キリスト者として今を生きる

風は冷たいけれど春の訪れを感じます。。。

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ピカと宇宙開発

久間元防衛庁長官の「原爆はしょうがない」発言を、中国・韓国はどうとらえたかご存知ですか。axbxcxさんに興味深いサイトを教えていただきました。http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html

「ついに、認めましたね」。 彼らにしてみれば、広島と長崎への原爆投下は自国を戦勝に導いたり、植民地からの解放をもたらした「正義の核」だ。そんな彼らにとって「唯一の被爆国」という日本の物言いは「被害者になりすまし、侵略戦争を糊塗する不当で不愉快な主張」だった。 

イメージ 1yfqsxさんのオススメで、今日『夕凪の街・桜の国』を観てきました。http://www.yunagi-sakura.jp/
「夕凪の街」はヒロシマのこと。この映画のヒロインの女性のように、被爆者であるがゆえに結婚をためらい、自分は結婚・出産をしてはいけない身なのだとあきらめて老齢になるまで独身を貫いている女性を知っています。彼女はその分、エネルギーのすべてを教職にささげました。私のお世話になった大先輩です。



中国・韓国の反応は当然のこと。そしてアメリカの高校生が使う歴史教科書を(日本語訳で)読んだとき、あるページに愕然としました。「ヒロシマへの原爆投下の意義はなんであったか、要約しなさい。」

中・韓の反応も、アメリカの歴史教科書も、あるいは久間元長官の発言さえ、リクツでは理があるのかもしれません。しかしそこには決定的に抜け落ちたものがあって、抜け落ちたものとは、「ひとりの人が生きるということ」「生きるということの手ざわり」


多くをクドクド語るのはやめるけど、「ひとりの人が生きるということ」「生きるということの手ざわり」の前にめまいを感じ、たちすくむことなく、宇宙にまでロケットを飛ばしてしまう発想と「行動力」に、大きな大きな抵抗感を感じます。「宇宙基本法」という法律ができたそうです。http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/3640.html

イメージ 2宇宙の軍事開発というこれまで禁じられていたことにゴーサインを出す法律です。宇宙産業はこれで大もうけをするんでしょう。この地球上でたいていの人は目の前の生活にアップアップで、実際に生活できなくなって路上生活者になったりネットカフェに寝泊りしている人さえいます。ロケットはロマンかもしれないけれど、ロケットどころか今日のシェルターすらない人がゴロゴロいる。それなのに「人類の福祉」と「日本の安全」のために宇宙の軍事開発しようという発想は、「戦争を終わらせるためにピカを投下した」ことを正しいこととする発想と根っこでつながっているような気がします。


ほんとうは軍事開発でなくとも「平和利用」であってもロケットなんか反対です。ニッポンにそんなお金ないもの。「日本の安全のために」宇宙の軍事開発をしようなんて、お金のない我が家が高い契約料を払ってセコムを入れるようなもの。アポロが月に行ったとき、高度経済成長の道を走っていた日本人は、日に日に豊かになっていく自分たちの生活と「人類の夢」を重ねたかもしれないけど、ロケットは今、貧しい人から今日食べるパンを奪って宇宙へ飛ばされる。ピカのきのこ雲の下、そのあと何十年も、どんなふうに人が生きていたかを想像することができなかったら、科学がどんなに発達しても、人間はきっとしあわせになんかなれないと思う。


『夕凪の街・桜の国』、原爆の話もたくさん聞いたし、正直もう聞き飽きたような気がしていた。それなのにポロポロ泣けてきて、「わたしはやっぱりわかってなんかいないんだなあ」と感じさせられました。久間元長官と安部総理大臣にもぜひ見せてあげたいと思った。


宇宙基本法について…シマウマ女さんのブログ。http://blogs.yahoo.co.jp/nithica84/15705947.html

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コメントありがとうございます。今晩は遅いので明日レスさせてくださいね。おやすみなさい。

2007/8/27(月) 午前 0:31 sta*sto*y60

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人類の最大の発明にして、最悪の夢、上記の事柄全ての元凶は何か分かりますか?「E=mc^2」等というものではありません。「戦争」も少し違うでしょう。
カネ、つまり「通貨」だと思いますが、どうでしょうか? 私自身、何となくそう感じただけで、うまく説明できませんが。

2007/8/27(月) 午後 6:11 [ tnf003 ]

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Starさん、米陸軍は早期入隊に2万ドルのボーナスを払う制度を7月25日から始めたそうですね。 兵士採用の上限を42歳に引き上げたという話も知りませんでした。 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708270477.html

2007/8/27(月) 午後 8:12 [ - ]

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いとへんさん、そうですか。日本は第二のアルゼンチンかと思っていました。あと中国で気になることは、その「帝国主義」より環境破壊です。「私はいったい自然死できるんだろうか」という漠然とした不安の要因は「中国からの軍事侵略」であるより、温暖化と食糧危機かなあ。

2007/8/27(月) 午後 9:50 sta*sto*y60

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内緒さん、感覚してはわかるし共感するけど、経済を論じるにはそれだけでは不十分だし無責任になりかねないということですね。私は「勝ち組」を非難しているわけではないのですよ。問題はこの経済構造が負け組(ひとにぎりの、ではなく今後マジョリティとなるでしょう、世界的にも国内的にも)を救うのだろうかということです。フォスター・ピアレントとしての月々の寄付金は、一人の子供の学費に当てられています。その子が学校を卒業して職を得たとき、世界にたいしてどういう貢献をするのかはわかりません。ですから「それがいいことかどうか」は私にもわかりません。ただ私の月々の収入は、経済のグローバル化による日本の「経済的成功」とはほとんど関係ありません。「従来型労働」である臨時的公務員の給与から出ているんですもの。グローバリズムは私にささやかな派遣労働者としての時給はもたらしてくれますけど、それだけです。私はほとんど利益は得ていない。したがってインドの子供への寄付金は「日本の巨大な投資」とはなんら関係がありません。

2007/8/27(月) 午後 10:05 sta*sto*y60

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axbxcxさん、城山三郎は知らないのですが、また「複々線」という言葉で彼が何を意味しているのかも理解しないのですが、複眼的見方ということなら完全に同意します。私は「キリスト者」になりきれず、無神論者に共感してしまうほどの「複々線」の視野の持ち主ですからね(笑)。

2007/8/27(月) 午後 10:11 sta*sto*y60

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tnfwp003さん、同意いたします。多くの戦争は「憎悪」から起こるのではないと思います。「憎悪」やナショナリズムは経済的利害を隠蔽するためだといったら過言かもしれませんが、前線に立つ貧しい若者たちを鼓舞するのはナショナリズムや憎悪であっても、それを煽る中枢の人間たちを突き動かすのはmoneyかもしれません。

2007/8/27(月) 午後 10:15 sta*sto*y60

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axbxcxさん、アメリカの新兵リクルートのニュース、おどろきです。札束でほっぺたを引っぱたくもいいところですね。貧しい若者はこれで飛びつくのでしょう。日本の明日かもしれません。

2007/8/27(月) 午後 10:17 sta*sto*y60

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日本が第二のアルゼンチンだなんて、ちょっと悲観的過ぎですよ。(笑)自動車、電気製品をはじめとした高品質の工業製品を世界中に供給しておきながら、国は破産寸前なんて、普通に考えたらおかしいでしょう?
予算の使い道に、いろいろ意見は分かれる所ですが、基礎科学の研究にはもう少し、予算を分けて上げて下さい。現場では、知恵があっても予算が足りなくてヒーヒーいってる所はいっぱいあります。儲けるなんて、夢のまた夢です。

2007/8/28(火) 午後 1:02 [ いとへん ]

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中国の環境破壊や食糧自給の件については、別の所で述べさせていただきますが、starさんは、日本軍の過去の行動について批判に熱心ですが、現在の中国軍の行動については、全然批判をしないのですね。
何故なのでしょうか?不思議です。

2007/8/28(火) 午後 1:07 [ いとへん ]

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まあ、いろいろね、左脳だけじゃなく右脳でも考えてみますわ。

2007/8/28(火) 午後 11:16 sta*sto*y60

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成程、starさんは「中国を批判しない」方針を認めているようですね。

2007/8/30(木) 午後 1:38 [ IB ]

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横レスです。 私の場合、日本軍の過去の行動(いまは特に対米開戦への意思決定の過程と特攻、硫黄島やレイテの戦いなど)について勉強しているのはもちろん日本人であり愛国者(パトリオット)だからだろうと思います。 中国についてもまったく勉強していない訳ではありませんし、今日は「長江哀歌」という映画を観ては来ましたけれど…。 ちょうど野中広務の全回顧録を読み終わったところですが、「アメリカと仲良くするのはいいけれども、日本は地勢学的に中国と韓国と北朝鮮、そして台湾、フィリピン等を含めたアジア圏と緊密に結びついているのだ。それを無視して、外交は不可能だ」と私も思います。 「二度と戦争を日本が起こしてはならないという固い信念をもった」後藤田正晴が逝き、野中広務が政界を引退したいま、一体、日本はどこへ行くのか、真剣に憂慮しています。 いまは「きけわだつみのこえ」を読んでいます。

2007/8/30(木) 午後 4:47 [ - ]

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内緒さん、私は経済オンチでしょうかねえ。。。たしかに経済学部は数学ができないとダメだと聞いたので、パスしたのでした(笑)。じゃあ私は直感的におかしいと思ったことと、直感的な解決策をラフに提示しますから、それを緻密に作り直してえ!連携プレイ(笑)

2007/8/30(木) 午後 10:15 sta*sto*y60

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ibさん、ってか私の時間も有限なもので。むかし、「金大中さんを殺すな!」と大学でビラを作って配ってたら、新左翼の学生に「このビラには民青排外主義の批判が書いておらん!それも書け!」と恫喝されたことがありました。「民青排外主義」の批判をするほど私はヒマではなかった。今も同様であります。

2007/8/30(木) 午後 10:19 sta*sto*y60

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axbxcxさん、いっそ野中広務が安部内閣に加わってほしかったと思います。

2007/8/30(木) 午後 10:22 sta*sto*y60

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先日の内緒です。(今回は内緒でないですが・・・。)直観も大事。最近私はこんなミスを犯しました。キエフの友達にホテルをまだ予約していないと国際電話で話しました。すると、何と「一泊270ドルのホテルを知っている。」と言い出したのです。私は疲れていた事もあり、「どうして国際電話でそんな無意味な事を言うんだ?それじゃ、吹っ掛けて売る外国人を小馬鹿にした商売人と一緒じゃないか!何を考えているんだ!」と怒ってしまいました。

2007/9/3(月) 午後 6:29 [ hajmo_rakija ]

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しかし、彼女は友達。チョットおバカかもしれない・・・。と冷静に考えれば、何も怒る事は無かったのです。そんな事で怒らなくても・・・その通りです。でも、理屈で考えると理不尽だと感じるのも、勿論分かります。私は理屈が先立って、「何言ってんだ!」とやってしまい、後悔先に立たず。キエフで雑誌のファッションモデルをやっているこの可愛い女の子とは今回会わずじまい。残念・・・。後で謝り、許して貰いましたが、折角の会える機会を逸したのでした。

2007/9/3(月) 午後 6:30 [ hajmo_rakija ]

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セコイ例ですが、理屈が先立つと、このような間違いをしばしば犯します。経済にエコという観点が無いのは、エコというパラメーターを含めない関数で物事を考える経済学者ばかりで、ある意味で彼等はバカボンだからです。本来はエコも勘案するべきなのですが、どうしてそうしないのか?理由は簡単。エコのファクターは計算方法が全然分からない。精々特別欠損をイイカゲンに予測して項目に設けるのが関の山。数学的(?)にはこんな感じです。

2007/9/3(月) 午後 6:30 [ hajmo_rakija ]

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ラキヤさん、なるほど。明快な説明ですね。経済学者は関数で考えるんですね。エクセルで結論が出せるわけだ。関数化できないファクターは除外してしまうのですね。地球温暖化がどんなに人間の生存にとって死活でも計算方法がわからなければファクターとしては除外されてしまう。「直感」とエクセルをつなぐにはどうしたらいいんでしょうね。キエフのモデルさん、残念でしたね(笑)。

2007/9/3(月) 午後 10:35 sta*sto*y60

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