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蝕罪

堂場 瞬一作
 
高城賢吾シリーズ 第1弾
 
読み始めてすぐ映像化したら面白いんじゃないかって思ってたら
沢村一樹さん主演で すでにドラマ化されていました。
 
私の高城のイメージは、ゴンゾウの内野聖陽さんですが・・・。
 
ホンの少しだけ、社会の歯車に乗れなかった人間が、懸命に生きようとしているのに
犯罪者になってしまう・・・というストーリー。
推理小説としては単純な解決だったけど、社会批判として読むと興味深い内容だった。
数年前から、話題になっているブラック企業にも通じる話だと思う。
若い人を仕事の駒として使うのではなく、人間として成長させてあげられる企業が
増えてくれればいいのに・・と思う。
 
ラストの方に 「人は絶対的な悪と絶対的な正義の間を漂いながら年齢を重ねていくのだ。」
というフレーズがあってビックリした。
昨日 BORDERの最終回を観たばかりで、2日続けて同じようなフレーズに出合うとは・・。
何が悪で、何が正義か・・・。
一人の人間の中に、また社会の中にも表裏一体で存在するから難しいです。

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