キリスト者として今を生きる

風は冷たいけれど春の訪れを感じます。。。

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学力低下

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学力低下は「ゆとり教育」のせいだとして、また学習指導要領が変わる。「ゆとり教育」の目玉だった「総合」の時間が減らされ、それ以上に授業時間が増やされる。
http://news.livedoor.com/article/detail/3314029/

たしかに今の子どもたち、若者たちの学力の低さには唖然とすることがある。高校で社会科を教えていたとき、時事問題を討論する前段階として、新聞記事を音読させていて、気がついた。高校3年生。新聞が読めないのだ。漢字が読めない、読み方を教えてあげてもその言葉の意味を知らない。「小泉ワイドショー政治」が圧勝するワケがわかった。新聞が読めないのなら、テレビだけが情報源になる。テレビもニュースは語彙がわからないから、みのもんたが怒ったり感激したりしながら一言で要約してくれるワイドショーだけが頼りになる。「郵政民営化はアメリカの年次改革要望書に従って行われ、簡保が外資に流れ、結果として日本はアメリカ資本に従属するようになる」なんてぜったいわかんない。「自民党をぶっつぶす!」「感動した!」なんかのほうがわかりやすい。ってかそれしかわかんない。


その次に教えたのは東大に毎年何人か行く中高一貫のお嬢さん学校だったけど、高校生のなかには「アウシュヴィッツ」を知らない子が何人かいた。中学生に「終戦は1945年8月15日です」と言ったら、「え〜っ?!日にちまで覚えるのー?!年代だけじゃダメなの?!」とさわいだ。


学力と人間性は関係ないって言うけど、ホントにそうか?

「知性」と「人格の陶冶」は?(あっ「とうや」って読める大学生どのくらいいるかな?)


だからといって、授業時間を増やせば「学力」が向上するとは思わない。モンダイの根本はもっと深いところにあるんじゃないかとひそかに思っている。


ここで問題です。

1. 亀梨和也の所属するグループは何でしょう。
2. ダルビッシュ有選手の結婚相手は誰でしょう。

2問とも知らないって言ったら、生徒にめっちゃバカにされ、あきれられた。「アウシュヴィッツ」を知らないのと「KAT−TUN」を知らないのとでは、どちらが恥ずかしいのか。


「え〜?!知らないのお?」と生徒にオドロき呆れられながらフト思った。情報化社会の中で、もしかしたら若者たちの中では「アウシュヴィッツ」も「KAT−TUN」も等価な「情報」なのではないか。大学受験で無意味と思える年号や人名をただひたすら覚える作業の中で、若者たちにとっては、ある「情報」だけが選別されて「覚えるべき」とされることの意味がわからないのではないだろうか。


オトナの側も深く省みてみなくてはならないのではないだろうか。なぜ「KAT−TUN」より「和気清麻呂」のほうが重要人物なのか、「朝青龍の帰国」より「アウシュヴィッツ」の方が重要事項なのか。


「無教養であること」は今の若者にとって、べつに恥ずかしいことでもなんでもない。むしろ「教養」なんてものをたいしたものであるかのように振りかざすヤツの人間性の方がモンダイなのだ。



学力がなぜ低下したか。大学全入時代で大学に努力しなくても入れるようになったから、とか「いい大学に入ればいい会社に入れる、いい会社に入ったら一生安泰」という保障がなくなったから、とか色々ある。そして久しくつづいた「学歴社会批判」「詰め込み教育批判」の中で、「学力と人間性は別だ」ってマスコミも世間も言い切ってきたのではなかったかな。「ありのままのキミでいいんだよ」ってやさしいオトナは語り続けてきたのではなかったかな。「ありのままでいい」ってどんなことかの定義もなしに。「キミは何も知らない。人間や人生のことについてはまだ何も知らないのだ。思い上がるな。キミは学ばなくてはならない」と語りかけた「ヤなオトナ」はいたのかな。

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kaba先生、インターネットでどんな情報も手軽に検索できるように思われていますが、検索するにもキーワードを知らないと検索できない。つまり、情報を得て活用するためには、フレームワークを自分のほうで持っていないといけないのですが、そのことにどれだけの若者が気づいているでしょうか。日直日誌を書かせると、「こくばん」「けす」「えいご」「ぶんしょう」と全てひらがなで書く子供が少なくありません。画数の多い漢字を書くのは面倒なのだそうです。進学校ですらそうです。stairsの日本語訳を書かせると「かいだん」と書きます。また日本人が外国人と議論したり意見を述べるのが苦手なのは、英語力の壁以上に、意見を組織立てて述べる(organize)することに不慣れなためだということに気づきました。NIEについては知らないのですが、面白そうな試みですね。

2007/10/3(水) 午後 8:25 sta*sto*y60

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banquoさん、大村はまさんの実践は以前本で読んだことがあり、すばらしい国語教師だったのだなと思いました。大村はまさんの実践した作文指導とは逆に、考えさせることを阻害するような作文の強制が学校では日々なされているなと思わずにはいられません。しかし大学の先生は中学教師とはまたちがった意味で大変です。高等教育を受ける前提条件の整わない学生に高等教育を授けねばならないのですから。

2007/10/3(水) 午後 8:29 sta*sto*y60

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インターネットについては、子供達はかなりその活用を知っていますよ。漢字が書けなくても・・。宿題も課題もすんなりとインターネットと調べている生徒が多いですよ。漢字がかけなくても情報は扱い方を知っていれば大丈夫なのですから・・。テレビケームもゲームソフトばかりでなくインターネットで結構ゲームに興じている子供が多いですよ。それに小学生から携帯を持つ時代です。この点については子供達の方が学力に関係なく数段上ですよ。

2007/10/3(水) 午後 9:49 [ kabanotakara ]

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kaba先生、学校の課題だったら「課題」そのものは教師が提示するわけですから、子供たちはキーワード検索すればよいだけですが、現実世界では何が課題であるのかをまず見きわめなくてはならないのではないでしょうか。課題を与えられて検索することはできるけれど、検索によって課題を発見することはできないのではないでしょうか。少なくとも自動的には。

2007/10/3(水) 午後 10:26 sta*sto*y60

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アウシュヴィッツを知ったのは・・小学生の時に読んだ≪私のアンネフランク≫。その後、≪アンネの日記≫を読み・・KAT−TUNって、ジャニーズのアイドルかなんかでしたっけ??

2007/10/3(水) 午後 11:59 *みぃ〜ちゅけ*

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申し訳ございません。主語がぬけていました。
最近の年寄りの事です。最近の年寄りは、注意すると、子供の頃
学校で、修身の教科書の内容はすべて違うの学んだ、一行づつ、間違っているので、墨で線を引き消した。と言うのです。私は、年寄りなら、それから人生経験をつんで物事の善し悪しはわかると思うのですが、学校で習ったの一点張りです。自分の経験で自己の責任ととるのではなく、何でも他人の責任にする。そのような年代の人々が、今、政治の中心にいると思うと、とても許せない気持ちになります。

2007/10/4(木) 午前 10:42 [ tk_*ay* ]

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みいちゅけさん、私も小学生のころ「アンネの日記」を読み、衝撃を受けました。「アウシュヴィッツ」は覚えなければならない世界史の事項ではなくて、こんなふうにして自然に身についた「常識」だったのですけれど、そういう「常識」が成り立たなくなっている時代なのでしょうかね。KAT−TUNはジャニーズなのかどうか知りません。知ろうともしないんですけどね。どうせまた新しいアイドルと交代するし(笑)。

2007/10/4(木) 午後 8:53 sta*sto*y60

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tk kayaさん、何でも他人の責任にする子どもたちが増えているのに驚いていますが、お年寄りもそうなのですか。私と同世代の大人をみると、「大人」とは思えない考え方や行動をする人が多いのに呆れますが、お年寄りも含め、みんなそうだとすれば。。。教科書に墨を塗ったとき、「お上」の言うままにそうしたのだとすれば、「お上」の言うままに戦争を支持したのと変わりませんね。「自分で判断し、その判断に責任を持つ」ことを日本人はどこで忘れてしまったのでしょう。

2007/10/4(木) 午後 9:00 sta*sto*y60

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そうなんですよ。それに、人間性がない。
ある日、列車で、急病人がでたのですが、
女子大生らしき人が必死にかけずりまわり、
混乱のない本来停車しない駅に列車をとめて
スムーズにいったのですが、それを見ていた
最近の年寄りは、その子をほめるのではなく、
逆に、列車がおくれたなどと、文句たらたらでした。
人としての道などどうでもよい、
自分の事だけが大事という思をとても感じたので、
注意しました。

2007/10/5(金) 午前 11:12 [ tk_*ay* ]

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Starさん、出稼ぎの途中、アウシュビッツ(クラコフ)とアンネ・フランクの家(アムステルダム)に行ったことがあります。 本当にのどかな田園風景の中に、何の小細工もない博物館(強制収容所跡)はありました。 またアンネ・フランクの机の前の壁には映画スターの写真や切抜きが貼ってあって、彼女がいまそこにいてもおかしくない、そんな感じがしました。 ところで読売新聞の特集「検証 教育改革 第一部 学力不正 足立からの報告」はとても勉強になりました。 足立区で何が起こったのかがよくわかりました。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/s11/

2007/10/5(金) 午後 6:35 [ - ]

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一旦治ったかに思えた風邪に深惚れされちゃった・・・。ふぅ。「惨憺元なんか興味無い!」と中学生の時に私も言っていたなぁ。でも、私の場合、Steffi Grafに片思いしていた時期があって、日本語じゃあ碌な記事が無いので、仕方なく、彼女に関する記事を英語で読み始め、気付くと少しは英語が出来るようになりました。そんな事を、英語を学び出す時に話して上げれば、学び始める動機付けになるんじゃないかな?サッカー選手になるのでも、物理を学ぶのでも、はたまた、虫を追い掛けるのでも、英語で情報を得る事は、自ずと必要になります。私も数学の勉強をしていて、ある程度すると、英語で情報を得る事が必須になりました。English is unfortunately very required to make yourself enough satisfied even in your hobby, especially if you are serious in it.

2007/10/6(土) 午後 10:04 [ hajmo_rakija ]

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内田樹さん(誰ですか?)の指摘、単語を置き換えても、そのまま成り立ちますね。政治家やマスコミはどうして日本経済の病巣をキチンと指摘しないのか?国民がそれに気付かないで愚直に納税者でいてくれる方が税を徴収出来るし。経済破綻を憂えるなら、ワイドショー化した政治の絵を垂れ流すよりも、『家計簿の延長で分かっちゃう会計』とか、『映像で見る日本と中国の国際空港の様子』でも流したらどうか?
村上春樹が難しい?一寸ショックですね。でも、私が大学院生の時にある短大生に微積分を教えてほしいと言われて、結局何が分かっていないのかを一歩ずつ突き詰めると、何と分数の掛け算が理解出来ていない事が判明して、白旗を揚げたのを思い出しました。アメリカでも大学院生の半分以上が外国人という大学が結構あり、「自国民が馬鹿だから、頭脳を輸入しないとやってけないんだよね、この国は。」と自虐的に吐き捨てた人がいましたが、古代ローマが滅んだのと同じ事が経済大国で起きつつあるのかなぁ・・・。

2007/10/6(土) 午後 10:05 [ hajmo_rakija ]

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インド式の計算方法がはやっていますが、日本の計算方法は、なぜ教えなくなったのでしょう?計算はもっと速くできると思います。九九の暗記も昔の方法なら半分覚えるだけて良いのに、インド式なら、二桁も覚えなければいけないのでしょ。5玉二つに1玉五つの方法をなぜおしえないのでしょうね。

2007/10/9(火) 午前 11:35 [ tk_*ay* ]

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tk kayaさん、コメントくださったことに気づかず失礼しました。「いまどきの年寄り」といえば私の祖父母の年代ですね。他のブログで、茶髪で鼻ピアスをした青年がお年寄りに席をゆずったところ、ゆずられたお年寄りはお礼も言わず、「いや、いい!」と仏頂面だったと書いてありました。お年寄りには年の功で若者の模範となってもらいたいものです。

2007/10/9(火) 午後 9:50 sta*sto*y60

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(tk kayaさんへつづき)私の世代からすでにソロバンは特別に習っていた子以外は知らないのですよ。だから「5玉二つに1玉五つ」は私も知りません。でも暗算のときにソロバンのやり方らしき繰り上がりを頭の中で思い描いています。昔風のやり方だからと退けずに、よいものは残して後世に伝えるべきですよね。

2007/10/9(火) 午後 9:54 sta*sto*y60

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axbxcxさん、中学校一年生の英語教科書に目的格代名詞を習得させるためのオーラル・プラクティスとして、Do you know about...?で...のところに「アンネ・フランク」とか「まざー・テレサ」とか「アインシュタイン」とか入れるのですが、アンネ・フランクを知っている子供は約2割でした。足立区は学校選択制に向けて、いちはやく学力テストを導入した区ですね。先立つものは予算なのですよ。予算なしにやろうとするから教員に過剰な負担がかかり、非現実的な施策となってしまいます。

2007/10/9(火) 午後 10:00 sta*sto*y60

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ラキヤさん、「将来アメリカ人の女の子を好きになったらどうする?」とか「自動車産業の労働者にだって英語が必要で、これから外国との取引がどんどん増えるのだから、英語は必要よ」とか色々言ってもダメです。そのテはマジョリティの生徒たちには利きますが、とりわけ勉強しない層には効果ありません。「日本人と結婚する」とか「英語を使わない仕事につく」とか答えます。要はメンドクサイのでしょうね。

2007/10/9(火) 午後 10:06 sta*sto*y60

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(ラキヤさんへつづき)古代ローマの衰退に倣っているのかもしれませんねえ、アメリカも日本も。かつて新聞を読めないアメリカ人がいるときいて、「まさか」と思いましたが、今新聞を読めない日本の若い子はもしかしたら過半数かもしれませんね。なるほど、内田樹の言葉、政治についても言い換え可能ですね。

2007/10/9(火) 午後 10:08 sta*sto*y60

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Starさん、それもあるでしょうが、読売新聞の特集は「学力テスト」そのものの話です。 2004年2月に都が初めて学力テストを実施し、6月にはその結果を発表したのですが、足立区は23区中最下位だとわかります。 背景には困窮家庭が多いことがありました。 けれども足立区の教育長は学校別の成績を公表することにします。 そして2006年、ある小学校の成績が足立区で44位からトップに躍り出ます。 教委では成績別に予算を傾斜配分する方針を出します。 ところが2007年7月になって、校長の指示による「指さし」などの不正が行われていたことが発覚したのです。 これで都や他の道府県も学んでくれればよいのですが…。

2007/10/9(火) 午後 11:50 [ - ]

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STARさんは現職の先生なので、日本社会で無責任と叩かれる事は出来ないのかもしれませんが、最近の子供達は圧倒的に社会経験が欠落しているのだろうと思います。私は子供の頃、畑で勝手に芋掘りして、そこで焼き芋までしました。畑の親父に叱られ、学校の先生に叱られ、親にも叱られました。その後、畑の親父は、「盗む位の元気があるならば働け!」と畑仕事を1日だけ手伝わせてくれました。それ以来、畑仕事は大変で、それを盗むなんて・・・と学びました。また、畑仕事の後で、「ご苦労さん。」と一緒に芋を食べた時、美味しかったなぁ。そういう経験が言い分けする子供達には欠落しているのでは?昔と違い、近所に気さくな人達が激減した事も災いしているのかもしれませんが・・・。

2007/10/12(金) 午後 7:09 [ hajmo_rakija ]


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