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アリセプト(塩酸ドネペジル) †
ダウン症患者は加齢とともにアルツハイマー病と類似した病態となる。60歳では75%g
比較的若年のうちから退行が見られ、発後の減少、文字を書かない、意欲の減退などが生じる
アルツハイマー病の治療薬であるアリセプトの服用を継続すると、いったん獲得しながら年齢とともに失われていく能力を再獲得することが報告された。
朝の起床がスムーズに行く、文字を書くようになる、発語が増える、意欲が出るなどの効果が観察された。
治験として二重盲検で行っているにもかかわらず、偽薬かどうかわかってしまうほどの差が出た。
副作用は下痢、腹痛、失禁などで、意欲の亢進からパニックや攻撃性の亢進なども見られた。
正常人に比べ同じ投与量でも血中濃度が高くなり、血中濃度の測定が必須と考えられた。
ダウン症患者のQOL改善に大きく貢献する可能性がある。
(ダウン症患者に対するアリセプトの投与は保険適応になっていないため、あくまで治験の段階です。詳しくは長崎大学医学部歯学部附属病院遺伝カウンセリング室まで)
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