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ここで収集したスタンプはご覧の2種類。 一昨年開催された「おけいはん、龍馬とゆく!」ラリー(第2弾)のスタンプ(右)には 『薩摩島津伏見屋敷跡』の石碑が描かれていました。 寺田屋事件については中書島の項で記していますが、 襲撃されて傷を負った坂本龍馬が運び込まれたのがこの薩摩藩伏見屋敷です。 常設スタンプに描かれているのは近鉄・京阪の各列車。乗換駅ですからね。 かつてはこの駅を介して乗り入れ運転が実施されていました。 近鉄京都線が奈良電鉄だった頃なのでもう40年以上も前(!)の話です。 |
【常設】京阪電鉄
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宇治線の終点となる宇治にあったスタンプには平等院が描かれていました。 10円硬貨に刻まれているのでおなじみですよね。 では、10円硬貨の絵柄と比べてみて下さい( ^O^)/ 平等院の開基は1052(永承7)年、関白・藤原頼通によるものですが 元々は父である摂政・藤原道長の別荘「宇治殿」でした。 道長が亡くなった後に頼通が寺院に改めたのです( ‥)/ ちなみに現在の平等院の地には9世紀末頃、光源氏のモデルとも言われる 左大臣の嵯峨源氏・源融(みなもとのとおる)が営んだ別荘がありました。 その別荘は宇多天皇に渡り、天皇の孫となる源重信を経て 998(長徳4)年に道長の別荘「宇治殿」となっています。 |
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JR奈良線の駅と隣接していますが、 それぞれの改札が異なる位置にあるため乗り換えには若干時間を要します( ‥)/ スタンプに描かれていたのは駅から東へすぐの所にある黄檗山萬福寺。 印影のように「万福寺」と表記されることもありますが、 宗教法人名称は「萬福寺」なので、この項でも表記は「萬福寺」としておきましょう( ‥)/ 萬福寺は日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した黄檗宗の中心寺院で、 明の僧である隠元禅師を開山に請じて建てられました。 建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理(普茶料理)に至るまで中国風で、 印影にも描かれている卍崩しをデザインした欄干など、 日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有しています。 萬福寺の開山、隠元禅師はその名に由来するインゲンマメを日本に伝えたと言われていますが、 他にも孟宗竹やスイカ、レンコンなども日本へもたらしたと言われています( @_@)/ |
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中書島からは宇治線に寄り道。
まずは中書島から3つ目の六地蔵です。 JRと地下鉄の駅もありますが、山科川を越えて約10分ほど歩く必要があります。 ちなみに京阪の駅は京都市伏見区、JRと地下鉄の駅は宇治市…と所在地も異なります( ‥)/ 駅に設置されていたスタンプには醍醐寺の「餅上げ力奉納」が描かれています。 醍醐寺は真言宗醍醐派総本山の寺院。古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。 また、豊臣秀吉による「醍醐の花見」が行われた地としても知られ、 境内は日本さくら名所100選に選定されています。 印影には「(五大力)」とありますが、 これは毎年2月23日に営まれる「五大力尊仁王会」を指しています。 不動明王など五大明王の力を授かり、その化身である五大力菩薩によって 国の平和や国民の幸福を願う行事で、 畏敬と親しみを込めて「五大力さん」と呼ばれています。 醍醐天皇の時代…907年から始まる歴史のある行事ですが、 近年になって力自慢の男女が巨大な鏡餅を持ち上げてその時間を競う 「餅上げ力奉納」も催されて有名になっています。 男性は150キロ、女性は90キロの鏡餅…私は無理です(笑) |
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酒蔵が並ぶ町…ということでスタンプには現行分(左)を含め、酒蔵が描かれたものがほとんどです。 昨年春に開催された「おけいはん、龍馬とゆく!」ラリー(第1弾)のスタンプには 「寺田屋」と記された提灯が描かれていますが、 これは1866(慶応2)年、坂本龍馬が襲撃に遭った「寺田屋事件」に因みます。 この寺田屋は1862(文久2)年に薩摩藩尊皇派が鎮撫された事件が発生したことでも知られていますが 龍馬が襲撃に遭った事件と区別するため「寺田屋騒動」と呼ばれる場合が多いようです。 |



