時は、迅速な対応と比べると、野田総理の決断のなさに、総理の資質、政治家の資質に疑問が付きません。 小泉総理の政策には、賛否ありますが、国民にとって分かり易かったです。 何か善で、何が悪か、はっきりした問題を国民に問うた選挙でした。 民主党の政治も、烏合の衆と化した今では、その役割は終わったはずです。 次の選挙では、多くの民主党の議員が姿を消すことは明らかです。 解散する前に、やるべき政策を打って欲しいです。 東日本大震災の復興政策、景気刺激政策、円高対応政策、どれも手付かずのまま放置して、挙句に大飯の原発再稼動のように、なし崩しに政治を進めることに、国民は納得しません。 この不景気で、倒産も急増しています。 それは、失業問題でもあります。 消費の拡大とは、全く別の方向に進んでいます。 国民の誰もが、笑って暮らせる、安心して暮らせる社会になることを期待したいです。 |
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