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最初の病院では手術ができないということで、紹介状を書いてもらうことになりました。
とりあえず、わりと家から近いところの病院にしてみました。
そこで「全部切るかもしれないけど良い?」と言われ、びっくりして
「それしか方法はないんですか?」と聞いてみると「あるかもしれないけど、うちではやってない」と。
あるかもしれないって…。わかんないのか?良いわけないじゃんか!
診察室から出てきた私の顔は青ざめていたそうな。
あるかもしれない…あわててネットで検索しまくり。
内視鏡手術?切らないで良いの?
病院から入院と手術の日が決定したとの電話に「そちらでは手術しません!」キレ気味に断り、
最初の病院でまた紹介状を書いてもらいました。
マシンを持ってて本当に良かった。
病院なんてまともにかかったこともないし、どこでも同じだと思ってた。
ちゃんとガイドラインがあってどこに行っても同じ結果なんだと…。
都内の大学病院にしました。
乳腺外科があり、内視鏡手術もやってるということで。
先生は「がんばりましょう」と言って下さいました。どこでも貰える言葉ではないんですね。
内視鏡手術は腫瘍の大きさに制限があるので、2.5cmと大きく、リンパ節への転移もすでにあった私は
術前化学療法をすることになりました。抗癌剤ですね。
自分にそんな日が来るなんて夢にも思いませんで。
どんな事も、自分は大丈夫と思ってしまう。
そして「なんで私が…」とつぶやいてみて
待てよ?今私、自分じゃなきゃ、他人なら良かったとか思っちゃった?酷い…と反省する。
半年後、しこりは1.5cm程度に小さくなり、内視鏡手術ができることになりました。
先生に波乗りをしていることは伝えてあったので「水着着て入れますよ」という言葉が嬉しかった。
ま、実際に水着だけで入ることはないんですけどね。水着姿なんてとても見せられたもんじゃない。
通常の温存手術とは違います。
内視鏡手術では乳房の腫瘍の所に1cm程度、乳輪に添って1.5cm,脇の下のシワにそって5cm位の傷が残るだけ。
見た目には全然わかりません。入院も5日間で済みました。
1週間後に病院に行くと「海入りましたか?」と先生。私「えっ?入って良いんですか?」
先生「良いですよ」 すげぇーーー!!!!
じゃあってんで、術後半月で入水。2005年元旦は確か波がデカかったんで、2日からリハビリ開始!
貧血がひどいのと2ヶ月以上入ってなかったんで、しんどいのなんの。
でも幸せでした。また入れるなんて…。涙。もともと相当な泣き虫です。
ちょっと前にテレビで乳癌の特集をやっていたけど、内視鏡手術のことは紹介されませんでした。
温存手術での失敗や乳房再建が大変なことなど。乳癌って悲惨!!という印象が残るものでした。
私みたいに見た目には何事もなかったようにも出来るのに…。
と番組にメールを送ったけどどうなったのかしら…?
素晴らしい内視鏡手術。早く標準治療になってほしいものです。
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