|
アニメ映画『コクリコ坂から』を見てきました。とても清々しい作品でした…!
お奨め度★★★☆東京オリンピックを翌年に控えた1963(昭和38)年、横浜の少女・海(うみ)がヒロインです。海はフランス語でメールというそうで、「メル」とも呼ばれてます。 海は毎朝、コクリコ坂のコクリコ荘で旗を揚げるのが日課。その姿を詠み込んだ詩が、
「少女よ君は旗をあげる なぜ…」
とつぜん学校新聞に掲載され、びっくりしてしまいます。
その紙面を発行した新聞部など文化部の巣窟「カルチェラタン」が取り壊しの危機に!
海も見守るなか、討論会や学園紛争が勃発!
同時に、海は新聞部の男子と仲よくなりますが、なぜか急に冷たくなる彼。そこには、出生の秘密が…。
【あえてファンタジー色を排し、ドラマ性を重視した青春物語】
宮崎(駿)映画ならではのファンタジー性や、大げさなアニメ的描写(動き)を排した作品です。ジブリが一般映画をつくるとこんなふうになるんだ、という感じで見ました。小さい子供のいる家族連れが見るには向かない内容ですが、思春期以上のみなさんにはお勧めできます。ひたむきな高校生の日常、恋愛、熱い文化部のみんな、それに関わる大人達…、出てくる人がみんないい人達で、前向きな内容です。
討論会や学園紛争なんて言うと、その時代をしっている人からすれば 60年安保反対の国会突入とか もっと後の東大安田講堂決戦とか過激派とか内ゲバのようなものを想像しそうですが、『コクリコ坂から』の生徒たちは理想と明るさ、清々しさを貫き通し、見ていて気持ちいいです。恋愛模様もうぶでまじめで、好感がもてました。
【宮崎駿の思想と理想が描かれている…?】
映画は脚本でだいたい決まるものなので 宮崎吾朗(監督)作品というよりも駿(企画・脚本)作品だと思って見ました。
宮崎駿はもともと共産主義にかぶれて「打倒・米帝ディズニー!」みたいなことを考えていたという、反抗心と理想家的な傾向のある人なので、この映画の討論会や、みんなで一生懸命に協同作業に励んでいるシーンを見てると、まさに宮崎駿の思想と理想を見ているような気がしました。
残念だったのは、女性画家の卵が登場して抽象画を見せてくれる場面があって、『魔女の宅急便』の時のようにヒロインの成長に関わってくるのだろうと期待して見ていたんですが…。映画の初めのほうに、「夜に描いたから色が出てない」というせりふが出てきたので、“これは何か深い展開がありそうだぞ! ヒロインの成長と絵の出来具合につながりがありそうだ!”と注目してたんですけど、そのあとまったく話が出てきませんでした。画家の娘の存在を途中で忘れちゃったんでしょうか…。
それと、映画のチラシの裏に(パンフレットにも)宮崎駿の企画覚書「港の見える丘」という一文が載っているのですが、やたら原作の欠点ばかり書いてあるので、ちょっと笑えます(^ ^;) そんなにケチつけるんなら、駿が自分で原作書いてよ、という(笑)。映画館でチラシをもらって読んでみてください。
全体的には非常に清々しくて、希望がもてる、いい映画でした。ジブリの中では傑作というほどではありませんが、見る価値ある作品だと思いました。
ブログ村に参加してます〜
https://tv.blogmura.com/tv_jidai/ ←ブログ村「大河ドラマ」ランキング
ブログラム ランキングはこちらです〜(清水しゅーまいページ)
↓お江(上野樹里)、茶々・淀殿(宮沢りえ)、豊臣秀吉(岸谷五朗)、会津若松、日本酒など
|
全体表示
[ リスト ]






この記事、冒頭を「横浜の女子高生・海がヒロイン」と書いたらブログ検索に出てこなくて、「女子高生」を「少女」に書き換えたら検索に出るようになりました(^ ^;)
なんてバカげた規制なんだ…!
2011/7/29(金) 午後 6:55 [ 清水しゅーまい ]
小さなお子様には難しいものがたくさん描かれていましたね〜。
大人向けジブリ・・・懐かしさあり、胸キュンありで、ほっこりでした☆
トラバお返しさせて下さいね^^
2011/7/29(金) 午後 9:28
ポスターだけを見て、冒険ものなのかな?と思っていました。
いちおう大人の私としては、おもしろい映画でした♪
小学生くらいの子が見てどういう感想を持つのか、逆に気になりますね。
駿作品にしては、脇役の存在が薄いですよね。今までの他の作品は、もっと脇役のそれぞれが目立っていたような気が。
2011/7/29(金) 午後 9:37 [ cupipa ]
こんばんは。
言われてみれば、画家の人が意味深な話をしてましたね。
原作ではもしかしたら、何か意味があったかもしれないですね。
とても気持ちのいい映画でした、面白かったです。
2011/7/29(金) 午後 10:40
☆くるみさん
あまり説明なしに当時の高校や戦争の話が出てきたり、
雰囲気も大人向けな感じでしたね。
ひたむきなところ、熱い感じに心を打たれました。
胸キュンでしたね…!
トラバありがとうございます('∀'●)
2011/7/30(土) 午前 8:46 [ 清水しゅーまい ]
☆cupipaさん
この時代の前向きなところが強調されていて
当時の熱い空気が感じられて、おもしろかったですね…!
小学生くらいだとどう感じるんでしょうね。小学生ならまだしも、もっと小さい子もけっこういたので、さすがに気の毒でした(^ ^;)
主役の男女二人の話が濃密だった代わりに、コクリコ荘の人たちなど重要なのかと思っていた脇役にあんまり役割がなかったので、拍子抜けしましたね。
2011/7/30(土) 午前 8:59 [ 清水しゅーまい ]
☆ハニー先輩さん
画家の作品がけっこう力作だったので、ぜったい話の展開に絡んでくると思ったら そのあと音沙汰なしで 拍子抜けしてしまいました。
たしかに 原作からの変化が気になるところですね。
ほんとに気持ちのいい映画でしたね、たまにはこういうジブリ作品もいいなぁと思いました!
2011/7/30(土) 午前 9:06 [ 清水しゅーまい ]
娘と観に行きたい映画の一つで、只今我が家ではピックアップしております ^^;
清水さんのご感想を拝見して、これはやっぱり娘と観に行きたいな〜と決定!!
なかなか時間がなくて、最近は映画もご無沙汰。娘は小学生の頃から観ているせいか、ハリーポッターがまず第一のようなので、こちらは次に…早くしないと、映画って…いつの間にか上映終わっていますものね。ぽち☆
2011/7/30(土) 午前 10:20
☆花音さん
ハリー・ポッターは最終作ですしファンは見逃せないですね。それに3Dなので映画館で見る価値が高いですね!
コクリコ坂にはジブリらしい力強く自立した女性が出てくるので
娘さんの教育にもいいかも^ ^
ポチどうもありがとうございます(^-^)
2011/7/30(土) 午後 9:00 [ 清水しゅーまい ]
今までの作風とは違う大人向けのアニメでしたか^^
地上波放送待ち組でした^^
(o ̄∇ ̄)σ[ランクリ・傑作]ポチ☆
2011/8/1(月) 午後 7:11 [ - ]
☆保科媛さん
脚本を宮崎駿が書いたわりにはかなり大人向けな感じで、意外でした。
日常の生活がテーマですし、テレビでも充分楽しめる内容だと思います(^-^)
ランクリ・傑作ポチありがとうございます〜(^ ^)
2011/8/1(月) 午後 10:08 [ 清水しゅーまい ]
全開の息子が監督した作品「ゲド」は見るまでは認めてないっ言っていたけど、今回は「親子合作」なんですね('∇^d) ☆
認めたってことなんでしょう('-'*)
ヾ(。╹◡╹。)^♡ノ゙σ"凸ポッチ〜ン♫*:..。♡*:。.:*♥
2011/8/2(火) 午後 10:06
大人テイストな感じでしたね。
でも個人的には良かった感じだと思いました!
2011/8/2(火) 午後 11:42
☆えっぴさん
見るまで認めない、そういう話がありましたね〜(^ ^)
息子を認めたのか、それとも もう心配すぎて最初から口出ししたくて脚本を書いてしまったのか…(笑)
ポチどうもありがとうございます('∀'●)
2011/8/3(水) 午前 8:55 [ 清水しゅーまい ]
☆kenさん
いつものジブリ作品よりも大人テイストでしたね。
それでいて ジブリらしい清々しい物語でした!
昭和のいいところが強調されている感じで、ノスタルジックな気もちを味わうことができました…!
2011/8/3(水) 午前 9:10 [ 清水しゅーまい ]
千と千尋の神隠し、ハウルの動く城って、宮崎吾朗企画関でしたっけ・・・?ゲド戦記は宮崎吾朗監督ですよね。
2018/7/28(土) 午前 8:03 [ 久利生公平 ]
☆
宮崎吾朗作品は『ゲド戦記』と
この記事に書いた『コクリコ坂から』ですね。
2018/7/28(土) 午前 8:45 [ 清水しゅーまい ]