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先週バラバラになった徳永班でしたが、火力発電所の火災があまりにも
激しく、出場したSR班が負傷をし、人手が足りないと管理センターに
報告が入る。芹沢管理官(石橋凌)は徳永班の招集を決定。徳永(石黒
賢)に電話をかけるが、徳永は五十嵐(田中要次)を死なせた責任を感じ、
出場はできないと断る。
そんな徳永に芹沢は15年前、部下であった宮崎(山本耕史)を死なせた
ことから現場を退き内勤に移ったことをずっと後悔していると話す。徳永
にはこんな気持ちを味あわせたくない、五十嵐の死から逃げるなと説く。
再結集する徳永班。葛城(要潤)、佃(高橋洋)、加納(照英)が徳永に
ついて行く決意をしているところへ、懲戒免職になった大地(中丸雄一)
も現れ、今までの自分が間違っていたこと、これからの自分は今までとは
違うから是非加えてほしいと懇願。
かつて新入りを信頼していなかった葛城が徳永に大地を加えてやってほし
いと口添えし、大地も加わることに。そして、消防隊として現場にいた
不動(山本裕典)、手塚(増田貴久)も合流。
途中、訓練生時代一緒だった小日向(大東俊介)、井川(石黒英雄)の
協力も得て、要救助者の救出や火災を食い止めるために現場を走り回る。
そんな中、徳永が瓦礫の下に埋もれて脱出できなくなる。SRのメンバーの
酸素も残り少ない中、要救助者の避難のために二酸化炭素消火装置を作動
させないといけない状況となり、徳永はおいて、SRメンバー達は要救助者
を連れて避難することを余儀なくされる。
大地の酸素も残り少なかったが、徳永救出に向かう大地。検索の間に待避
できる場所を見つけたから自分はそこへ隊長を連れて避難すると言う。
徳永を救出しながら、大地は自分の考えが今まで間違っていたこと、救う命も
救われる命も同じ重さで、どちらも助かってこそ意味がある、隊長も自分と
一緒に家に帰りましょうと話す。
ということで無事二人も生還するわけですが、なんかなぁ…
救う命も救われる命も命の重さは同じ。こんなことは最初からわかっている
わけで。
ただ、要救助者を災害現場においていかなければ、救助者も命を落として
しまうという極限の状況に追い込まれた時に、それでも救助を続けるか
(要救助者の命>救助者の命)、要救助者を助けることをあきらめて
救助者だけ待避するか(要救助者の命<救助者の命)、この二者の選択を
ずっと考えさせられていたんではなかったのか、と思った。
一番ベストな結果は双方の命が助かることで、だけどそれを実現させるため
の対極には双方の命を落とすしかない、となった時、どの段階で救助を
あきらめるのか、それを突きつけられたのが、前回の五十嵐を現場において
待避せざるを得なかった時ではなかったのか。
救う命と救われる命の重さの比較ではなく、その時、その時の現場でできる
ことの最善を、そこにいる人員と装備でする、これにつきるのではないかと
思った最終話だった。(これと似たようなことをドラマ「コード・ブルー」
の時にも書いたなぁ。)
最終回なので、小日向や井川も出てくるかとは思っていたけれど、予想以上に
短い時間でちょっと残念でした。
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