キリスト者として今を生きる

風は冷たいけれど春の訪れを感じます。。。

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昔、リカちゃん人形というのが女の子たちの憧れだった。リカちゃんより前にタミーちゃんというアメリカ産のお人形があった。ある日父が私にタミーちゃんを、妹にタミーちゃんの妹人形のペパーちゃんを買ってきた。たぶんなんか後ろめたいことがあったんだと思う(笑)。父はけっして子煩悩ではなかったから、母の機嫌を取る必要があるときに、子供たちに唐突なプレゼントをした(今思うと。)私はべつに欲しくはなかったし、こんなお人形があるってことさえ知らなかった。石蹴りや缶けりをしたり、竹馬をしたりママゴトをしたりして十分楽しく遊んでいたのだ。貰ってものすごく喜んだわけではないが、次第にそのお人形にハマっていった。タミーちゃんにはカタログが付いていた。着せ替えの服やバッグや靴などの写真が載っていた。すると服やバッグも欲しくなって母にねだった。しかし、その値段が法外だったことを母の反応とともにうっすら覚えている。(母は買い与える代わりに画用紙に下着姿の女の子の絵を描いて切り抜き、洋服とバッグの絵も描いて切り抜いた。そして私と妹はそっちの方が自分たちの好きな洋服を作れて面白いということに気づき、タミーちゃんとはあまり遊ばなくなった。)
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エンデの童話『モモ』にそっくりのシーンが登場する。「灰色の男たち」が高価なおもちゃやゲーム機で子供たちを丸め込み、モモのところにもお人形を持ってやって来るのだ。お人形は内臓テープレコーダーでおしゃべりをするが、いつも同じことしか言わないので、モモは退屈で、どうやって遊んだらいいか途方にくれてしまう。すると様子を観ていた灰色の男が言う。

「どうもきみは、こういうすばらしい人形との遊び方をまるっきり知らないようだね。ひとつわたしが教えてあげようか。」
「あたし、もっといろいろなものがほしいわ」ときゅうに人形が言いました。
「ほら、ごらん、この人形はじぶんからきみにしゃべりかけているんだよ。こういうすばらしい人形と遊ぶには、ほかの人形とおなじやり方じゃだめだ。おもしろく遊ぶには、この人形になにかあげなくちゃだめだよ。いいかい、見てごらん!」

そう言って、灰色の男は人形用のたくさんの洋服や小物を次々とモモの前に投げ出す。人形のボーイフレンド人形とその洋服や小物まで。モモは「さむさにからだがガタガタふるえだ」す。そしてこう感じる。


モモはぼんやりとながらも、じぶんがあるたたかいに直面している、いや、すでにたたかいのなかに巻きこまれている、と感じました。けれどもそれがなんのたたかいなのか、だれにたいするたたかいなのかは、わかりません。

なんの、だれにたいするたたかいなのか。グローバル資本主義にたいするたたかいだろう。


どうやって人にモノを買わせるか。

1.そのモノの消費だけで購買活動が完結しないように、ひとつの買い物でかえって更なる買い物が必要となるような流れを作り出す。
2.それらのモノを買わないと生活していけないように、大きな力によってあらかじめ生活や社会のほうを変えてしまう。

信じられないモノが今、私たちの世界には出回っている。「種の取れない作物」。モンサントなどの巨大アグリビジネスは世界の種子会社を買収して、遺伝子組み換えを施した種を農民に売り、種を毎年買わなければならないように、こういうモノを作った。ターミネーター種子、直訳すると「殺し屋種子」。種子を死滅させる毒性タンパクを作る遺伝子を組み込んで、その遺伝子が2回目の発芽の前に働くようにしたものらしい。びっくりだ。こんなモノを食べて大丈夫なのか。http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/070117.htm

そして遺伝子組み換え種子には特許も取り付けてある。シュマイザーさんというカナダのお百姓さんの作っているナタネ畑にモンサントの花粉が飛んできて、遺伝子組み換えのナタネが出来てしまった。そうしたらモンサントは、「特許侵害だ、賠償金を払え」と言ってきたそうだ。GM汚染をされて、被害者はシュマイザーさんのほうなのに。シュマイザーさんは訴訟を受けてたったけれど、負けたそうだ。


日本の食卓は今、世界から買いあさった何万種類もの食材で埋め尽くされているけれど、「外国産の野菜や肉の方が安いからそっちを買う」つもりが、食のグローバル競争に敗れて日本の農家が農産物を作るのをやめてしまったらどうなるか。そのうち異常気象や世界食糧難で外国産食物が高騰したとしても、「買わないと食べられない」ようになっていくかもしれない。中国産の毒入り野菜や米国産のBSE牛肉しか口に入らなくなってしまうかもしれないのだ。「自由で気ままな選択」のつもりが、ほかの選択肢を不可逆的に絶つことにつながっていることに私たちはそろそろ気づきはじめている。


日本の食糧自給率はついに40パーセント台を切った。http://www.afpbb.com/article/economy/2266288/2016401


主要先進国の食糧自給率
オーストラリア327%、フランス136%、アメリカ127%、ドイツ97%、
イギリス71%、日本39%

EPA交渉しだいでは、さらに食料自給率は12%まで減少するだろうと言われている。(「農業・EPA(経済連携協定)作業部会」で、農水省が提出した試算)

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TOMさん、地デジ、要りません。ウチだけ要らないからあ、今のテレビがぶっ壊れるまで!まったくだ、政府は「日本が戦争になる」なんてホンキで思ってないのよ、わかるじゃない、この食糧自給率の低さで。バレバレ。

2007/8/26(日) 午後 11:50 sta*sto*y60

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zgenechさん、同感とポチっありがとうございました。

2007/8/26(日) 午後 11:51 sta*sto*y60

うしどしさん、マジで芋でも栽培しようかなあなんて思ってます。

2007/8/26(日) 午後 11:53 sta*sto*y60

ぱーぷるさん、消費者が生産と流通を変えるくらいの力を持つといいですね。というかさしあたりそれしかないような気がしています。私もスーパーで見た種無し巨砲と上の「ターミネーターつき遺伝子組み換え作物」が同じものなのかどうかはわからないのですが。デラウェアは昔から種無しがありましたしね。ターミネーター付遺伝子組み換え作物は、種は取れるそうです。ただしその種を蒔いても発芽しないか途中で枯れてしまうそうです。

2007/8/26(日) 午後 11:58 sta*sto*y60

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きんとまさん、日本の食糧自給率、北朝鮮より低いんですか、おどろきです。遺伝子組み換え作物、たぶんアメリカの圧力でそのうちどんどん日本の食卓を侵害してくるような気がします。今は「買わない」自由がありますが、そのうちそんな自由はなくなるのではないでしょうか。

2007/8/27(月) 午前 0:06 sta*sto*y60

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ラキヤさん、「中国産の毒入り野菜」という書き方についてはそういう指摘があるだろうなあというのは予想していました。そしてこの記事は国際的に流通させるつもりはありません(断るまでもないって。日本語だし、弱小ブログだし。)アジアや中国では「日本向け農産物」が日本の商社によって栽培されており、経済大国である日本の食糧輸入がアジアの農業を変えて、アジアの農民を振り回しているということも聞きました。数年前の冷害凶作でのタイ米輸入によって、アジアの人々の口に入るべきお米が奪われました。EPA合意によって、自動車産業や家電メーカーは「これでコストが安価となり、国際競争力がついた」と大喜びです。そんなことも全部、上の記事には書いてありません。長くなるから。ご批判、ぜんぶごもっともです。飛躍もわかってるけど、長くなるから。遺伝子組み換えと食糧自給率はもちろん一直線に並ぶ話じゃないけど、グローバリズムの原理の下では農業が工業製品と同じにみなされるという一点から生じた問題という意味では共通すると思っています。

2007/8/27(月) 午前 0:19 sta*sto*y60

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この人を見よさん、TVがないのですか。私も今の住居にはありません。クルマは免許は持ってるけど、モノを持っていません。自転車はあります。でも資本主義にはハマっています。水道水がまずいのでミネラルウォーター買うし。モンサントの勝訴にはたまげました。

2007/8/27(月) 午前 0:23 sta*sto*y60

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まず、税制度を変えなければ農家はつぶれて行くでしょう。
農家の新しい体制にして、法人化できれば良いと思います。

2007/8/27(月) 午後 3:08 [ tk_*ay* ]

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農業生産性の国際間格差も工業との格差も解消は不可能です。そこで様々な意味から、どの国でも輸出補助金を含め、自国農業を保護してきたのが実情でしょう。他方、利潤極大化を求めるアグリビジネスは、自由貿易を前提にしていますから、当然にも軋轢が起こりますね。さらに今後、途上国の工業化や異常気象などから、世界的な食糧不足が懸念されています。その時、輸入依存で食糧自給できてない国は、貧乏人から餓死していくと思われます。

2007/8/27(月) 午後 4:34 TOCKA

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遺伝子組み換えはまた新しい問題ですが、いわゆる「緑の革命」による化学肥料と農薬の大量投入、多収量ハイブリッド品種(F1種・一代交配種)の導入という言わば「工業的農業生産」自体が問題を抱えていると思っています。 毎回、外部からの多量の投入(大量の現金)を必要とするからです。 化学肥料を輸入しなければならないアフリカの多くの国ではなおさらです。 収量を増やさなければならないのは当然ですが、長期的にどうか持続性はどうかという疑問があります。 まずは堆肥や農薬を使わない生態的害虫駆除策、さらに一代限りではないOPV(Open Pollinated Varieties)の使用などによる地場だけで可能な収量向上を基本にすべきだろうと思っていますが…。

2007/8/28(火) 午前 11:05 [ - ]

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tk kayaさん、新しい記事でも書きましたが、農業再生が日本再生のカギではないかと思っています。ここに着目して公約を掲げる政治家がいないのが残念です。

2007/8/28(火) 午後 8:49 sta*sto*y60

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TOCKAさん、そのシナリオは空想ではない気がします。自由貿易の原則を農業に当てはめようとするのが間違いです。それがまぬかれられないのだったら、消費者がよほど自覚的に買い物をして、消費から生産現場を動かすしかないでしょう。

2007/8/28(火) 午後 8:52 sta*sto*y60

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axbxcxさん、アフリカの飢餓を救うという鳴り物入りで迎えられた「緑の革命」はsustainableではなかったと聞きます。「工業的農業生産」は農産物の国際競争による農民の不安定化、環境破壊をもたらします。今すぐにでもalternativeな農業を模索しないと、大変なことになるような気がします。

2007/8/28(火) 午後 8:55 sta*sto*y60

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Starさん、「農業」というもの自体が自然の生態に比べれば「工業的」な訳ですが、環境問題と同じで「どこまで許されるか」が難しいと思います。 また環境要因が大きいので、毎年同じ頃に雨が降るようなモンスーン地域では可能なことが、いつ雨が降るかわからない半乾燥地では適用できないということがたくさんあると思います。 「工業的なやり方」というのは確実性を前提にしているということを強く感じます。 不確実性の高いところでの合理的な答えというのは、確実性の高いところでの答えとはまったく違うものになるのではないかと考えています。 今日はDVDで「母たちの村」を観ました。 着ている物や村が綺麗過ぎるのを除けば、ガーナに似た風景で、かなりリアルでした。

2007/8/29(水) 午前 0:17 [ - ]

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axbxcxさん、たしかに「自然な農業」というのは形容矛盾ですからね。雑草を手で引き抜くのだって「自然」とはいえず「人工」なわけですから。そんな原点を考えていると「遺伝子組み換えも従来の品種改良も同じだ」という議論が出てくるわけですが、おっしゃるように「どこまで許されるのか」という問題だと思います。そして私は遺伝子組み換えは「許容限度」を超えた営みだと思っているのですが、議論はあるでしょう。遺伝子組み換えは生態系から遠く隔たりすぎています。私の夏休みは終わり、しばらくは映画を観るヒマさえなさそうです。でもいい映画があったらまた教えて下さいね。

2007/8/29(水) 午後 10:46 sta*sto*y60

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内緒さん、ありがとうございます。これからも忌憚なくご指摘下さいね。

2007/8/29(水) 午後 10:48 sta*sto*y60

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農業自給率の低さ。本気で外敵が攻めるかもしれないと思うなら、
ありえないですよね!必死で食料量産を言い立てるでしょう。
どこかの国が攻めるから軍隊が要る。と言う人にはこのような現実的なことを突きつけ「変じゃない?」と言うのが効き目ありそう!

2007/8/29(水) 午後 11:51 kimono_koubou_2

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Starさん、個人的には一代限りのハイブリッド品種にも疑問を感じている訳ですから、遺伝子組み換えが「許容範囲」を超えていると思っているのはもちろんです。 農業をやっている友人が商売では農薬をたっぷり使いながら、自分では虫食いだらけの野菜を食べているというのが全てを表しているような…。 我が家も妻の実家が送ってくれるお米や野菜にかなり依存してますが…。 食料自給率はコーンなどの飼料、大麦、大豆が相当足を引っ張っているでしょうから、肉をやめてお米と少々の野菜だけにすれば、大丈夫かも知れませんが…。

2007/8/30(木) 午前 1:18 [ - ]

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きもの工房さん、↑でTOMさんが書いてらっしゃいましたけど、ほんと、この食糧自給率の低さをみると、「外国に攻められるなんてホンキでは想定していないでしょう?」と突っ込みをいれたくなります。

2007/8/30(木) 午後 10:08 sta*sto*y60

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axbxcxさん、コーンといえば、バイオ・エタノールのブームでコーンの価格が急騰し、コーンを飼料にしていた養鶏の採算が取れなくなり、日本の養鶏農家の倒産、離職があいついでいるそうです。

2007/8/30(木) 午後 10:10 sta*sto*y60


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