キリスト者として今を生きる

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今日、クルド人難民一家は5年に及ぶ日本での不当な処遇の末、国外退去命令を受け成田から出国しました。しかし、(日本よりかは人権先進国である)カナダ政府は、この家族の政治亡命に手を挙げ受け入れました。果たして彼らの目に日本ってどんな国??に映ったんでしょうか
下の記事は私が常日頃、声高に語ってる「この国の人権」と言う問題である。ともすれば入管行政の全てを凝縮した問題かも知れない。これまで書いた不法就労等など、幾分かは当事者の責任を問うものではない。明らかに日本政府の問題だからである。「国連でもトルコ国内でクルド人に対する迫害はある。」と認てるにもかかわらず、日本では「トルコ国内でこの様な迫害は無い。」と一切の政治亡命を認めてない。これが日本という国が先進国中で一番遅れた「人権後進国」と言われる所以である。亡命を求め日本に来た政治亡命を希望する人々が「犯罪者のように不当逮捕」される事件は21世紀になってもこの国では変わっていない。今も昔もなんら変わらないこの実情を見て見ぬふりをしていいのだろうか。
ちなみに、日本が人権を無視し続け、国外撤去命令に対して「政治亡命」と認め、入国、そして居住を与えたのは「カナダ」である。
国民がこの事実に目を背け、黙認し続けるのは「暗黙の了解!」でしかない。

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在日難民の証言〜『私の人生、これなに?』を読んで 2006/07/06

 「真実は語らなくては・・・」。そんな書き出しで、この本は始まる。12人の在日難民の証言と日本の難民政策の矛盾を収録した『私の人生、これなに?』は、メディアの死角で声なき叫びを上げる難民たちの人生に寄り添ったルポルタージュであると同時に、難民問題をめぐる私たちの無知と無関心を告発する「日本人の犯罪白書」でもある。

 トルコで6回におよぶ逮捕・拷問を受け、難民として日本に逃れてきたクルド人のエルダル・ドーガンさんは、日本で難民申請中に入国管理局に収容され、一日に48錠もの薬を無理やり飲まされて「ロボットみたいになってしまった」。真冬に暖房の効かない15畳の部屋に15人が一日中押し込められ、「死体の腐ったような臭い」のする弁当と、「タオルを一晩つけておくとまっ茶色になる」水が配給される。ドーガンさんは、極度のストレスから、「1回目は部屋の壁に頭をぶっつけ」、「2回目はハンガーストライキ」をし、「3回目は自分の部屋に火をつけ」るという自殺未遂を繰り返し、「手や首にけがをし、鼓膜が破れて耳が聞こえなくなった」。

 本書には2つの世界が描かれている。一つは在日難民たちの非日常の世界。もう一つは日本人の日常の世界。前者は一秒ごとに強制収容と強制送還の恐怖に怯え、その心身は緩慢に壊死していく。その一方で、後者の日常生活は何事もないかのように続いていく。それは、見る者の目によって老女にも若い女性にも姿を変えるが、両者を同時に見ることはできない騙し絵のように、互いが互いの影を形づくっている二つの世界である。

 三度の収容を経て「精神的にも肉体的にも、何もかも半分死んでしまっていた」と語る弟のデニズさんや、「外国人であることが罪なのか」と訴えるイラン人難民のジャマル・サーベリさんは、「難民を苦しめるのは入管だけの責任か?」と問いかける。日本の排他的な難民制度を許しているのは、あなた達日本人一人一人なのではないか、と。

 本書によって明らかになることは、難民問題が本当は私たち自身の問題であるということだ。もっと言ってしまえば、日本には難民問題など存在しない。はっきり言えば、それは私たち自身が仕掛けた、難民というマイノリティ集団に対する自覚なきジェノサイドというべきもの、だからである。ジェノサイドという表現がもし不適切だというなら、より婉曲な別の言葉に置き換えてもよい。けれど、どんな言葉を用いても、日本で毎年数万人におよぶ難民が本国に強制送還されている事実は消せない。そして、この瞬間にも日本に収容されている難民の大半がストレスによる病気や障害に苦しんでいる、という現実も。

 率直に言って、本書は読んで楽しい本では、まったくない。読まなかったところであなたの日常には何の影響もないだろう。けれども、日本の中で声なき叫びを上げている彼らに無関心でいられるシェルターに閉じこもることを日常と呼ぶのなら、私たちの日常が続く限り、難民たちの苦しみが止むことも、また、ない。

 「私たちの周りには助けを必要としている難民や外国人がきっといるはずだ。彼らに手を差し伸べ、友人となるとき初めて、彼らの痛みを自らの痛みとして受け止めることができるのではないか。自分の心に彼らが『住みつく』とき、共に生きることができるのだと思う」と本書は、いう。

 この本を読めば、あなたの日常は変わってしまうかもしれない。だから、本書は、知ることが諦めることだと思っている人には読んでほしくない。もしも、そうでないなら?その答えは、あなた自身が見つけるものだ。


【関連サイト】



(植田那美)

                              【janjan転載】

関連記事:
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スリランカ人の難民申請者が東日本入国管理センターに収容
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クルド人として、アレヴィー教徒として、「二つの十字架を背負っ」たエルダル・ドーガンさん。(撮影:周香織)
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長女のメルベちゃん。子どもは生まれる国を選べない。(撮影:周香織)
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眠る長男のメモシュくん(撮影:周香織)

転載元転載元: fwapy바람꽃風ノ花

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