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本館 Gallery に新作をアップした。気候も良くなり、戸外を気持ち良く歩ける季節の到来ということで、如何にも春らしい景色を作ってみた。
今回作品を作るに当たって、新キャラクターとしてリスを使っている。リスは、コンテンツ・パラダイスが以前無料配布したものを持っていたのだが、ここに使ったのは、今年のMarch MadnessでDAZが安売りしたリスである。
話は脇にそれるが、今回のMarch Madnessはかなり自制した。毎年激安価格に釣られてアイテムを衝動買いし、挙句の果てに殆ど使わないままRuntimeのゴミと化すという苦い結末を繰り返して来たが、漸く学習効果が働いてほぼ何も買わずに3月が過ぎた。V4、A4用の髪を危うく買いそうになったのだが、「それをどの作品に使うか具体的計画はあるのか」と自問して思い留まった。偉いぞ、自分!
そうした中で、ほぼ唯一の例外がこのリスである。既にコンパラ製のを持っているのにわざわざこれを買ったのは、プロモ画像を見て期待したからだ。何をって? 毛並みである。特に、尾のふさふさ感が芸術的に良く出来ていた。
私はかねがね感じているのだが、動物キャラをPoserやVueで使う場合の難しさは、毛並みの表現にある。これに成功している作品は少ないし、海外のギャラリーでたまに良く出来た作品を見かけると感動してしまう。
同じ毛でも、人間の毛の表現はここ数年で格段に進化している気がする。特に最近のPoserの髪にはとてもリアルなものがある。今回March Madnessで思わず衝動買いしそうになったのも、そうしたリアル系の髪の毛である。また、毛と同じように表現が難しい草や木の葉についても、相当品質が向上している。Vueだと、EcoSystemの威力も手伝って、本物の森や草原と見間違うようなリアルな情景を作ることが出来る。しかし、どういうわけだか、動物キャラについては、まだまだである。実は、今回のリスも期待外れに終わっている。
髪の毛にせよ、木の葉にせよ、表現の仕方はポリゴンの板を何枚か重ね、マテリアル設定で特定の形に型抜きしたうえで、リアルなマテリアルを貼り付けるというのが普通のやり方だと思う。これだとファイル自体は重くなり、木などはEcoSystemがないとたくさん並べられない。けれど動物の毛の場合、そこまで複雑な構成になっておらず、今回のリスの尾も、一つのオブジェクトにマテリアルを貼り付けるという作りになっている。これじゃあ、リアルなふさふさ感は出せないだろう。
今のところ、毛のない動物、例えば爬虫類などはかなりリアルな質感を持つものがある。また、毛のある動物でも、ふさふさの毛でなければ工夫の余地はある。馬や犬なんていうのは、マテリアルが良ければそれらしい質感になる。だが、羊だと、これはどうにもならない。毛をポマードで固めたんですか、なんて感じになってしまう。
まぁファイルが重くなるのを気にしなければ、それなりにリアルなものは作れるのだろうし、Poser以外の3DCGでは既にリアルな毛並みは実現できているのだろう。
動物キャラを作品に使う頻度が高い私としては、人間様もいいが動物キャラについても、リアル感向上に向けてもう少し力を入れて欲しいところだ。それとプロモ画像は誇大広告にならないよう控えめに・・・。
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