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「ねえ、『テルマエ・ロマエ』って知ってる?」
ある日の、友人Aのセリフです。脚韻を踏んでいるようで、耳ざわりのいい音だとは思ったものの、まったく聞き覚えのなかった私は首を横に振りました。
「マンガなんだけどさ、めっぽう面白いんだよこれが」
「へぇ、どんな話?」
「いや〜、設定だけ聞くと、これがとんでもない話なんだけどさ。ほら、古代ローマ人て、風呂が大好きだったっていうじゃない」
「古代ローマ?(唐突な展開にとまどいつつ) ああ、カラカラ浴場みたいな……」
「そうそう。でね、古代ローマっていっても、ハドリアヌス帝時代に生きた浴場設計技師の男が主人公でね」
「ハドリアヌス? ……あ〜、五賢帝の一人だっけ?(何番目かは定かならず)。で何て? 浴場設計技師??」
「うん。ルシウスっていう男なんだけどさ、彼は公衆浴場を設計する専門の技師なワケ。で、テルマエってのは、風呂のことなんだよ」
「浴場専門の技師……まぁ、ローマ人らしいのかな。しかし、それが主人公のマンガっていったい」
「いやいや、ここからがとんでもないんだ。で、そのルシウス技師が、友人と連れだってローマの公衆浴場に行くわけ。ところが、湯につかっているうちに、浴槽の底の方に割れ目があることを発見して、調べようとしたら……なんと!! その割れ目に吸い込まれてしまうのであった!!!
「……風呂の底の割れ目に? 吸い込まれる??」
「そう! 溺れかかったルシウスが、必死で水面から顔を出すと、そこは現代日本の銭湯だったのだ!!!」
「………ニッポンの? 銭湯??」
「そうなんだよ^^ 銭湯の客とは、もちろん言葉も通じないし、お互い何がどうなってるのか全然わからないんだけどさ、とりあえずルシウスは銭湯に、ローマの浴場にはない画期的な文化をたくさん見つけるわけ。富士山のペンキ絵を見て「これはポンペイのヴェスビオス火山ではないか!」なんて。それに、「風呂上がりのフルーツ牛乳の旨さ」に衝撃を受けたりして」
「そ、そりゃおどろくでしょ。何しろ2千年近い時代差があるんだから……で、ルシウスは? まさかそのまま現代日本に??」
「それが、うまいこと元の時代に戻れたんだよね〜。で、見聞してきたことを早速浴場の設計に取り入れて、大当たりをとるという(笑)」
「むぅ、確かに梗概だけ聞くととんでもない話だけど……読みたい!! 貸してくれ!!!」
というわけで(どんなわけだ^^)、早速に借りて読んでみました。
いや〜〜〜面白い>▽<ノノ♪
あまりに面白いので、他人に薦めずにはいられない! という友人Aの気持ちがよく分かりました(笑)
内容については、これ以上の紹介はあえてしませんので、ぜひ皆さん、古代ローマの浴場設計技師ルシウスのその後の運命を、本作でお楽しみください。
ちなみに、各話(第1巻には5話が収録されています)の間に「ローマ&風呂、わが愛」と題したコラムもあって、作者のローマ好き・風呂好きの側面も知ることができます。
私としてはとりあえず……
「がんばれ、ルシウス!!!」
とだけ言っておきたいです(笑)
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あはははは。コレはねぇ、ボクも気になってたの。
で、いつも、悩んで買ってなかったの。
そうかそうか。
アニスさんがそこまで言うなら、やはり買うべきなんだね。
2010/5/5(水) 午後 3:10
パンダさんパンダさん、これは読んどくべきですよ〜(笑)
いやもう、間違いないですって^^
でもって、風呂に入りたくてしかたなくなりますから♪
2010/5/5(水) 午後 7:43
これコンビニの棚にあったんですよ。面白そうだなと思ってたのですが、アニスさんがここまで押すなら買い!ですかね^^;
2010/5/5(水) 午後 8:30
うはははは!こういうお話だったんですか〜^^よく使う書店で平積みになっていたのでとても気になっていました(笑)
2010/5/5(水) 午後 9:13
はっはっはー。これは面白いですよね。私からもお薦めです!
2010/5/5(水) 午後 9:37
これ気になってたんですよー。全然知らなかったのですが、マンガ大賞かなんかになってすごい話題になってますよね。友人も面白いと言っていたので、読んでみたいです。
2010/5/6(木) 午前 1:24
買いです買いですしろねこさん^^
読んで損はないですよ〜♪
ローマと比べることで、改めて日本の風呂文化の深さ(笑)も浮き彫りになりますし。
2010/5/6(木) 午前 7:33
こういう話だったんですよ、あんごさん。
ちなみに、ルシウスは日本人のことを「平たい顔族」と呼んでいます(笑)
2010/5/6(木) 午前 7:35
面白いですよね〜冴さん!
設定のとんでもなさとディテールの緻密さがあいまって、何とも言えない味がありますね。
2010/5/6(木) 午前 7:38
べるさん、ぜひ読んでみてください!
絶対行きたくなりますよ、温泉とか^^
ただ、この表紙だと女性の方はちょっと買いにくいかな(笑)
2010/5/6(木) 午前 7:43
面白そうですね。
パッと見、美術本かと思ったら、桶持ってるし〜。
主人公がこの彫像かと思ってしまいました。はははは。
2010/5/6(木) 午後 11:19
すてさん、そうなんですよ〜^^
桶に手拭い(笑)
しかも、まさにこの彫像のような古代ローマ人が主人公なんです!
2010/5/7(金) 午前 7:33
風呂の割れ目から現代日本の銭湯に!(爆)
ちょっとこれ、読まずに通れないですね〜。いやもう、今読みたい!
この表紙だと女性は買いにくい…!?私、全然平気です〜(笑)。
2010/5/10(月) 午後 11:40
メポさんメポさん、絶対読んだ方がいいですよ(笑)
とにかく、「風呂」というものが日本人にとって、あるいは古代ローマ人にとっていかに大事なものか、再認識できます!
それも、爆笑しながら^^
2010/5/11(火) 午前 7:39
ははは、温帯の果実の味が加わった風味、雪のような冷たさ、湯上りの火照ったからだに沁み込むやわらかな味・・・、しかし、ローマ人にも風呂上がりのフルーツ牛乳の旨さがわかるものですかね^^。ところで、わたしの「牛乳」の記事をTBさせてもらっていいものかどうか迷いましたが^^^
2010/5/11(火) 午前 10:48
おお、牛乳つながりでのトラバ♪ありがとうございます月野さん^^
実は私、風呂上がりにフルーツ牛乳を飲んだことがない(風呂上がりじゃなくてもないですが)ので、ローマ人より旨さが分からないかもしれないです(笑)
2010/5/15(土) 午前 9:44