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本日も、ヴァンガード・レーベルからリリースされた、名盤の1枚を紹介します。
「DOC WATSON」
A-1.NASHVILLE BLUES
2.SITTING ON TOP OF THE WORLD
3.INTOXICATED RAT
4.COUNTRY BLUES
5.TALK ABOUT SUFFERNG
6.SIX THOUSAND YEARS AGO
7.BLACK MOUNTAIN RAG
B-1.OMIE WISE
2.GEORGE BUCK
3.DOC'S GUITAR
4.DEEP RIVER BLUES
5.St.JAMES HOSPITAL
6.TOM DOOLEY
by VANGUARD
日本ではマニアック?なアーティストと思われてるかも知れませんが、その唄はもとより、アコースティックギターを駆使した天才的な「技」には眼を見張るものがあります。
卓越したテクニックには「歌心」という、学ぶことの出来ない「技」が加味されており、ここに人間「ドック・ワトソン」の真骨頂をみる事が出来ます。
盲目のフォークシンガー「ドック・ワトソン」は1920年代初頭に、ノース・キャロライナで生まれました。父は農夫でしたが、宗教心に厚く、毎日曜の朝には教会で歌っていたそうです。
ドックが最初に耳にした音楽は、この父親のヒムと、母親が子守歌がわりに歌う古いバラッドだったそうです。
最初に手にした楽器はハーモニカ、次には父親自作のフレットレス・バンジョーを学び、その後ギターを手に入れ、マール・トラヴィスやデルモア・ブラザーズを手本に、みるみる腕を磨き上げていきました。
フォーク&カントリー・ミュージシャンとして頭角を現したドックですが、結婚を経て一人の男児を設ける事となりました。
その息子こそが、ギタリストとしても父親と相並ぶ存在となった「マール・ワトソン」です。
その後の二人の共演はライブも含め、アルバムにも残されております。
しかし、85年、突然の事故により、愛息を失いしばらくは悲しみのどん底に突き落とされた日々が続きました。
本アルバムは63年にレコーディングされた、初のソロ・アルバムになります。
カントリー色とトラディショナルフォーク色が遺憾なく表現された、出色の出来といえる名盤です。
人間味溢れる歌声、そして完成されたカントリー・ギター奏法から繰り出す、卓越したピッキングワーク、アドリブ演奏、また、フォーク奏法ともいえるスリー・フィンガーを駆使した演奏には、正に脱帽といった感ありです。
愛用ギターは「マーチン」が殆どです。
小生的には全曲がオススメです!
フォーク&カントリー・ギタリストを目指す者であれば、絶対手本にすべきアルバムです。
また、大袈裟でなく、全曲フルコピーをこなせるレベルであれば、人間性は解りませんが?プロミュージシャンレベルといって過言ではありません。
今回は、このアルバムに加え、「DOC WATSON & SON」のジャケットも紹介します。
勿論ヴァンガード・レーベルの名盤の1枚でもあります。
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40年以上も前、私もドックさんのコピーバンドを組んでいた頃、息子さんのマールさんとの仙台公演後、内輪でご一緒したことがあります。小さなスナックでしたが、迫力満点の演奏でした。ライトゲージと思いきや、なんとヘビーゲージをコンパウンドみたいにチョーキングしながら弾いてました。また、日本のビールは薄いといって、お塩を舐めながら呑んでいたことが懐かしく、スマホで聴いて思い出しました。
2016/9/28(水) 午前 11:35 [ 豆柴銀 ]