すた・ばにら

すたは現実世界の私、ばにらは気ままに野山を駆けめぐる野ウサギ…

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※ この記事を含む一連の連載モノは、ホームページ向けの下書きを兼ねた期間限定公開記事です。
収録カテゴリが決定次第、移植され本ブログからは削除されます。ご了承ください。
 
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以前からの読者なら、タイトルで何処の物件に関するレポートか想像つくだろう。
 
まさか廃された採石場」の続編を書くことになろうとは思わなかった。
特筆すべき遺構ではないし、最初の訪問が最後だろうと考えていたからだ。
 
先週のこと、毎年秋恒例の行事とも言うべきギンナン拾いで美祢まで行ってきた。目的地は美祢市内の国道316号沿いにあるので、加藤交差点から国道を北上する定番のコースを走っていた。
別に注視する訳でもなく件の場所の前を通過したとき、現場の大きな変化に気付いた。ギンナンを拾いに行くという当初の目的を後回しにする程ではなかったものの、帰りに立ち寄って調査してみたい気持ちになっていた。
 
さて、美祢市街からの帰り道、前回と同様少し広くなっている入り口部分に車を停めた。 
 
イメージ 1
 
 
これは去年の11月上旬、初めて訪れたときほぼ同じ位置から撮った写真である。
これだけでは何処かどう変わったか分からないだろう。
道路の側帯を新たに引き直したようだ…写真を観て初めて気付いた
 
 
 
入口に錆び付いたコンベアの残骸がバリケード代わりに置かれている点に変わりはない。
しかしその内側は、以前とはまるで違う様相を呈していたのだ。
 
すっかり草刈りされている!!
 
イメージ 2
 
 
10月中旬と言えば未だ草木の勢いに衰えがなく、一般には藪漕ぎなど以ての外な時期だ。去年ここを訪れたのは11月上旬だったのに、それでもトゲを隠し持った灌木で進攻には相当悩まされた。
それが今や道路に近い部分は雑草がほぼ刈り尽くされ、一部は整地したような状況になっていたのだ。
 
草刈りのお陰で、前回踏み込めなかった場所へ容易に到達できそうなのはもちろん、以前は気付かなかった新たな遺構も姿を見せていた。美祢市街への往路で車からこの光景が見えたので、帰りに寄ると決めたのだ。
 
 
例の如くデジカメだけ持って踏み込む。
真っ先に興味の対象となったのは、入口から近い場所にある正八角形の井戸みたいな遺構だ。
 
イメージ 3
 
 
コンクリートの壁厚は20cm程度、全体の直径は4mくらい。高さは地表部に現れている部分で50cm程度だろうか。
 
中はすっかり周囲の地面と同化してしまっていた。
どういう用途で使われていたのか推測できない。井戸ではないことは確からしい。何故に正八角形をしているのかは謎だ。
左端に取り出し口らしきものが見えるので貯水槽だったのかも…
 
イメージ 4
 
 
そこから上流側、国道が厚狭川を渡る橋の近くに前回、遠巻きに観察したコンクリート構造物があった。
この周辺だけは草刈りだけでなく、車が入れるようにブルドーザで地面の敷均しも行ったようだ。
背面部分に土砂を盛ってスロープを造っている…以前からこうだったかは分からない
 
イメージ 5
 
 
正面に回り込む。
去年、現地の踏査を終えて最後に藪をかきわけて入っていった先だ。このタグを見て所有者を知ったのだった。
 
 
イメージ 6
 
 
藪越しに眺めるしかなかった採石を分類・貯留するコンクリート構造物。
6基あって、何故か一番右端のセクションだけ酷く壊れていた。
 
イメージ 7
 
 
ちなみにこれが去年の同じ場所の写真である。
藪に阻まれ、全く寄り付きならなかった。微かに取り出し口上部にナンバーが描かれているのが視認できただけだった。
 
 
  
近寄ってみる。
壊れ方の酷い右端の部分に何か置かれている。
 
イメージ 8
 
 
内部には黄色い筒のようなものが散乱していた。配管を保温するグラスウールと思う。採石場とは関係ない資材だから、産業ごみとして仮置きされているのだろう。
 
イメージ 9
 
他にもなにかありそうな雰囲気だったが、中まで踏み込む気が起きなかった。
気持ち悪いのと何だか不潔そうな気がしたからだ。
社有地に入ってまで気持ち悪いと言うのも憚られるのだが…^^;
 
周囲の草を刈り、手間をかけて更地に変えたのには何か理由がある筈だ。せっかくの土地を遊ばせ荒廃させるのは勿体ないからと、ある程度整備して資材置き場にする予定なのかも知れない。
 
 
この構造物の端に、前回は存在すら気付かなかった詰め所跡らしきものを見つけた。
 
イメージ 10
 
 
木造の平屋で、殆ど完全にツタ系植物に蹂躙されていた。
もう窓ガラスもドアもなくなっている。隣の貯石場から錆び付いたパイプが天井付近に伸びているので、ここからホッパを開閉するなどの操作を行っていたのだろうか。
 
イメージ 11
 
 
中に入ってみたい気はしたが、手前のコンクリート壁に阻まれて近寄れなかった。
 
この詰め所の裏手に前回、ピラカンサ様の灌木にトゲ攻撃を受けながら進攻した遺構が見える。そこへ至る進入路までは草刈りされていないので、さすがに分け入ろうという気にはならなかった。
 
イメージ 12
 
 
今しがた眺めた貯石ヤードの上に登る。
山側が高くなっていて容易に登ることができた。
折れ曲がった鉄筋などが剥き出しになっているので注意を要する
 
イメージ 13
 
 
落とし穴の如き正方形の開口部。
ここから少しずつ下の取り出し口に落としていたのだろうか。
 
イメージ 14
 
このような開口部が他にもいくつかあり、口を開けたままのもの、土砂で詰まってしまっているもの、縞鋼板で蓋掛けされているものがあった。
いずれも50cm角くらいの大きさで転落する危険はないが、こんな場所を歩き回っていて不用意に脚を突っ込んだら大怪我になりそうだ。
土砂を被った落とし穴状態の開口部があるかも知れない
 
 
この裏手にあって前回、降りることを断念した沢も奥の方はそのままだった。
まだ10月中旬だから、草木の勢いは去年観た以上に酷い。
 
イメージ 15
 
 
この沢の中腹あたりに興味深いものを見つけた。
それは初回に来たときから気付いていたものの、この沢へ降りることができなかったために見送っていたのだ。
 
幸い、沢の中ほどまでは草刈りされており、迂回すれば接近できそうだ。
藪を回避するために、一旦入口の方まで歩いた。
 
 

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そうそう、この前316号線を通ったときに気がつきました。
ちょっと気になりますね!

2011/10/17(月) 午前 0:13 [ - ] 返信する

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最近、美祢に行くとき国道を通らず堀越経由が多いので気付きませんでした^^;
新しいものが見えたらやっぱり行ってみたくなります。
もう少し藪がおさまったらあの巻き上げ機のところまで行くかも…

2011/10/17(月) 午後 10:57 sta_vanilla 返信する

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