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この駅も「お花見駅」として知られています。 ここにはかつて「わたしの旅」シリーズのスタンプが設置されていました。 「キャンプと木津川と磨崖仏の駅」とあります。 車窓から川沿いでキャンプを楽しむ家族連れが見える時があります。 磨崖仏は笠置寺にあるものでしょう。 笠置山の信仰は弥生時代まで遡るようで、現在は全山が史跡・名勝指定を受けています。 寺は大海人皇子(のちの天武天皇)による開基と言われており、 境内は鎌倉時代末期、元弘の乱の舞台となったことでも知られています。 その戦火でほとんどの磨崖仏は失われ、現在は虚空蔵菩薩が残るのみ。 |
【JR西】関西線
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これまで紹介してきたJR難波〜加茂は「大和路線」の愛称がついた電化区間。 加茂〜亀山の区間は非電化の閑散区間です。 加茂の現行スタンプ(支社印・上)には平城京から遷都された恭仁京(くにきょう)が描かれていますが、 あまり聞きなじみがないかと思います。 それもそのはず、藤原広嗣の乱の後、740(天平12)年12月に平城京から遷都されたものの、 都として完成しないまま743(天平15)年の末にはこの京の造営は中止され、 聖武天皇は近江紫香楽宮に移り、さらに744(天平16)には難波京に遷都、 745(天平17)には再び都は平城京に戻されました。 遷都後、宮城跡地は山城国分寺として再利用されることになったとのこと。 「わたしの旅」シリーズなど以前置かれていたスタンプには浄瑠璃寺が描かれています。 フレーズにある吉祥天女像が重要文化財である他、 庭園が史跡・特別名勝、本堂・三重塔・阿弥陀如来坐像9体・木造四天王立像が国宝に指定されています。 本堂は当時京都を中心に多数建立された九体阿弥陀堂の唯一の遺構として非常に貴重、とのことです。 |
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スタンプは新旧ともに木津川がテーマ。 かつて置かれていたスタンプ(下)にはいかだ舟が描かれています。 関西線が開業するまで盛んだった林業によるいかだ流しですが、 古くは、平城京の都城造営や東大寺造営のための用材も 木津川上流部の山からいかだに組んで流していたそうです。 |
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支社印にもあるようにここは大和国と山城国の国境となる場所です。 支社印に描かれているお地蔵さんはどこのだろう?と調べましたが限定ができませんでした。 歌姫街道の辻地蔵は調べると出るんですがビミョーに違うんですよねぇ…。 |
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現行スタンプ(上・支社印)にもかつて置かれていた「わたしの旅」シリーズにも描かれていますね。 もう1つの「わたしの旅」シリーズには『あおによし奈良の都の駅』…と、 和歌の一部分をそのまま持ってきてフレーズを完成させています(笑) 「あおによし」は奈良にかかる枕詞ですね。 以前紹介した法隆寺の「わたしの旅」シリーズ(『柿食えば鐘が鳴るなり…』)と双璧かと…。 奈良は「わたしの旅」シリーズが2種類あったんです。珍しいですね。 |



