キリスト者として今を生きる

風は冷たいけれど春の訪れを感じます。。。

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性教育

今日の「道徳」は性教育の時間。中学一年生の各クラスでビデオを見せた。「男子も女子も思春期になると毛が生えてきます」「女子は月経が始まります。パンツの中が血だらけになって、驚いたら初潮でした。」「メンスのときあてがうナプキンがおしめをしているみたいで気持ち悪い、と言った人もいました」「男子は夢精をします。朝起きるとパンツの中がグショグショになっていて、恥ずかしいので家族が起きる前にこっそりパンツを洗った、という人もいます」「自分の手で性器をこすって精液を出すと気持ちがいいのに気づいた人もいるでしょう。これをマスターベーションといいます」

声変わりがしているような男子は下を向いて、ビデオをムシしていた。男女隣り合わせで坐り、蛍光灯が煌々とついている教室で、ビデオを正視して感想を真剣に綴れと言ってもそれはムリだろうと思う。性教育は自分自身が思春期に受けたときも戸惑ったし、今だってこっ恥ずかしいのである。その「恥ずかしい」という感覚は正常な感覚であり、戸惑ったりうつむいたりしてしまう感覚こそ大切にしなければならないのではないかと思う。「恥ずかしい」のは性が汚らしいもの、後ろめたいものだからではない。だけどやっぱりどうしたって性は「秘め事」なのである。「秘め事」ってなんて的確な言葉でしょう。で、その「秘め事」を蛍光灯が煌々と照らしている教室で、男女制服を着ていつもお勉強したりお弁当を食べたりしている机の前で明かされなくてはならないということに、近代のカナシサをみるのだけど、「まあこうするより他にしょーがないんだな」とも思うワケである。ほっとくと、「おねがい、私を犯して」とか「やりまん女子高生」とか「パンティ売ります」ってなことになってしまうし。

でも「明るい性教育」っていうのもそれはそれでウソがあるのだ。「じゃあ、センセイはどうやってセックスするんですか」とか「初体験はいつですか」なんて質問に、「ウン、センセイはね…」なんて三単現のsを教えるような具合にアカルく答えられるワケはないからだ。しつこいけど、このためらいと戸惑いこそ大切にしなくてはならないと思う。「なんで性は恥ずかしいと感じるのか」「なんでうつむいてしまうのか」。このギモンには学校で蛍光灯の下で「明るい性教育」を受けたところで答えを見つけることはできないし、自分の個室にカギをかけ、女の子がハダカで悶えている週刊誌をマスターベーションしながら読んだところで見つけることはできないのだ。で、当然のことながら「明るい性教育」からはみ出てしまうものがあるので、「いやあ、ナットクしたなあ。そーだったのか。よし、これからは罪悪感を感じずに、オトナになって子供をもうける準備としてマスターベーションで練習するぞ」なんて思うワケもないのである。あいかわらず性は淫靡なものであり、その淫靡さは「明るい性教育」とのあいだに埋めがたい断絶を残すのだ。


じゃあお前はどうしろと言うのかと問われるならば、私の描く理想はこうである。思春期の少年たちがある日、村の壮年たちによって強制的に集められ、獣が夜闇から襲いかかってくるかもしれない危険な森を通って洞窟に押し込められる。洞窟の中には裸のたくましい壮年たちが、焚き火の向こうに厳しい顔つきで立っている。少年たちも素っ裸になるように命じられる。夜闇と危険な獣に囲まれた洞窟の中で、焚き火に映し出された真っ黒な顔の壮年の男たちが素っ裸にされた少年たちに厳しい顔つきで「謎」を明かす。少年たちはひとりひとりマスターベーションをするように命じられる。壮年の男たちはあいかわらず厳粛な顔つきであり、冷やかしたり貶めたりする者もいない。少年たちが絶頂に達し、射精した後、壮年の男たちはこの行為が何を意味するのか、その「謎」を厳粛に語る。少年たちは固唾を呑み、炎の向こうの壮年の男たちを凝視している。この厳かな親密さの中で、少年たちは自分たちの不安を打ち明け、自由に質問することができる。洞窟を後にするとき、少年たちは告げられる。これは秘め事であり、いのちの秘密なのだから、決して他人の目に触れてはならない、そしてその快楽には危険が伴うのだということを夜闇と獣の遠吠えの只中で諭される。村の娘たちは少年たちほど危険なところへは連れて行かれないが、やはり洞窟のような非日常的空間で、母から奥義を教えられる。母はこのとき照れ笑いしてはならぬ。厳粛に、また娘への慈しみをもって、母となることの神秘と女として与えられる快楽について語るのだ。そして同じように告げられる。洞窟を出たら、このことはけっして口外してはならない。他人の目に触れてもいけない。


さて、こんな記事に誰かコメントをつけてくれるのだろうか(笑)。あっことわっておきますけど、この記事にミョーなトラバをした場合、ヨーシャなく削除させていただきます。

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閉じる コメント(68)

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axbxcxさん、キリスト教は性をどうみているのか、イマイチわからないところがあるんですね。パウロは霊肉二元論に立っている気がして、キリスト教というよりパウロは性を否定すべき欲望のレベルでとらえているのではないかという気がしてならないのです。網野善彦の著作は是非読んでみたいと思います。

2007/11/12(月) 午後 10:00 sta*sto*y60

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ラキヤさん、私、「インスタント・エロ」を批判してるんじゃないんですよ。批判なんかしたってむなしいしねえ。性のような意識無意識経験環境全てが一点に凝集されたものについては、強姦だろうとインスタント・エロだろうとSMだろうとそれだけ取り出して批判したところでナンも変わらないのでは?「インスタント・エロは少子化にもつながるし、女性もさみしいので、本物のセックスをするように」なんて叫ぶの、マンガじゃないですか。ただ2チャンネルで「日本の現状」に驚いただけです。2チャンネルが現状なのかどうかもあやしいけど。

2007/11/12(月) 午後 10:14 sta*sto*y60

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ラキヤさん、axbxcxさん、横レス楽しみながら読みました。どうぞ遠慮なく横レスつけてくださいね。

2007/11/12(月) 午後 10:17 sta*sto*y60

私はこういう話は照れくさいです。まじめな顔をして授業なんてできそうにありません。きっと笑ってしまいます。最低ですね。
体育祭のとき、私は本部で進行の仕事をしていたのですが、1人の女生徒が目の前の朝礼台に上がってしゃがみ込みました。彼女は皆がするようにハーフパンツを下にずらしていたので、当然ながらお尻の割れ目が少し見えていました。私は気づかれないように砂をハーフパンツの中に入れてやりました。目撃していた生徒と同僚は大笑いしていました。見たくもない尻を人の目の前に出すからですっ。ケッ

2007/11/12(月) 午後 10:19 うしどし

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tk kayaさん、性を「子孫を残す行為」と考えれば、何のためらいもなく性教育ができるのかもしれませんね。性情報や性雑誌がこれだけ氾濫している現代ではムリだと思いますけど。また「セックスはしたいけど子供はほしくない」人も今は大勢いるわけで。私は「処女幕や処女を喪失した後の写真」はおろか、性器の写真も学校で見た記憶はありません。保健の教科書に図が描いてあるだけだったような。

2007/11/12(月) 午後 10:21 sta*sto*y60

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TOMさん、だって「いやらし系」でしょ?女子中学生もこういう話題好きなんですよ。校舎の裏で「セックスしちゃった子」の話、みんな興味津々で聞いてたもん。いやらしさが顔に出てるような女子中学生いたなあ、あっ発育はよかったけど、私とちがい(笑)。で、大学一年生になると、「私はもうセックスしちゃったけど、結婚式でヴァージン・ロードをヴァージンで歩くのが実は夢だったの。みんなヴァージンは大切にしてね」なんて涙ながらに語る同級生とかいました(笑)。これも性教育?

2007/11/12(月) 午後 10:26 sta*sto*y60

うしどしさん、PCの前でめっちゃ笑いました。痛快。

2007/11/12(月) 午後 10:28 sta*sto*y60

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Starさん、「リトル・ランナー」は去年、日本でもかなり話題になりましたから、どこのビデオ屋さんにもあると思います。 私はケーブルテレビのムービー・プラスで観ました。 「性をどう見ているか」、少なくともカトリックについては私もそうだと思います。 だから神父さんもシスターも…、そして離婚を認めず、学校は基本的に共学ではない…。 私は赤松啓介を買い込みました。

2007/11/12(月) 午後 11:29 [ - ]

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写真は、親から苦情が来てなくなったのかもしれませんね。
私が子供の頃は、テレビでゴールデンタイムに
野生の王国等の番組があり動物の交尾のシーンたくさんありました。

いかに交尾が大事なものか、命がけのものか知る事ができました。
子供への性教育は、私の場合は、まず、人体の図鑑を置いておきます。
私の時もそうでした。子供ができる仕組みを図解でかいていありました。

動物の交尾の同じ次元で見る事ができる年代でしたので、
思春期になって、興味本位な事でなく、大事な事と理解できました。
それに、私が思春期の頃は、まだ、町で女の人が乳を放り出して
子供に乳をあたえていました。雑誌を見なくても本物が見れました。
夏になると女性も庭にタライを出して上半身裸で行水していた頃です。
隠すからよけい興味を持つと思います。

2007/11/13(火) 午前 10:20 [ tk_*ay* ]

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それと最近の人々は、先の事をあまり考えない。
危険予知をしなくなりました。
これをしたら、自分の一生はだいなしであるとか
未来の事を考えなくなったように思います。

それで、交通事故を起こしたり、賞味期限の偽装をしたり、
目先の事しか考えなくなったので、性犯罪も増えているのでしょう。

2007/11/13(火) 午前 10:20 [ tk_*ay* ]

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axbxcxさん、TSUTAYAで探してみます。その前にウチ、テレビもビデオデッキもDVDもないんですが(笑)。実家ででも観よう。

2007/11/13(火) 午後 11:05 sta*sto*y60

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tk kayaさん、なるほどそうですか。自分より上の世代にとって性がどのようなものととらえられていたのか、子供がどのような性教育と日常に囲まれていたのか、知る由もありませんでしたので、大変興味深いお話でした。今より健全だったといえるのかもしれませんね。

2007/11/13(火) 午後 11:08 sta*sto*y60

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STARさんの予想に反して?!大盛り上がりですね(不謹慎でしたらすみません(^^;)))
意見は長くなるので?!性教育体験を思い出して。。。
「気持ち悪かった」の一言です。
生理をメンスと言うのに違和感を感じたし、マスターベーションは男の子だけがするものだと思っていたら女子も性欲が存在することがわかったときその女子が不潔に思えた自分を思い出すと今でも妙に憂鬱です。
田舎に住んでいると「夜這い」の話を時々耳にします。
あの制度?!はそれなりにまともで、案外昔のほうが正しい性知識と自由な性知識で健全だったように感じるわたしです。

2007/11/14(水) 午後 2:07 piw**ari

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のりちゃん、こんなにコメントつくとは思いませんでした、オドロキ!(笑)自分自身の受けた性教育はこれほどアカラサマでも詳しくもなかった気がします。小学校のとき女子だけ集められて、初潮のことを説明され、「女子だけ」というのが異様なかんじで、オクテの私は「へ〜、そんなものが。。。」と思ったけどよくわからず(笑)、「中学を卒業するまでには全員が体験するでしょう」と先生に言われたのが逆にプレッシャーになり、「中学を卒業するまでの間になかったらどうしよう」と一人であせりまくっていたのを思い出します(笑)。現代の性教育って何をどうやってもなんか浮きますね。やっぱり昔のほうがまともだったんだろうか、性教育も性も。。。

2007/11/14(水) 午後 8:41 sta*sto*y60

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Starさん、のりちゃん、赤松啓介の「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」読んでますが、楽しい本です。 解説は上野千鶴子。 網野善彦の「『失われた日本人』を読む」は1999年の講座の記録ですが、「場所は言わないでくれといわれたので申しませんが、現在でもきちんとした儀礼、ルールを保って夜這いが行われているところは、日本の社会に生きているようです。」とあります。 また村を歩いていた私の友人は、無意識に「父親」が誰かということに触れてしまって、出入り禁止になったことがあるそうです。

2007/11/15(木) 午前 9:39 [ - ]

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赤松啓介ですか、タイトルからしてズバリですね。読んでみようと思います。解説が上野千鶴子というのも面白いですね。「夜這い」が今も生きている地域があるんですか!オドロキです。

2007/11/15(木) 午後 8:47 sta*sto*y60

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忘れた頃の…です。 今日、2007年トニー賞の作品賞受賞作"Spring Awakening"を観て来たのですが、さすがによくできていて楽しめました。 タイトルそのまま、性の目覚めが主題なのですが、自慰のパフォーマンスあり、セックス・シーンあり、さらに田舎の村で牧師になろうという少年が同性愛に目覚めるシーンありで、ちょっとビックリでした。 こりゃ日本でやるのは難しいだろうなあと…。 娘がサインを貰った役者さんはみな18とかそんな年齢の好青年たちで、とても初々しい感じでした。 でもとにかく歌が上手い…。

2007/12/29(土) 午後 2:00 [ axbxcx ]

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どこでご覧になったのですか。内容からすると日本での上映は難しそうですね。そうそう、網野善彦を読みたいと思っているうちに図書館はもう閉館になってしまいました。。。

2007/12/29(土) 午後 11:19 sta*sto*y60

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Starさん、4年ぶりの観光旅行でブロードウェイに来てます。 海外出稼ぎ業でマイレージが貯まるので特典航空券です。 Spring Awakeningは、テレビでトニー賞の受賞式を見た娘の選択でしたが、とてもよかったです。 後はRENT。 映画は何度も観てましたが、生はやはり格別です。 皆で唄うときの声の厚みが違います。 そう言えばこちらにも歌詞にマスタベーションが出て来ますね。 RENTの舞台になったイースト・ヴィレッジ(Avenue AとかBとか)詣でもして来ました。 私の場合、網野善彦に目覚めたのは割と最近で、岩波新書の「日本社会の歴史」(上中下)から入りました。

2007/12/30(日) 午後 8:03 [ - ]

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Spring Awakeningのトニー賞表彰式でのパフォーマンスです。 ご参考まで。
http://jp.youtube.com/watch?v=DgkdoIz5tmE

2008/1/1(火) 午前 10:40 [ axbxcx ]


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