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純情きらり、今週は達彦さんが出征するのでしょうか。戦争が桜子たちの目に見えるもの、生活を直接脅かすものになっていきます。私はこのドラマを今まで不思議な気持ちで見ていました。桜子が東京音楽学校をめざしてピアノを弾いているとき、すでに満州事変が起こり、日中戦争が始まり、南京大虐殺が行われていたということ、そのことと桜子たちの生活がどうしてもつながらなかったのです。桜子たちの生活は「平和」でした。時折桜子の友達や西園寺先生に戦争の「影」がちらつくことはあっても、全体としては「平和」で、マルセイユでコーヒーを飲むほどの豊かな生活を送っていました。そして「東京で音楽を学ぶのだ」という桜子の夢と計画のすべてをぶち壊すように、「戦争」は「突然」やってきたようにみえます。羊藤一利さんという作家がこんなことを言っています。 「後世からみれば、満州事変前後に大きな昭和の転回期があったとわかるが、当時の日本人は大いなる転回期を生きているとはわかっていなかった。同様のことがいまの私たちにもあてはまる。」 作家でない一市民はこう言います。「夫の母から聞いた話ですが、当時、日本が戦争に巻き込まれていたことに気づかなかった。戦争は突然やってきた。後から思うとたしかに暮らしは厳しくなっていたけれど…」「戦争は戦争の顔をしていません」。 純情きらりを見ているあなたに、桜子たちと同じような時代に私たちが生きていることを知ってほしくて、絵本を載せました。「戦争のつくりかた」という絵本です。Web上で見れますので、下のサイトをクリックしてください。http://smile.hippy.jp/ehon/index.htm 表紙をクリックすると絵本のページが開きます。一ページ目の下に2ページ目が、あとはページの右下の矢印をクリックしていくとめくれます。 この絵本に描いてあることのいくつかは次の法律ですでに決まっています。(うそだと思ったら、法律の条文を読んでみてください。) 4ページめ…「自衛隊法88条」「PKO協力法1条、24条」「テロ特別措置法1条、12条」「イラク特別措置法1条、17条」 6ページめ…「武力攻撃事態対処法3条、9条」「改正安全保障会議設置法2条、4条、5条」「テロ特別措置法4条、5条」「イラク特別措置法4条、5条、6条」 8ページめ…「国民保護法50条」「特定公共施設利用法6条、17条」 10ページめ…「国民保護法42条」 12ページめ…「国民保護法43条」「心のノート」中学生版P114 14ページめ…「国民保護法98条」「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案3条、6条の2」(衆議院閉会中審査)「入国管理局ホームページ」 16ページめ…「自衛隊法76条、103条、125条、127条、129条、130条」「米軍行動円滑化法(米軍支援法)(土地使用等)15条」 23ページめ…「危険業務従事者叙勲制度」 その他は今審議されている法案。「教育基本法」の「改正」や「共謀罪」の創設、憲法の「改正」などです。私たちが何も言わなければ、国のことはお金や力を持った人たちが彼らの都合のよいように決めてしまいます。私たちが疑問や反対の声をあげれば、私たちの国は私たちで作っていくことができます。ちょっとだけ考えていただけたらうれしいです。読んでくださってありがとう。
(純情きらりについてはひとつ前の記事にも書きました。お時間があったらプリーズ読んでいってください。) |

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