食品業界の裏話

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特定保健用食品も本当はあまり効いちゃいない。しかし、笑えるのは栄養機能食品だ。こちらは成分さえ入れれば、誰でも作れてしまう。

今、認められているのは、
ミネラル類
カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム、鉄
ビタミン類
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸

つまり、このどれかを定められた量加えれば誰でも簡単に栄養機能食品を作れてしまう。消費者には特定保健用食品も栄養機能食品も区別はつかないだろうから、お手軽機能性食品として、最近増えている。

ところがだ、ただ栄養機能食品と表示をしたいために入れているだけで、何の必要もない栄養素を入れているんだ。栄養のため?笑っちゃいけないが、表示のために入れているだけ、それもコストを気にしながら少しずつ。。。

天然の成分に見せかけて、栄養成分を少し補強したいときにも使う。こんな食品やめたらどう?そもそもメーカーにうるさく、あれはいけない、これはいけないと指導したから、こういう形ならいいよとお役所が提案したわけ。天下り先を作れるからね。そうやって天下りさきがどんどん増えていくわけね。

もっと賢い消費者を作るような教育をすべきじゃないの?

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ダイドーの缶コーヒーD1。シンジョーが無香料を盛んに宣伝しているが、これに香料工業会が反発、訴訟も辞さずでダイドーに抗議をしているらしい。ミツカンの100%レモンジュースでも香料不使用表示をめぐって、香料工業会はすったもんだしていた。

ダイドーだってミツカンだって香料会社からみれば得意先。その得意先を非難すれば、原料が入らなくなる。ダイドーだって他の商品には堂々と香料を使っているのだから。自己矛盾もいいところだ。そんな得意先でも大事にするのが、業者の務め。だから香料会社も単独では訴えられないから、工業会で抗議をしたということらしい。ま、抗議というよりは、お願いします程度だろうけどね。

香料不使用をうたえば商品が売れると思っているからやるのだろうが、おかげで日本は香料が悪いものになってしまった。世界的に見れば、日本だけで騒いでいる。少し前、日本だけで許可していない違法香料問題があり、許可しようとしていた矢先に、キャリーオーバーで使用していた香料会社が摘発されて大騒ぎになった。おかげで許可が遅れてしまったことがある。このときは香料会社のお家騒動だったようだが、香料は体に悪いものだという風潮ができあがってしまった。

日本人はそうでなくても神経質だから、香料表示を見ただけで、気分が悪くなる人がいる。プラセボ効果の毒入りみたいなものだ。気分が悪くなるから、毒だと言えば毒だが、これなど笑うに笑えない。だから、香料工業会はこれ以上のネガティブなキャンペーンをやらせたくない。

笑えるのはダイドーに追随して、うちも昔から無香料だといっている会社があることだ。缶コーヒーなどいくらでも香料表示逃れはできるし、そもそもコーヒー豆からとったオイルでさえ香料になるんだから、ばかばかしい。そんなことをわざわざ言う必要もないのに、業界の失笑を買うだけだ、そんなレベルが日本の現状だ。

はてさて、中国の工場建設はすさまじいし、マンションもどんどんできている。が、このまま無事に北京オリンピックまで行くのだろうか?株の暴落もそのうち収まると思っている人が多いが、なかなか収まらない。これは中国のカントリーリスクを知っている人が不安に思っているからだろう。

上海の年収1000万円以上の人は東京より多いと聞く。その中で贅沢三昧なのが、公務員だ。官僚や公務員は裏金をもって、マカオで賭博をしているし、いったいどこから金が沸いてくるのかわからない。中国の銀行がじゃぶじゃぶ金をばら撒いているから、その金が回っているだけにしか見えない。

そんな中国で冷凍食品の工場が次々にできている。建物をレンガで造って内張りをするだけだから簡単だ。あとは奥地から若い女性を買ってこればいい。数年したら、戻っていくから、また新しい若い女性がやってくる。こういうモデルがずっと中国の経済成長を支えていた。でも、ちょっとおかしいぞ。小皇帝といって一人っ子政策で生まれた子供は甘やかされ、働かなくなっている。田舎の子供でもそれは同じだろう。出稼ぎ(異動の自由はないから)もできるだけいい待遇のきれいな工場へ行きたがる。

さて、今後労働力は確保できるのか、暴動は発生しないのか、水不足も、自然破壊も進んでいる。それでも、国がなんとかまとまっているのは、公安(警察力)が強いからだというけれど。北京まで持つとおもっていたけど、最近の株価はおかしいね。マネーゲームの金が逃げ始めればチャイナバブルははじけてしまう。元高になったら、経済は急激にストップして破綻企業がたくさん出るだろう。日本の食品業界は、中国に完全依存しているが、それでいいのか?精密機械など機械やサンは一足早くベトナムに工場を移設し逃げる準備に入っている。カトキチさん大丈夫?

ハゲタカファンド

サッポロビールがスティールホールディングスの買収提案を受けてゆれている。ホワイトナイトにアサヒビールが名乗りを上げたという記事もある。ファンドってなんだろう?何のために買収をしているのだろうか。

資本主義社会だから金がすべて、いわゆるハゲタカファンドはお金を使ってお金を儲けているだけ。安く買って、高く売るこれだけしかファンドには目標がない。業績の悪い会社を買って、業績を上げて売るのがじゃあ目的化というとそればかりではない。そういう志のあるファンドもあるかもしれないが、普通のファンドは、問題のある企業を探して安く買い叩く。そしてコストカットをして、利益がでたように見せかけて、他の企業に売るわけだ。専門用語でエクジット=EXITという。つまり、株主を永遠にやるつもりはない。とにかく売り抜けて、逃げるわけだ。

本当にだめな会社は買わないが、本当にだめな会社は実は少ない。だいたいは経営者が会社を私物化しているから、その分をつぶすなどすれば、すぐに利益はでるように見える。あとは売り抜けるだけだ。普通はコストを下げて利益をだすから、商品力は落ちるし、将来は犠牲にしている。つまり短期的に儲けて、会社自体の改善はしないから、会社の体力は弱る。買った会社がまた売りに出すということがよく起こる。犠牲になるのは社員かというとそうでもない、優秀な社員はさっさと別の会社に移るし、社員の流動化が起こる。

世界ではそれが普通だ。それが今日本でも起こり始めている。

ただ、前述のスティールはファンドはこういうファンドでもない。彼らは経営などに興味はなく、ただ脅して高く引き取らせればいい。のっとりではなく、恐喝をしているだけだ。こういう会社はどんどん増えてくる。

不二家事件

久しぶりに不二家事件について考察してみよう。
不二家の本質は藤井家が会社経営に興味を持たず、単なる金のなる木だと思っていたところにある。工場へは何の投資もせず、私腹を肥していただけだ。銀座のビルなど、資産価値のある会社だから、多少の失敗をしてもいいが、雪印のような事件は怖いと思っていたところに、甘さがあった。

事件そのものはどこでもやっているような、些細な賞味期限切れの原料を使ったことにある。不二家は製品の分析はしていたわけで、でたらめに見えるが商品が腐っていたわけではない。いつものようにマスコミが大げさなだけで、管理が極端にひどかったわけではない。少々微生物が多くてもおなかを壊した人もいない。街の洋菓子屋の方が安心だという人もいるが、町の洋菓子屋で微生物の分析をしてから出荷しているところなどない。このレベルでよければ、メーカーはどこも品質管理などしなくてもいい。

とはいえ、管理は甘くなっていたし、経営に興味のない社長が現場を見ることもなく、社員任せ、現場○投げだったわけだけど、中小企業ならどこも似たり寄ったりだ。健康被害がないから、誰も逮捕されないし、罰せられることもない。あっても指導くらいだろう。社会的な制裁の方がいつも圧倒的に大きいのが食品業界だ。ゼネコンの談合などの方がはるかに問題が大きいと思う。

経営力のある経営者は日本には少ない。特に食品業界は、NHKの土曜ドラマのハゲタカででてくるおもちゃメーカーの女社長の一族みたいな感じだ。社長が胡坐をかいて、社員が汗を流し、いつか赤字体質になってゆく。だから現場に経営を任せただけで、再生する会社はいっぱいある。昔のNO.1ブランドメーカーなど、ファンドから見ると喉から手が出るほどおいしいだろう。社長を変えるだけでも、会社は変わるからだ。これから不二家も変わってゆくだろう。山崎パンはおいしい買い物をしたに違いない。が、山崎パンとて、経営力があるとは思えない。規模の力で売っているだけだ。崩壊するときはもろいということを、不二家を買って勉強するほうがいい。

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