キリスト者として今を生きる

風は冷たいけれど春の訪れを感じます。。。

ブロガー労組

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昔、リカちゃん人形というのが女の子たちの憧れだった。リカちゃんより前にタミーちゃんというアメリカ産のお人形があった。ある日父が私にタミーちゃんを、妹にタミーちゃんの妹人形のペパーちゃんを買ってきた。たぶんなんか後ろめたいことがあったんだと思う(笑)。父はけっして子煩悩ではなかったから、母の機嫌を取る必要があるときに、子供たちに唐突なプレゼントをした(今思うと。)私はべつに欲しくはなかったし、こんなお人形があるってことさえ知らなかった。石蹴りや缶けりをしたり、竹馬をしたりママゴトをしたりして十分楽しく遊んでいたのだ。貰ってものすごく喜んだわけではないが、次第にそのお人形にハマっていった。タミーちゃんにはカタログが付いていた。着せ替えの服やバッグや靴などの写真が載っていた。すると服やバッグも欲しくなって母にねだった。しかし、その値段が法外だったことを母の反応とともにうっすら覚えている。(母は買い与える代わりに画用紙に下着姿の女の子の絵を描いて切り抜き、洋服とバッグの絵も描いて切り抜いた。そして私と妹はそっちの方が自分たちの好きな洋服を作れて面白いということに気づき、タミーちゃんとはあまり遊ばなくなった。)
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エンデの童話『モモ』にそっくりのシーンが登場する。「灰色の男たち」が高価なおもちゃやゲーム機で子供たちを丸め込み、モモのところにもお人形を持ってやって来るのだ。お人形は内臓テープレコーダーでおしゃべりをするが、いつも同じことしか言わないので、モモは退屈で、どうやって遊んだらいいか途方にくれてしまう。すると様子を観ていた灰色の男が言う。

「どうもきみは、こういうすばらしい人形との遊び方をまるっきり知らないようだね。ひとつわたしが教えてあげようか。」
「あたし、もっといろいろなものがほしいわ」ときゅうに人形が言いました。
「ほら、ごらん、この人形はじぶんからきみにしゃべりかけているんだよ。こういうすばらしい人形と遊ぶには、ほかの人形とおなじやり方じゃだめだ。おもしろく遊ぶには、この人形になにかあげなくちゃだめだよ。いいかい、見てごらん!」

そう言って、灰色の男は人形用のたくさんの洋服や小物を次々とモモの前に投げ出す。人形のボーイフレンド人形とその洋服や小物まで。モモは「さむさにからだがガタガタふるえだ」す。そしてこう感じる。


モモはぼんやりとながらも、じぶんがあるたたかいに直面している、いや、すでにたたかいのなかに巻きこまれている、と感じました。けれどもそれがなんのたたかいなのか、だれにたいするたたかいなのかは、わかりません。

なんの、だれにたいするたたかいなのか。グローバル資本主義にたいするたたかいだろう。


どうやって人にモノを買わせるか。

1.そのモノの消費だけで購買活動が完結しないように、ひとつの買い物でかえって更なる買い物が必要となるような流れを作り出す。
2.それらのモノを買わないと生活していけないように、大きな力によってあらかじめ生活や社会のほうを変えてしまう。

信じられないモノが今、私たちの世界には出回っている。「種の取れない作物」。モンサントなどの巨大アグリビジネスは世界の種子会社を買収して、遺伝子組み換えを施した種を農民に売り、種を毎年買わなければならないように、こういうモノを作った。ターミネーター種子、直訳すると「殺し屋種子」。種子を死滅させる毒性タンパクを作る遺伝子を組み込んで、その遺伝子が2回目の発芽の前に働くようにしたものらしい。びっくりだ。こんなモノを食べて大丈夫なのか。http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/070117.htm

そして遺伝子組み換え種子には特許も取り付けてある。シュマイザーさんというカナダのお百姓さんの作っているナタネ畑にモンサントの花粉が飛んできて、遺伝子組み換えのナタネが出来てしまった。そうしたらモンサントは、「特許侵害だ、賠償金を払え」と言ってきたそうだ。GM汚染をされて、被害者はシュマイザーさんのほうなのに。シュマイザーさんは訴訟を受けてたったけれど、負けたそうだ。


日本の食卓は今、世界から買いあさった何万種類もの食材で埋め尽くされているけれど、「外国産の野菜や肉の方が安いからそっちを買う」つもりが、食のグローバル競争に敗れて日本の農家が農産物を作るのをやめてしまったらどうなるか。そのうち異常気象や世界食糧難で外国産食物が高騰したとしても、「買わないと食べられない」ようになっていくかもしれない。中国産の毒入り野菜や米国産のBSE牛肉しか口に入らなくなってしまうかもしれないのだ。「自由で気ままな選択」のつもりが、ほかの選択肢を不可逆的に絶つことにつながっていることに私たちはそろそろ気づきはじめている。


日本の食糧自給率はついに40パーセント台を切った。http://www.afpbb.com/article/economy/2266288/2016401


主要先進国の食糧自給率
オーストラリア327%、フランス136%、アメリカ127%、ドイツ97%、
イギリス71%、日本39%

EPA交渉しだいでは、さらに食料自給率は12%まで減少するだろうと言われている。(「農業・EPA(経済連携協定)作業部会」で、農水省が提出した試算)

働くということ

キリスト教的には働くということはどういうことなのだろう。そんなことを書いた本もたくさんあるのだけれど、今この現実の中で働くということは甘いもんじゃない。

私は若いときフルタイムの労働者で結構な年収を稼いでいた。若くてパワーがあって周りが見えず空気が読めず、なにか自分でもよくわからないものを求めているようなチビの女性教員が「うまくやっていける」わけはない。それから「年収4分の1」の僻地の学校に移った。「年収4分の1」の学校で教えていたときの方がずっとたのしく、満たされていた。僻地の学校を4年で辞めたあと、都会に戻ってきたときは、「社会科の専任教員」なんて供給過多の職はみつかるわけもなく、大学に戻って1年半勉強し、英語の教員免許を取って非常勤の英語教師になった。この遍歴で生涯賃金はずいぶんダウンしたけれど、自分の人生はそれなりに輝いたと思っている。英語は経験がなくとも英検やTOEICのスコアさえとれば、教員のキャリアと合わせて就職口はなんとかみつかり、民間の英語学校や企業内英語研修の派遣の仕事でフルに働かなくともパート労働だけでなんとか月収手取り20万円以上は稼ぐことができた。残りの時間は家事をしたり英語の勉強にあてたり、ブログに費やしたりすることができた。

しかし最近パートで稼ぐのにも疲れている。不安定で、つくづく使い捨ての労働者なのだと実感させられる。当初は12時間持たせてもらえていた学校の授業もここ数年は6時間に減らされている。同じ時間数を複数の講師に振り分けて一人の講師の持ち時間を8時間以下に抑えれば、学校は社会保険料を負担せずにすむからだ。企業の英語研修はいちばんおいしいときは4クラス連続で同じ内容のレッスンを持たせてもらえ、その他のクラスとあわせて週2日計14時間だけでも約20万円稼ぐことができた。しかし企業の海外移転でクラスは消滅した。あんなおいしい仕事はもうもらえない。英語学校はNOVAなど大手の英会話スクールとの競争で経営が苦しく、学校の1つをたたんだ上にパートの時給を一律に3000円から2500円に下げた。毎年春は複数の掛け持ちパートの時間がコンフリクトを起こさぬよう調節し、最大の持ち時間になるようにするのにヒヤヒヤする。つかれた。。。年齢的にも仕事を新たにゲットするのが年々むずかしくなる一方で、これ以上のキャリアアップもむずかしい。通訳や翻訳の学校はあまたあるけれど、実際に通訳や翻訳で仕事をもらえるようになるまでには多額の投資をしなければならない。400万円投資してモノにならなかった友人を知っている。昔から賭け事ができない性分で、見返りが望めるかどうかわからない投資は控える性格である。教員免許はたいしてお金をかけずに取れるので取った。英語はほぼ独学である。「ローリスク・ハイリターン」がムリなら「ローリスク・ローリターン」を志向する。話を元に戻すと、年齢が上がってなおかつパートで食っていくにはよほどスキルを持たなくてはならないけど、私の場合、頭打ち。私程度の英語力では、フルタイムで勤めていてこそ出世や稼ぎにつながるのだ。英語プロパーでは翻訳でも時給はたかが知れているし、今のような英語講師の仕事しかみつからない。(需要のある翻訳は英語力プラス専門性を求められる。金融知識とかIT関連の知識とか、そして特に理系の知識。それでも時給は2000円台だったりする。)

私は今兼業主婦である。主な稼ぎ手は夫なのだから、ムリして稼ぐ必要はない。けれど常に強迫観念のように頭の片隅で考えていた。「精神的に自立しているために経済的自立は不可欠だ」…父親に殴られて育った後遺症かもしれない。経済的に自立していないと不本意な圧力を甘んじて受けなければならないという「教訓」なのか「思い込み」なのかわからない観念がある。それでも女性であることを利用して私はこれまで好きなことをやってきた。男性だったら妻子を養うためにフルタイムを降りるわけにはいかない。そして家を買うために、子供の学費を稼ぐために、できれば大手の安定した企業に勤めたいと願う。会社が直接間接に求めるものに従い、体制を批判するような発言は慎むようになる。今、パートで安定的に稼ぐのがいかに大変かを痛感すると、朝日新聞の記者なんかが「上」の言うなりになって筆を曲げていくのも無理はないと思える。憲法よりも平和よりも守る必要のあるものは「安定した生活」である。

私も専任教員だったとき、自分で気づかぬうちに思考も感性も学校の価値観に一体化していたのが今振り返るとわかる。それは「自分」の抑圧でもあった。抑圧しきれない自分があって、たいそうな給料をもらいながら、いつも「こうではない人生」にあこがれていた。そして女だったので、身軽に退職したり転職したりすることができた。結婚して夫に養われながら英語をブラッシュアップし、大学へ通いなおして英語の教員免許を取った。男性だったらこんなことは世間の目がゆるさなかっただろう。専業主婦の友人は「体制にからめとられ」平和や環境のことに関心をもたない夫を批判する。しかし私は昔フルタイマーだったから、そういうふうにならざるをえない男性の境遇もすごくよくわかる。たまったストレスから、イラクで人質になった人たちを「自己責任」といって嫌悪する気持ちもよくわかる。高遠さんたちに対する人々のこの憎悪はなんなのだろうと考えてきたが、結局この現実の中で必要な糧を得、周囲と折り合いをつけていくために放棄しなければならないものを放棄せず、好き勝手にやって「ツケ」を他人に払ってもらおうとする者への憎悪ではなかったか。教育基本法「改正」反対の日教組教員に対する憎悪にも共通のものをかんじた。こういう憎悪は平和運動の足をひっぱり、「体制」の網の目をさらにキツクする。

ここ数日間、掛け持ちパートの根本的見直しのために忙しい日々を送っていた。憲法「改正」のための国民投票法案が委員会を通ったことをつい最近知った。自分の生活のことで忙しいと、政治のことなんか考えない。そんな人は大勢いるだろう。むしろ圧倒的多数かも。そんななかで最低投票率の規定がなく、投票率がいかに低くても憲法が「改正」されてしまう国民投票法案が成立しようとしている。http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=tp__kyodo_20070321tp983&csvname=1865084630

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私の友人がマグロ船にのって、2年間航海の旅をしました。そこで、今、話題のマグロ問題を、

労働の側から、実にすてきなレポートをしています。先ずは、彼のメイルから
昨日NHKBS1の番組「BSディベート」2月号「マグロ争奪」の収録に参加してきました。

マグロ問題が最近色々と騒がれていますが、
マグロを獲る現場の人々の声は
ほとんど相手にされていないという印象があります。

現場に立ち会った経験のある人間として
漁師さん達の声を発言してきました。
(オンエアされるのは多分1分ぐらいでしょうが)

皆がマグロを食べられるのは
それを獲る人がいるからだ。
そこには人間がいるのだ

と言う事が伝わればいいなと考えています。

良ければ見てください
そして宣伝してくださるよう
よろしくお願いします。

BSディベート  
2007年2月25日(日)     第1部 22:10〜23:00  
【BS1】 
第2部 23:10〜24:00

BSディベート   [http://www.nhk.or.jp/bsdebate/]

彼は、まぐろ漁船での現場を見てきて、これからのマグロ漁業全体の危機を救うには、と考えて
つぎのような提案を考えました。
それは、生産ー消費のフィードバックシステムというべきものであります。具体的には、
マグロ漁船を一年動かすのに必要な経費を算出して、ある篤志グループの人々に先行投資、してもらう、
そして、その年のマグロ漁業の生レポートなどと一緒にマグロのトロや、カマなど、が届くと言うわけです。

彼の大雑把な試算によれば、一家族一年間一万円プラス宅配料で、3kgのマグロが宅配便で
(何回かに分けて)おうちに届くプランが可能だそうです。

また、マグロのおなかの中の内容物を研究資料として提供もできる、そうです。研究者のみならず、
夏休みの自由研究テーマなどにもいいですよ。

さらに、『また、この僕の計画は2007年問題、ワーキングプア、格差社会、少なすぎる食料自給率
の解決方法だとも思っています。』とあり、それぞれについての各論があります。(ここでは、長いのでつぎの機会に)


確かに、下部構造経である経済の仕組みをすこし手直しするだけで、いい方にも悪い方にも、
社会は大きくずれていきます。政府のホワイトカラー・エグゼンプション案など、「もってのほか提案」に反対阻止することは重要なことです。そして、その次に、つぎの世界を開く経済活動を、模索用意していくこと、これも、も更に大切なことです。

今、火急の労働問題の第二段階の提案を、具体的にしている人が、がんばっている、ということを
私は、報告します。

どうぞ、興味のある方、お魚の好きな方、そして労働問題に興味のある方、見てくださーい。

宣伝でーす。


以下は、このことに付随する私の蛇足話です。

価格格決定をマーケット論理におまかせせず、商人の「儲かればよい」、という論理が生産現場の荒廃、
商社社員のモラル荒廃を招いてきて、今も続いています。

フェア・トレイド= Fair Trade=公平な取引という南北間の仕組みがあります。
いわゆる南の国からの手工業品を、現地生産者の基本的人権の中の生活を確保できる価格設定をして、取引しよう、という取り組みです。各所に、心有る方がお店を開いておられます。

南の国で、往々にして、劣悪な環境で低賃金で労働して作った工芸品を、北の国が、安く仕入れバイヤーが利を得たり、消費者が安価で得をしたり、してきました。それに対して、トレイド(取引)の基準を、
市場原理でなく、労働者の生活原理に、しましょう、という取り組み、それが、=Fair trade=です。

これを、日本国内の南北問題、に適用し、生産者の生産過程を共有し、漁業経験を共有化する、という意味で、更に一歩すすんだ取り組みが、彼のマグロ提案です。いわば、フィッシング・フィードバック・コミュニティ(ありゃりゃ、これじゃ、現政権風カタカナだ、ダメだこりゃ)ではなくて、

「life-vivifying activity」=「生きとし生けるものを輝かす動き」です。

今はパラダイム・チェンジの時期:、資本主義が、巨大化しすぎて、恐竜と同じ運命を、たどりつつあります。つぎのシステムを産みだす、胎動期です。つぎの世代の乗る船、を用意しましょう。新システムを
産みだして、次代に手渡すことが、できる希望があります。

私たちの世代、地球環境を破壊したまま、次代に、バトンタッチするのは、あまりに悲しいです。

生産者の生活を保障する値段で購買する、このことが、労働者としての「私」を守ることであり、

同時に消費者である「私」を守ることでもあります。すべての「私」にとって、の問題です。

今の経済システムに乗っている限り、私たちは、エゴ主導型の消費を行い、そして、そのことによって、
生産者そのほかを、苦しい労働条件に追い込むことになっている、という悪の循環を逃れる一つの可能性です。

今の時代、日本では、津々浦々の町の中から、お魚屋さんが消え、材木屋さんが消え、八百屋さんが消え、畳屋さんが消え、いびつな消費者オンリーの町になっています。
広告一枚 → 「アッ今日は安いわ、これ、買いにいこう」→ 買い物 → 個人利用

という具合、生産現場とのつながり、は限りなく薄くなり、さらに商店も個別商店から、スーパーつまり総合小売店に変わったので、売り手の存在感も限りなく薄くなりました。
資本主義の価格競争は、質がそのままで、安くなる、と言う前提の下に、理論があります。が、実は、商品の質も、労働者の労働条件の質も、軒並み落ちている上での価格低下が現実です。


ご興味のある方は、OPRT『責任あるまぐろ漁業推進機構』→http://www.oprt.or.jp/も覗いてください。
  

転載元転載元: 《いじめ大国日本》 仏教の好きなキリスト者の立場から

カエルの危機

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「カエル殺すカビ日本上陸、流行すれば絶滅の危機も」 (読売新聞)

世界でカエルなどの両生類に壊滅的な被害を与えているカエル・ツボカビ症が日本にも上陸していたことが、明らかになった。
感染したカエルが輸入業者などを通じて国内に持ち込まれたと見られており、昨年末に、都内でカエル14匹がこの病気によって死んだことが初めて確認された。病気が流行すれば、国内でも絶滅の危機にさらされる両生類が出てくる恐れがあるとして、世界自然保護基金(WWF)ジャパンや日本動物園水族館協会など16団体が13日、「緊急事態宣言」を出す。
カエル・ツボカビ症が確認されたのは、都内で個人がペットとして飼育していたカエル。14匹ものカエルが死んだため、獣医師を通じて麻布大研究室に持ち込まれ、国内で初めて感染が確認されたという。

「カエル・ツボカビ症」は感染すると90パーセント以上が死んじゃうんだそうだ。すごく感染力の強い菌で、だからいったん野外に広がると根絶はまず不可能で、カエルだけじゃなく両生類全体が絶滅してしまうことになる。中南米のパナマでは発生から2ヶ月でカエルが絶滅したそうだ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000066-jij-soci ツボカビ症が日本で広まったキッカケは中南米産のカエルをペット業者が輸入して持ち込んだことだが、輸入されたペットが生態系にどんなオソロシ〜イ影響を及ぼすかということが、「きっこのブログ」http://www.kikko.cocolog-nifty.com/kikko/ に書いてある。熱帯魚が飼い主にあきられると河川に放流されるおかげで、日本の川がいかに「とんでもアマゾン状態」か。東京と神奈川の間を流れている(きっこさん家)の近くの多摩川には「グッピーもいるし、ティラピアもいるし、ディスカスもいるし、フロリダガーパイクって言うワニみたいな口をした1mもある凶暴なお魚もいる」らしい。そのほか「アライグマは川で洗いものをしてるし、ワニガメやカミツキガメはコイやヘラブナをバクバク食べてるし、なんだか、都会のアマゾンて感じだ」そう。ウチの近くでもタイワンリスという身体のでかいリスが木の皮をかじり、樹木が悲惨なありさまになっている。アライグマにも何回かコンニチハしたことがある。

「カエル絶滅の危機」を報じた某TVキャスターは「私はカエルが嫌いだから絶滅してもいい」ってなことを言っていたらしいけど、「地球温暖化で雪が少なくなるとスキーをするのに南極まで行かなくちゃいけなくなるから不便だ」と言ったキャスターとおなじくらいノケゾリものだ。カエルが絶滅したら、カエルを天敵としていた虫が異常繁殖するんだゾ!!「カエルくらい絶滅してもかまわない」というのはカエルをバカにしているだけじゃなく、生態系というものをバカにしているのではないだろうか。

腑に落ちないのは、なぜ外来種の輸入をそう簡単に許してしまうのか、ということである。これも「規制緩和」か。グッピーやティラピアを飽きたからといって放流してしまう飼い主のモラルが問題にされているけれど、そもそもグッピーやティラピアをペットショップで売ることをゆるしている法律の方が問題ではないだろうか。「環境問題」というと私たちの生活のあり方を見直そう、冷房の使いすぎに気をつけよう、とか紙やペットボトルを再利用しようとかいうことが叫ばれて、そのことに異論はないけど、そういうキャンペーンによって何か問題の本質が隠蔽されているような気がする。日本の豊かな自然を守ってきたのは森林と稲作だ。豊かな水資源は水田が「自然のダム」となり、貯水槽の役割をも果たしてきたおかげ。貿易の自由化で、農家が輸入作物におされて立ち行かなくなれば、この水田は放棄される。いったん放棄されて荒れた水田は簡単には元には戻らない。安い熱帯材におされて林業はすでに立ち行かなくなり、森林の手入れができなくなって、春になると私も含め、花粉症の異様なマスク集団が街を埋め尽くす。日本の森林は杉や檜などの人工林だから手入れをしなくてはならないのに、南洋材の方が安いから、ほっぽって林業を破壊し、それで熱帯林を破壊して、ものすごいスピードで地球を丸裸にしている。


「環境問題」というと「リサイクル」、「冷房の使いすぎに気をつけよう」…なんかこれは「不都合な真実」http://www.futsugou.jp/ から国民の目をそむけさせるためのキャンペーンのような気がしてならない。環境を守るためにはカエルやコメや野菜の輸入自由化に規制をかけなくちゃいけない。「市場の原理」にまかせておいたのでは環境も食糧安全保障も守られない。食料の輸入にはさらに飛行機や船を使い、ものすごい量のエネルギーを消費して、二酸化炭素を排出する。消費者としてできることはもちろんある。輸入野菜は買わない、国産品を買うとか。だけど私はあえて言いたい。環境問題」をライフスタイルと意識の問題に還元するのは何かウラがある。「一億層懺悔」が戦争によって利益を得た人間たちの戦争責任を隠蔽するのと似て。グローバル経済に歯止めをかけないかぎり、カエルもペンギンも人間も絶滅から救われない。

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この前の記事「サザエさん一家はどこにいるのか」で、私は坐っただけで何万の銀座のクラブでイケメンのホストに一本何十万円のドンペリをお酌されるより、白木屋でシシャモを肴にチューハイを飲んでいた方がいい、と書いたら、shenggang qibingさんに「白木屋はやめておけ」と言われた。「偽造水増ビールに労働者搾取、モラル最悪の居酒屋」だから、と。で、告発サイトまで紹介して下さったので、みてみた。http://www.jca.apc.org/~monsoon/nomanaikai2000.htm そうなのか。。。「遅刻すると1万円の賃金カット。バスや電車の遅延による遅刻で,遅延証明を提出しても認めない。」「欠勤すると8万円の賃金カット。急病で休んでも,肉親の葬儀に参列する場合でも,有給休暇への振替を認めず,欠勤扱いで賃金カット。」「残業代が法律で定められた半分しか支払われない。」「売上などのノルマを達成できないと交通費・残業代・ボーナスなど全額カット」「残業時間をタイムカードに記録すると,処分の対象になる。」「過去2年間で,40億円(推定)の残業代未払いがある。」etc.

いや、想像しなかったわけではない。「他店のどこよりも安い値段」をウリにしている大型チェーン店の労働条件はひどいんだろうな、人件費削減で商品やサービスを消費者に安く売ることができているんだろうと想像してはいた。ワットマンという電気量販店で、「同じ商品が他店でわが店舗より安く売られていたら、それより値引きします」という広告をみてびっくりしたことがあったが、こういう店の従業員はきっと残業代もなしに低い賃金で長時間働かせられているのだろうと思った。

しかしそれでは、わたしはどこで一杯やったらいいのか???

めったに外で飲むことはないけれど、気の合った友人と居酒屋で楽しくわいわいやるのは好きだ。飲み屋の値段はうっかりするとものすごい。その点、和民とか白木屋とか笑笑とかは明朗会計だし、「けっこう食べて飲んでこの値段」と安心。だけど労働者をそんなに虐待して低価格のサービスが提供されているのだと思うと、ニコニコ飲んでるわけにもいかない。

これから先いくら税金が上がるのか、年金がいくら減らされるのか退職金がそもそも保障されるのかわからないような時代で、庶民の唯一の生活防衛は、できるだけ安い店でできるだけ安いものを買うこと以外にはない。大型店舗はその「ニーズ」に応え、沢山の品揃えの中で、均一の商品を小さな店より安い値段で消費者に提供する。忙しくて金のない庶民は、大型店舗に足が向かう。


マクドナルドのハンバーガー1個80円。どうしたらこんな値段でハンバーガーが出来るのだろう。
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マクドナルドのHPを見ると、http://www.mcdonalds.co.jp/ ハンバーガーの牛肉はオーストラリアとニュージーランドで生産されていることになっている。しかしどういう牧場でどういう状態で飼育され、どこの工場でどんなふうにハンバーガーにまで製造されているのかは知るすべがない。アメリカでベストセラーになった”FAST FOOD NATION”(邦訳『ファストフードが世界を食いつくす』http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw/503-1954044-8371136?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%83t%83@%83X%83g%83t%81%5B%83h%82%AA%90%A2%8AE%82%F0%90H%82%A2%82%C2%82%AD%82%B7&Go.x=9&Go.y=2 )という本によれば、アメリカのマクドナルドで食されている牛肉や鶏肉、豚肉の多くはアメリカの飼育場で、鶏、豚、牛、犬、猫などの動物の死骸をエサとして与えられている。カニバリズムや共食いはこれまでの多くの文化でタブーだったが、安価に手に入り、鶏や豚や牛の成育を早める。環境保護団体や消費者グループの抗議にもかかわらず、アグリビジネスはブッシュ政権に圧力をかけ、BSE(狂牛病)の流行のさなかでもこのカニバリズムを禁じる法律を出すことはなかった。こうして育った牛は食肉加工工場に運ばれ、そこで多くの移民労働者を使ってひき肉にまで加工される。驚いたのはこの加工のプロセスの多くがいまだに手作業であるということである。鶏や豚は大きさが均一なので加工のプロセスは機械化されているが、牛はサイズも形も重さも個体差があり、まちまちであるために、牛を切り取っていく作業のプロセスの多くは機械化することができず、ラインに並んだ労働者がナイフを持ってコンベアに載って運ばれてくる牛の肉塊を突き刺し、切り取っていく。何度も同じ動作を繰り返すから、肩や腕、指などが硬直し、うっかり手をすべらすとナイフが飛んで、自分やラインの隣りの同僚に重傷を負わせることになる。マクドナルドの店舗の拡大と競争の激化の中で、コンベアの動く速度はどんどん増していった。利益を上げるには、ラインのスピードを上げる以外にはないからだ。そうすると労働者はナイフについた牛の血をぬぐうヒマもなくなり、なまったナイフで切り取るのでよけい力をかけなければならず、疲労し、事故の危険は増していく。ケガをした場合、外部に報告しないように言われ、報告しなければ一定期間軽作業に回してもらえる。報告すると罰せられたりクビにされたりする。移民労働者の代わりなんていくらもいるから。

マクドナルドの店舗は大きなガラス張りになっているけれど、このハンバーガーがどうやって作られているのか、そのプロセスはガラス張りではない。HPをみてもわからない。どうして80円という値段で提供できるのか、知るすべがない。

家計が苦しくおこづかいを減らされたお父さんの中には、昼食にマクドナルドのハンバーガーを2個注文し、飲み物は注文せず水を飲んで、合計160円で昼食をすます人もいるということを聞いたことがある。規制緩和は競争を促進し、消費者により安価な値段でよいサービスが提供されることになるといわれた。たしかに商品の値段は安くなった。しかし規制緩和がバラ色の未来をもたらすという理論で忘れられていたのは、私たちは消費者であると同時に生産者であり労働者であるということではなかったか。スパイラル、スパイラル。。。低賃金労働者は家計の出費を抑えるために安い店で安い商品を買い、その需要が経営者が労働者を低賃金で働かせている現状を支えることになる。

私はシシャモを肴にチューハイをどこで引っ掛けたらいいのでしょうか。

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